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47:春の旅立ち
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暖かい日が続き、ダルバ村の雪が溶け始めた。木々に萌黄色の新芽が出るようになり、ダルバ村に春が訪れた。
明日、キリリク村へと向かって旅立つ。今日は、昼間から家族皆で宴をすることになった。この日の為に、ガルバーンは、兄達と共に狩りに行き、鹿と猪を狩ってきた。女衆とロルフがご馳走を作り、昼間から酒を出してきて、宴の始まりである。
ガルバーンは、キツい蒸留酒を飲みながら、ハルーや兄嫁達と楽しそうに笑っているロルフを眺めていた。ロルフは、すっかりハルー達と仲良しになっている。甥っ子達もロルフに懐いている。ロルフが穏やかで優しく、人一倍働き者だからだろう。ロルフは、ハルーから色んな料理を習っていた。キリリク村に帰っても、ガルバーンが家族の味を忘れないようにと。その気遣いが嬉しくて、少し擽ったい。ガルバーンは、本当にロルフから大事にされていると思う。
兄達と黙々と蒸留酒を飲んでいると、顔が赤いロルフがやって来た。手には、焼き菓子を盛った皿を持っている。
ガルバーンのすぐ隣に来たロルフが、酒精で赤らんだ顔で、へらっと笑った。
「ガル。これ、食べました? すごく美味しいです! 作り方をマリーナ義姉さんに習ったんで、帰っても作りますね!」
「あぁ」
「えへへへ。字を習っておいてよかったです。覚えたい事を書いて残せるから」
「ん」
ロルフは、ハルー達から習ったことを、王都で買った中身が白い本に書き留めていた。多分、ガルバーンの為だ。それが嬉しくて、胸の奥がぽかぽかする。
ロルフにすすめられて食べた焼き菓子は、甘くて、とても美味しかった。ガルバーンが蒸留酒片手に焼き菓子をいくつも食べていると、ロルフがガルバーンに寄りかかり、すぴーと寝息を立て始めた。きっと兄嫁達にワインを沢山飲まされたのだろう。兄達もだが、兄嫁達も酒が好きだ。皆、キツい蒸留酒を好んで飲むが、ロルフ用に、ワインも用意していた。兄嫁達につられて、ロルフも早いペースでワインを飲んだのだろう。
ガルバーンは、穏やかな顔で寝落ちたロルフを横抱きに抱っこして、そのまま蒸留酒を飲んだ。
酒精でほんのりと顔が赤らんでいるハルーがやって来て、ガルバーンの側に腰掛け、眠るロルフの頬をつんつんと突いた。
「ふふふっ。ロルフったら寝ちゃったわねぇ。可愛いわぁ」
「あぁ」
「ガル。ロルフを大事にしなきゃ駄目よ。ロルフは絶対に貴方のことを大事にしてくれるから。2人で幸せであり続けなさいね」
「ん」
「ロルフがね、手紙を書いてくれるんですって! ガルもちゃんと一緒に手紙を書きなさいよ。こっちはいつだって心配してるんだからね! 親なんだから!」
「分かった」
「……ガルのお婿さんがロルフでよかったわ。本当に、優しい子。……ガル。離れていても、私達はずっと家族よ。それを忘れないで。貴方のことを愛しているのは、ロルフだけじゃないのよ」
「……ん。お袋」
「なぁに?」
「ありがとう」
「……やっだ! なんか湿っぽくなっちゃう! ほらほら。ロルフの分まで飲みなさいな!」
「ん」
ガルバーンは、ハルーになみなみとグラスに蒸留酒を注がれた。キツい酒精の蒸留酒を飲み干しながら、ガルバーンは、いつになく家族達と話をした。普段は殆ど喋らない父や兄達も、いつもよりずっと口数が多かった。
キリリク村と、ダルバ村は、離れ過ぎている。これが、最初で最後の里帰りになる可能性が高い。ガルバーンの家族とは、もしかしたら、二度と会うことはないかもしらない。
ガルバーンは、家族の笑顔をしっかり覚えていようと、宴が終わるまで、ロルフを抱っこしたまま、家族皆とお喋りした。
翌朝。ガルバーンは、旅装のロルフと共に、オルフ達に荷物を括り付けていた。今日、ダルバ村を旅立つ。
旅立つ準備が整うと、見送りに外に出ていた父・バルドールから名前を呼ばれた。
「ガルバーン」
「親父」
「これを」
「ん」
「お前達の旅のお守りだ」
「……ありがとう」
「お前達に幸多きことを祈る。ロルフを愛して、愛されろ。そうすれば、自然と幸せでいられる」
「……ん」
バルドールから渡されたのは、小刀だった。鞘や柄は、バルドールが作ってくれたのだろう。丁寧な彫り物が施してあった。
ハルーがロルフに抱きついて、ロルフの頭を撫でた。ロルフから身体を離したハルーが、今度はガルバーンに抱きついてきた。抱きとめれば、ハルーが顔を上げ、にっこり優しく笑った。
「涙でさよならは好きじゃないわ。ガル。笑ってちょうだい。また、きっと会えるでしょう。いつでも帰ってきなさい! ロルフと一緒にね!」
「あぁ。お袋。元気で」
「ふふっ。ひ孫が生まれるし、まだまだ元気で長生きしてやるわよ!」
「ん」
「ロルフ」
「はい」
「ガルのこと、よろしくね」
「はいっ! 一緒に幸せでいます!」
「あはっ! 頼もしいわ! さぁ、2人とも! いってらっしゃい! 気をつけるのよ! 帰り着いたら、絶対に手紙を書くこと!」
「あぁ」
「はいっ! お義父さん、お義母さん、本当にありがとうございました!」
「親父、お袋。行ってくる」
「「いってらっしゃい」」
ガルバーンは、いつも通りの無表情のバルドールと、満面の笑顔のハルーに見送られて、ロルフと共に馬に乗り、ダルバ村を出た。兄達とは、昨日のうちに別れを済ませている。
雪が残る道を、ぽっくりぽっくりとオルフを歩かせていると、隣を行くロルフが手を伸ばしてきた。ロルフの手を握れば、ロルフが寂しそうに笑った。
「楽しかったですね」
「あぁ」
「王都で便箋と封筒をいっぱい買わなきゃですね」
「ん」
「ガル。また、里帰りしましょうね。僕達の家族に会いに」
「……あぁ。ロルフ」
「はい」
「キリリク村に帰ろう。俺達の帰る場所は、キリリク村のあの家だ」
「……はいっ!」
ロルフが、ちょっと泣きそうな不細工な顔で笑った。ガルバーンは、熱くなる目頭を無視して、ロルフの手を繋いだまま、前を向いた。ガルバーンは、もうキリリク村のガルバーンだ。ガルバーンが帰る場所は、キリリク村のロルフの家だ。ガルバーンは、ロルフに嫁いで幸せなのだから。故郷を離れる寂しさは確かにあるが、ガルバーンは、ロルフと一生を共にすると決めている。ロルフと、何気ない事で笑いあって、寄り添って熱を分け合って、幸せであり続けたい。その為の努力は惜しまない。
ガルバーンは、ロルフとのんびり馬に乗って麓の町へと向かいながら、一度だけダルバ村の方へ振り返って、また前を向いた。
明日、キリリク村へと向かって旅立つ。今日は、昼間から家族皆で宴をすることになった。この日の為に、ガルバーンは、兄達と共に狩りに行き、鹿と猪を狩ってきた。女衆とロルフがご馳走を作り、昼間から酒を出してきて、宴の始まりである。
ガルバーンは、キツい蒸留酒を飲みながら、ハルーや兄嫁達と楽しそうに笑っているロルフを眺めていた。ロルフは、すっかりハルー達と仲良しになっている。甥っ子達もロルフに懐いている。ロルフが穏やかで優しく、人一倍働き者だからだろう。ロルフは、ハルーから色んな料理を習っていた。キリリク村に帰っても、ガルバーンが家族の味を忘れないようにと。その気遣いが嬉しくて、少し擽ったい。ガルバーンは、本当にロルフから大事にされていると思う。
兄達と黙々と蒸留酒を飲んでいると、顔が赤いロルフがやって来た。手には、焼き菓子を盛った皿を持っている。
ガルバーンのすぐ隣に来たロルフが、酒精で赤らんだ顔で、へらっと笑った。
「ガル。これ、食べました? すごく美味しいです! 作り方をマリーナ義姉さんに習ったんで、帰っても作りますね!」
「あぁ」
「えへへへ。字を習っておいてよかったです。覚えたい事を書いて残せるから」
「ん」
ロルフは、ハルー達から習ったことを、王都で買った中身が白い本に書き留めていた。多分、ガルバーンの為だ。それが嬉しくて、胸の奥がぽかぽかする。
ロルフにすすめられて食べた焼き菓子は、甘くて、とても美味しかった。ガルバーンが蒸留酒片手に焼き菓子をいくつも食べていると、ロルフがガルバーンに寄りかかり、すぴーと寝息を立て始めた。きっと兄嫁達にワインを沢山飲まされたのだろう。兄達もだが、兄嫁達も酒が好きだ。皆、キツい蒸留酒を好んで飲むが、ロルフ用に、ワインも用意していた。兄嫁達につられて、ロルフも早いペースでワインを飲んだのだろう。
ガルバーンは、穏やかな顔で寝落ちたロルフを横抱きに抱っこして、そのまま蒸留酒を飲んだ。
酒精でほんのりと顔が赤らんでいるハルーがやって来て、ガルバーンの側に腰掛け、眠るロルフの頬をつんつんと突いた。
「ふふふっ。ロルフったら寝ちゃったわねぇ。可愛いわぁ」
「あぁ」
「ガル。ロルフを大事にしなきゃ駄目よ。ロルフは絶対に貴方のことを大事にしてくれるから。2人で幸せであり続けなさいね」
「ん」
「ロルフがね、手紙を書いてくれるんですって! ガルもちゃんと一緒に手紙を書きなさいよ。こっちはいつだって心配してるんだからね! 親なんだから!」
「分かった」
「……ガルのお婿さんがロルフでよかったわ。本当に、優しい子。……ガル。離れていても、私達はずっと家族よ。それを忘れないで。貴方のことを愛しているのは、ロルフだけじゃないのよ」
「……ん。お袋」
「なぁに?」
「ありがとう」
「……やっだ! なんか湿っぽくなっちゃう! ほらほら。ロルフの分まで飲みなさいな!」
「ん」
ガルバーンは、ハルーになみなみとグラスに蒸留酒を注がれた。キツい酒精の蒸留酒を飲み干しながら、ガルバーンは、いつになく家族達と話をした。普段は殆ど喋らない父や兄達も、いつもよりずっと口数が多かった。
キリリク村と、ダルバ村は、離れ過ぎている。これが、最初で最後の里帰りになる可能性が高い。ガルバーンの家族とは、もしかしたら、二度と会うことはないかもしらない。
ガルバーンは、家族の笑顔をしっかり覚えていようと、宴が終わるまで、ロルフを抱っこしたまま、家族皆とお喋りした。
翌朝。ガルバーンは、旅装のロルフと共に、オルフ達に荷物を括り付けていた。今日、ダルバ村を旅立つ。
旅立つ準備が整うと、見送りに外に出ていた父・バルドールから名前を呼ばれた。
「ガルバーン」
「親父」
「これを」
「ん」
「お前達の旅のお守りだ」
「……ありがとう」
「お前達に幸多きことを祈る。ロルフを愛して、愛されろ。そうすれば、自然と幸せでいられる」
「……ん」
バルドールから渡されたのは、小刀だった。鞘や柄は、バルドールが作ってくれたのだろう。丁寧な彫り物が施してあった。
ハルーがロルフに抱きついて、ロルフの頭を撫でた。ロルフから身体を離したハルーが、今度はガルバーンに抱きついてきた。抱きとめれば、ハルーが顔を上げ、にっこり優しく笑った。
「涙でさよならは好きじゃないわ。ガル。笑ってちょうだい。また、きっと会えるでしょう。いつでも帰ってきなさい! ロルフと一緒にね!」
「あぁ。お袋。元気で」
「ふふっ。ひ孫が生まれるし、まだまだ元気で長生きしてやるわよ!」
「ん」
「ロルフ」
「はい」
「ガルのこと、よろしくね」
「はいっ! 一緒に幸せでいます!」
「あはっ! 頼もしいわ! さぁ、2人とも! いってらっしゃい! 気をつけるのよ! 帰り着いたら、絶対に手紙を書くこと!」
「あぁ」
「はいっ! お義父さん、お義母さん、本当にありがとうございました!」
「親父、お袋。行ってくる」
「「いってらっしゃい」」
ガルバーンは、いつも通りの無表情のバルドールと、満面の笑顔のハルーに見送られて、ロルフと共に馬に乗り、ダルバ村を出た。兄達とは、昨日のうちに別れを済ませている。
雪が残る道を、ぽっくりぽっくりとオルフを歩かせていると、隣を行くロルフが手を伸ばしてきた。ロルフの手を握れば、ロルフが寂しそうに笑った。
「楽しかったですね」
「あぁ」
「王都で便箋と封筒をいっぱい買わなきゃですね」
「ん」
「ガル。また、里帰りしましょうね。僕達の家族に会いに」
「……あぁ。ロルフ」
「はい」
「キリリク村に帰ろう。俺達の帰る場所は、キリリク村のあの家だ」
「……はいっ!」
ロルフが、ちょっと泣きそうな不細工な顔で笑った。ガルバーンは、熱くなる目頭を無視して、ロルフの手を繋いだまま、前を向いた。ガルバーンは、もうキリリク村のガルバーンだ。ガルバーンが帰る場所は、キリリク村のロルフの家だ。ガルバーンは、ロルフに嫁いで幸せなのだから。故郷を離れる寂しさは確かにあるが、ガルバーンは、ロルフと一生を共にすると決めている。ロルフと、何気ない事で笑いあって、寄り添って熱を分け合って、幸せであり続けたい。その為の努力は惜しまない。
ガルバーンは、ロルフとのんびり馬に乗って麓の町へと向かいながら、一度だけダルバ村の方へ振り返って、また前を向いた。
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