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12:したくもない性教育講座
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ガルバーンは、鈍く痛み始めた顳顬を指先で揉みつつ、目の前できょとんとした顔をしているロルフを見た。
ロルフは、いきなり、夫婦の情を抱いているとか言い出した癖に、夜の夫婦生活、すなわち、セックスの知識は、ほぼ無いようだ。
口下手な自分が、いい歳した男に性教育をせねばいけないのかと思うと、頭が痛くなってくる。
夫婦なのだから、夫婦の情が湧く。そこまではいい。だが、夫婦の情が湧けば、自然とキスやセックスがしたくなるものではないのか。普通。どうもロルフは、男同士だから、セックスは自分達に無関係だと思っているようである。
ガルバーンは、突然のロルフの告白に、頭も心もついてきていないが、とりあえず、ロルフには最低限の性知識は必要だと思う。
ガルバーンは、どこからどう話そうかと暫し悩んでから、口を開いた。
「まず、普通の男女の夜の夫婦生活だが」
「あ、はい」
「その、お前も朝勃ちはするだろう」
「普通にしますけど」
「……勃起したナニを、女の……あー……挿れる専用の穴? に挿れる。で、中で射精する。すると、子供ができる」
「はぁ……そうなんですね。人間も山羊の交尾とかと一緒なんですねー。知らなかったー」
「嘘だろおい」
「え? いやだって、そういう話をする人とかいなかったですし」
「……友達とか……」
「誰が可愛いなぁとか、そういう話はしてました」
「この村は無垢な男しかいないのか!?」
「え? さぁ? どうなんでしょう? あっ! でも、セックスって言葉くらいは知ってましたよ! 夜の夫婦生活のことだって! ただ、具体的な内容を知らなかっただけです!」
「んんっ。とにかく、夜の夫婦生活は、そういうものだ」
「やっぱり、僕達には関係無いんじゃないですか? だって、男だから、挿れる専用の穴なんて無いですし」
「……男同士の場合は、尻の穴に挿れる」
「なにを?」
「ナニを」
「…………」
「…………」
「うんこ出す穴ですけど!?」
「世の中には、男同士でも気軽にアレできるような便利な魔導具とかがあるんだ」
「え? え? えぇ?」
「……で」
「あ、はい」
「ここまで聞いて、まだ俺に夫婦の情があると言うのか」
ロルフが困惑した顔をしながら、おずおずと口を開いた。
「えっと、えっと、その、夜の夫婦生活をガルとするのは、全く想像もできないんですけど、ガルのことが好きなのは確かです」
「親愛とか、友愛とか、そういうものの可能性は」
「えー? んー。どうなんでしょう。僕の中では、夫婦の情が一番しっくりきます」
「俺とキスをしたりしたいのか」
「え? んーー。ガルがしたいなら別に平気かも?」
「嘘だろおい」
「嘘ついてどうするんですかー」
「ちょっ、ちょっと待て」
「あ、はい」
ガルバーンは、どんどん熱くなる顔を両手で覆って隠した。突然、好きだと言われて、ガルバーンがしたいならキスをしても大丈夫だと言われた。
ガルバーンは、ロルフのことが本当に大事である。ロルフのお陰で、楽に呼吸ができるようになった。ロルフと暮らす日々は、毎日が楽しくて、忙しいが充実していて、とても心が満たされる。ガルバーンがロルフに抱いている好意は、もしかして、ロルフと同じ『夫婦の情』なのだろうか。ロルフとセックスをしたいとは思わない。キスもしたいとは、特別思わない。ただ、ずっとロルフの側にいて、一緒に暮らしていきたい。
ガルバーンは、『夫婦の情』の定義にまで思考を飛ばした後で、すん、と考えるのをやめた。ロルフはガルバーンが好き。ガルバーンもロルフが好き。でも、それはお互いに肉欲込みのものではない。これで結論としては問題無い。問題無い筈だ。問題無いと信じたい。
ガルバーンは、大きく深呼吸すると、再度、ロルフに確認した。
「お前は、俺のことが夫婦の情という意味で好きなんだな」
「はい。ずっと一緒に暮らして、ガルを大事にしたいです」
「……そうか。その、俺、俺も同じことを思っている」
「わぁ! やったぁ! 本当の夫婦って感じですね」
「あ、うん。そうだな」
「夫婦って、時間をかけて夫婦になっていくものなんですねぇ」
「……そうだな」
「ガル。ガルは僕とキスをしたいんですか?」
「いや、別に」
「じゃあ、やっぱり夜の夫婦生活は、僕達には関係無いですね」
「……そうだな……」
「じゃあ、そろそろ朝ご飯を作りましょうか。早く食べちゃわないと。今日もやる事がいっぱいですよ」
「あぁ」
ガルバーンは、椅子から立ち上がった普段通りのロルフを見上げて、本当に考えることをやめた。ガルバーンは、椅子から立ち上がり、ロルフと一緒に台所に向かいながら、ロルフに気づかれないように、小さく溜め息を吐いた。
ロルフに対する思いは、肉欲込みのものなんかじゃない。それでも、何故だか、少しだけ残念に思っている自分がいる。これは一体なんなのか。
ガルバーンは、刻みかけの野菜を刻み始めながら、チラッと、昨日仕込んでいたパン種を型に入れて、パンを焼き始めたロルフを見た。
性教育講座をしても、ロルフは普通である。ガルバーンを性的な目で見ていないのは明白だ。それを、ほんのちょっぴり残念に思う自分がいる。自分は、ロルフとキスをして、セックスもしたいのだろうか。男女のセックスの仕方くらいは、一応知識があるが、男同士のセックスの仕方なんて、ちょっと小耳に挟んだ程度の知識しか無い。仮に、ロルフがガルバーンとセックスをしたがっても、大惨事になる予感しかしない。これは、念の為、男同士のセックスの仕方の知識を仕入れておくべきなのか。
ガルバーンは、その日、ずっと悶々としながら、1日の仕事をこなした。
夜。ガルバーンは、部屋に引き上げると、以前訪れたドルーガに押しつけられた便箋と封筒を、書き物机の引き出しから取り出した。読み書きは、一応できるが、好きではない。が、今はそんな事を言っている場合ではない。万が一の場合を考えて、男同士のセックスの仕方を、ガルバーンだけでも知っておくべきだ。
ガルバーンは、ドルーガに手紙を書いた。『男同士のセックスの仕方を教えろ。必要なものも送れ』と。
明日の朝一で、郵便屋に持っていけば、遅くとも半年後には、返事がくるだろう。キリリク村は、国の端っこにあるので、王都との距離は、馬で旅して片道3ヶ月程かかる。
ガルバーンは、なんとなく溜め息を連発しながら、ベッドに上がり、もぞもぞと布団に潜り込んだ。
ガルバーンとて、ロルフのことが好きだし、一番大事にしたい存在である。だが、自分が、ロルフとキスをしたり、セックスがしたいのかは分からない。ガルバーンにとっても、男同士のセックスは、未知の世界と言ってもいい。そもそも、ガルバーンは童貞だ。一度だけ、ドルーガに王都の花街に連れて行かれた事があるが、玄人の娼婦から、泣いて断られた。ペニスがデカ過ぎて無理だと。
ガルバーンのペニスは、体格相応にデカい。ペニスを挿れる為の穴がある女、しかもセックスをすることに慣れきった玄人の女にすら、断られる程のデカさである。仮に、ロルフがセックスがしたいと言い出したとしても、ロルフのアナルにガルバーンのペニスが入るとは思えない。そうなると、ガルバーンが、ロルフのペニスを受け入れることしかできないということになる。
自分のアナルにペニスを突っ込まれるところを想像するだけで、そわっと鳥肌が立った。
ガルバーンは、とにかく暫くは様子見をして、ドルーガからの返事を待つと決めた。
寝落ちる寸前、ガルバーンは、ふと、ロルフに求められたら、キスくらいならしてもいいかも、と思った。
その意味は、今は深く考えない。
ロルフは、いきなり、夫婦の情を抱いているとか言い出した癖に、夜の夫婦生活、すなわち、セックスの知識は、ほぼ無いようだ。
口下手な自分が、いい歳した男に性教育をせねばいけないのかと思うと、頭が痛くなってくる。
夫婦なのだから、夫婦の情が湧く。そこまではいい。だが、夫婦の情が湧けば、自然とキスやセックスがしたくなるものではないのか。普通。どうもロルフは、男同士だから、セックスは自分達に無関係だと思っているようである。
ガルバーンは、突然のロルフの告白に、頭も心もついてきていないが、とりあえず、ロルフには最低限の性知識は必要だと思う。
ガルバーンは、どこからどう話そうかと暫し悩んでから、口を開いた。
「まず、普通の男女の夜の夫婦生活だが」
「あ、はい」
「その、お前も朝勃ちはするだろう」
「普通にしますけど」
「……勃起したナニを、女の……あー……挿れる専用の穴? に挿れる。で、中で射精する。すると、子供ができる」
「はぁ……そうなんですね。人間も山羊の交尾とかと一緒なんですねー。知らなかったー」
「嘘だろおい」
「え? いやだって、そういう話をする人とかいなかったですし」
「……友達とか……」
「誰が可愛いなぁとか、そういう話はしてました」
「この村は無垢な男しかいないのか!?」
「え? さぁ? どうなんでしょう? あっ! でも、セックスって言葉くらいは知ってましたよ! 夜の夫婦生活のことだって! ただ、具体的な内容を知らなかっただけです!」
「んんっ。とにかく、夜の夫婦生活は、そういうものだ」
「やっぱり、僕達には関係無いんじゃないですか? だって、男だから、挿れる専用の穴なんて無いですし」
「……男同士の場合は、尻の穴に挿れる」
「なにを?」
「ナニを」
「…………」
「…………」
「うんこ出す穴ですけど!?」
「世の中には、男同士でも気軽にアレできるような便利な魔導具とかがあるんだ」
「え? え? えぇ?」
「……で」
「あ、はい」
「ここまで聞いて、まだ俺に夫婦の情があると言うのか」
ロルフが困惑した顔をしながら、おずおずと口を開いた。
「えっと、えっと、その、夜の夫婦生活をガルとするのは、全く想像もできないんですけど、ガルのことが好きなのは確かです」
「親愛とか、友愛とか、そういうものの可能性は」
「えー? んー。どうなんでしょう。僕の中では、夫婦の情が一番しっくりきます」
「俺とキスをしたりしたいのか」
「え? んーー。ガルがしたいなら別に平気かも?」
「嘘だろおい」
「嘘ついてどうするんですかー」
「ちょっ、ちょっと待て」
「あ、はい」
ガルバーンは、どんどん熱くなる顔を両手で覆って隠した。突然、好きだと言われて、ガルバーンがしたいならキスをしても大丈夫だと言われた。
ガルバーンは、ロルフのことが本当に大事である。ロルフのお陰で、楽に呼吸ができるようになった。ロルフと暮らす日々は、毎日が楽しくて、忙しいが充実していて、とても心が満たされる。ガルバーンがロルフに抱いている好意は、もしかして、ロルフと同じ『夫婦の情』なのだろうか。ロルフとセックスをしたいとは思わない。キスもしたいとは、特別思わない。ただ、ずっとロルフの側にいて、一緒に暮らしていきたい。
ガルバーンは、『夫婦の情』の定義にまで思考を飛ばした後で、すん、と考えるのをやめた。ロルフはガルバーンが好き。ガルバーンもロルフが好き。でも、それはお互いに肉欲込みのものではない。これで結論としては問題無い。問題無い筈だ。問題無いと信じたい。
ガルバーンは、大きく深呼吸すると、再度、ロルフに確認した。
「お前は、俺のことが夫婦の情という意味で好きなんだな」
「はい。ずっと一緒に暮らして、ガルを大事にしたいです」
「……そうか。その、俺、俺も同じことを思っている」
「わぁ! やったぁ! 本当の夫婦って感じですね」
「あ、うん。そうだな」
「夫婦って、時間をかけて夫婦になっていくものなんですねぇ」
「……そうだな」
「ガル。ガルは僕とキスをしたいんですか?」
「いや、別に」
「じゃあ、やっぱり夜の夫婦生活は、僕達には関係無いですね」
「……そうだな……」
「じゃあ、そろそろ朝ご飯を作りましょうか。早く食べちゃわないと。今日もやる事がいっぱいですよ」
「あぁ」
ガルバーンは、椅子から立ち上がった普段通りのロルフを見上げて、本当に考えることをやめた。ガルバーンは、椅子から立ち上がり、ロルフと一緒に台所に向かいながら、ロルフに気づかれないように、小さく溜め息を吐いた。
ロルフに対する思いは、肉欲込みのものなんかじゃない。それでも、何故だか、少しだけ残念に思っている自分がいる。これは一体なんなのか。
ガルバーンは、刻みかけの野菜を刻み始めながら、チラッと、昨日仕込んでいたパン種を型に入れて、パンを焼き始めたロルフを見た。
性教育講座をしても、ロルフは普通である。ガルバーンを性的な目で見ていないのは明白だ。それを、ほんのちょっぴり残念に思う自分がいる。自分は、ロルフとキスをして、セックスもしたいのだろうか。男女のセックスの仕方くらいは、一応知識があるが、男同士のセックスの仕方なんて、ちょっと小耳に挟んだ程度の知識しか無い。仮に、ロルフがガルバーンとセックスをしたがっても、大惨事になる予感しかしない。これは、念の為、男同士のセックスの仕方の知識を仕入れておくべきなのか。
ガルバーンは、その日、ずっと悶々としながら、1日の仕事をこなした。
夜。ガルバーンは、部屋に引き上げると、以前訪れたドルーガに押しつけられた便箋と封筒を、書き物机の引き出しから取り出した。読み書きは、一応できるが、好きではない。が、今はそんな事を言っている場合ではない。万が一の場合を考えて、男同士のセックスの仕方を、ガルバーンだけでも知っておくべきだ。
ガルバーンは、ドルーガに手紙を書いた。『男同士のセックスの仕方を教えろ。必要なものも送れ』と。
明日の朝一で、郵便屋に持っていけば、遅くとも半年後には、返事がくるだろう。キリリク村は、国の端っこにあるので、王都との距離は、馬で旅して片道3ヶ月程かかる。
ガルバーンは、なんとなく溜め息を連発しながら、ベッドに上がり、もぞもぞと布団に潜り込んだ。
ガルバーンとて、ロルフのことが好きだし、一番大事にしたい存在である。だが、自分が、ロルフとキスをしたり、セックスがしたいのかは分からない。ガルバーンにとっても、男同士のセックスは、未知の世界と言ってもいい。そもそも、ガルバーンは童貞だ。一度だけ、ドルーガに王都の花街に連れて行かれた事があるが、玄人の娼婦から、泣いて断られた。ペニスがデカ過ぎて無理だと。
ガルバーンのペニスは、体格相応にデカい。ペニスを挿れる為の穴がある女、しかもセックスをすることに慣れきった玄人の女にすら、断られる程のデカさである。仮に、ロルフがセックスがしたいと言い出したとしても、ロルフのアナルにガルバーンのペニスが入るとは思えない。そうなると、ガルバーンが、ロルフのペニスを受け入れることしかできないということになる。
自分のアナルにペニスを突っ込まれるところを想像するだけで、そわっと鳥肌が立った。
ガルバーンは、とにかく暫くは様子見をして、ドルーガからの返事を待つと決めた。
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