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7:客人
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春が過ぎ去り、初夏を迎えた。作物が元気に育っているが、同時に雑草も元気いっぱいになるので、畑の草むしりで忙しい時期になった。飼っている山羊達にも手伝ってもらっているが、たまに作物まで食べてしまうのが、玉に瑕である。ロルフは、毎日、朝から晩まで、ガルバーンと忙しく働く日々を送っている。
初夏にしては、やたら暑い日の早朝。
2人で朝食を食べていると、玄関の呼び鈴が鳴った。ロルフは、思わずガルバーンと顔を見合わせた。ロルフの家に、客が来ることがなんて、滅多に無い。しかも、こんな朝早くに来るだなんて、一体誰だろうか。
ロルフは、疑問に思いながら、急いで玄関に向かった。
玄関のドアを開けると、そこには、背が高い赤毛の美丈夫が立っていた。旅装をしているので、旅人だろう。腰には剣を下げている。旅人が、一体何の用なのだろうか。
赤毛の美丈夫が、にこやかな笑みを浮かべて、口を開いた。
「おはようございます。ガルバーンの家は、此処であっていますか?」
「お、おはようございます。えっと、はい。ガルにご用ですか? えっと、えっと、すぐに呼んできます。あ、いや、ど、どうぞ、お入りください。その、散らかってますけど……」
「それではお邪魔します。あぁ。俺はドルーガと申します。ガルバーンの戦友みたいなもんです」
「は、はぁ……あ、えっと、僕はロルフです。ど、どうぞ、中へ」
「ありがとう」
ロルフは、突然現れたガルバーンの戦友というドルーガにとても驚いたが、とりあえずガルバーンに会わせた方がいいと思って、ドルーガを家の中に招き入れた。居間のテーブルでは、ガルバーンが、マイペースに朝食を食べていた。ロルフは、パタパタとガルバーンに駆け寄って、もっもっと口いっぱいにパンを頬張っているガルバーンに声をかけた。
「ガル。ガルにお客さん。ドルーガさんって人。えっと、戦友だって言ってたけど……」
「……ん。ドルーガ」
「よぉ。ガル。久しぶりだな」
「何の用だ」
「おいおい。相変わらずの無愛想っぷりだな。久しぶりに会ったんだ。ハグして泣いて喜べよ」
「断る」
「ははっ! いやなに。陛下から命じられてね。お前の様子を見てこいってさ」
「隊長格のお前がする仕事ではないだろう」
「ガルと親しいからって事らしいぜ。まぁ、手紙の一つもくれない、つれない野郎の面を拝みに来たのよ」
「そうか」
「あ、あのー……お、お話中、すいません。ドルーガさん。朝ご飯は召し上がりましたか?」
「いや? さっきこの村に着いたばっかり」
「あ、えっと、じゃあ、その、たっ、大したものはお出しできないんですけど、えっと、よかったら、朝ご飯、如何ですか?」
「それはありがたい。ガルの伴侶殿はお優しい」
「え、いや、えっと、よっ! 用意してきます!」
ドルーガの爽やかな笑顔に、なんとなく圧倒されて、ロルフは逃げるように台所へ向かった。スープやパンを少し多めに作っておいてよかった。ガルバーンのお代わりが無くなるが、今回だけはちょっと我慢してもらいたい。
あんな美丈夫、初めて見た。王都みたいな都会には、ああいう美しい人が沢山いるのだろうか。ロルフは、パンを軽く焼き直して温め、スープも温め直すと、香草茶を淹れ、お盆にのせて、居間のテーブルに運んだ。
居間に行けば、ガルバーンが、いつもの無表情でドルーガと話していた。聞かない方がいいのかなぁ、どうしたらいいのかなぁと思いつつ、ロルフは、テーブルにおずおずと近寄って、椅子に座るドルーガの前に、朝食を並べた。
「あ、あの、大したものでなくて申し訳ないんですけど、よかったら、どうぞ……」
「ありがとう。ロルフ殿。ありがたくご馳走になるよ」
「あ、はい」
「ロルフ殿も朝食の途中だったのだろう? すまないね。先触れもなく訪ねてしまって。どうぞ、朝食の続きを」
「あ、えっと、あ、じゃ、じゃあ、そうさせてもらいます……」
ロルフの分の朝食は、ガルバーンの席の隣に移動されていた。いつもは、4人がけのテーブルで、ガルバーンと向かい合って食べている。ロルフは、ガルバーンの隣に座り、少し冷めた朝食の残りを食べ始めた。
冬に作った干し肉と野菜を沢山入れたスープを食べたドルーガが、ぱぁっと顔を輝かせた。
「これは美味いな。ガルにこんなに美味い料理が作れるとは思えないから、これはロルフ殿が?」
「あ、はい。あ、でも、ガルに手伝ってもらいました」
「ほー。……ふむ。揃いの耳飾りもして、夫婦仲はよろしいようだ」
「は、はぁ……」
「ガルに聞くより、貴方に聞いた方が早そうだ。率直に聞くけど、ガルはこの国から出奔しそうかな?」
「えっ!? ガル!? 此処から出ていくんですか!?」
「出ていく訳あるか」
「あ、なんだ。よかったぁ」
「はっはっは! なんだ。男と結婚したから、隙を見て出奔するとでも思っていたが、本当に仲良くやっているんだな。ふむ。これは陛下にいい報告ができそうだ」
「ドルーガ。陛下に伝えろ。ロルフと離婚はしないし、国を出るつもりはない。ただし、いらん事をするようなら、ロルフを連れて国を出る」
「ふはっ。伝えておこう。ぶっちゃけた話、陛下はまだ姫君をお前に嫁がせたいらしい。売れ残りの姫君の嫁ぎ先が欲しいのと、お前に確実な首輪を着ける為にな」
「ちっ。面倒な」
「やー。うちの末姫様は、見た目だけは愛らしいが、性格は我儘放題で面倒臭いからなぁ。結婚が中々決まらず、もう歳も22になるし、陛下も焦っているのよ」
「知らん話だ」
「まぁ、陛下には、婿殿と仲良くイチャイチャしていたと報告しておこう。甘々過ぎて、砂を吐くかと思ったと」
「イチャイチャはしていない」
「大袈裟に報告しておいた方がいいだろ? 仮にお前が出奔してみろ。捜索して始末させられるのは、俺達だぜ? そんなのごめんだね。あの地獄を共に生き抜いた仲なんだ。俺達に、お前に剣を向けさせないでくれよ」
「あぁ」
「この村には宿はあるか? 二泊くらいしたら、また王都に戻るんだが」
「一軒だけある。場所は村の中心部だ」
「おっ。ありがたいね。ロルフ殿」
「へぁっ!? あ、はい」
「貴方の人となりを少し知っておきたい。2日程、観察させていただく。なに、観察なんて大袈裟な言い方をしたが、遠目に眺めているだけだよ。貴方は、いつも通りの事をしてくれていたらいい」
「あ、えっと、は、はい……」
「ドルーガ」
「なんだい? ガル」
「どうせなら手伝え。忙しいんだ。こっちは」
「えー。俺ってば、剣を振るうしか能がないんだけど」
「乳搾りくらい、子供でもできる。やれ。ロルフが教える」
「んー。じゃあ、やってみますかね。ロルフ殿。ご指導よろしく頼みます」
「あ、はい」
なんだか、一番大事な話は終わったようである。ロルフはちょうど朝食を食べ終わった。器用に話しながら食べていたガルバーンとドルーガも食べ終わったので、ロルフはとりあえず、後片付けをしようと動き始めた。
いつも通り、ガルバーンと一緒に、使った食器や鍋類を洗って、拭いて、片付けている様子を、台所の入り口で、ドルーガがどこか面白そうに眺めていた。
「なんか所帯染みてるなぁ。ガル」
「当然だろう。俺は嫁だ」
「それが面白過ぎて堪んないわ。ロルフ殿は、こんな無愛想な大男が嫁でいいのかい?」
「え? えっと、えっと、ガルは、いつもいっぱい助けてくれてます。ガルが一緒に住んでくれるようになってから、えっと、その……寂しいと思うことが無くなりました」
「ロルフ殿のご家族は?」
「……8年前に、魔物の群れの襲撃で、皆、亡くなってます」
「そうか。不躾なことを聞いてしまって申し訳ない。ご家族の冥福を祈る」
「あ、ありがとうございます」
ドルーガは、なんだかいい人っぽい。ガルバーンとも仲がよかったようで、ガルバーンの口数がいつもより多い。ロルフのことも気を配ってくれている。ロルフは、危険で過酷だったであろう魔王討伐の旅が、ガルバーン1人じゃなくて、ドルーガみたいな人が一緒だったことに、少し安心した。
ドルーガは、2日間、一緒に農作業したりしてから、『熱々夫婦になってたって報告しとくよ』と、爽やかに笑って、帰っていった。
別に、熱々夫婦と呼べるようなものは無いのだが、それでガルバーンが、王から余計な事をされないのであれば、それが一番いい。
ロルフは、ガルバーンと一緒に、王都へ旅立つドルーガを見送った。
初夏にしては、やたら暑い日の早朝。
2人で朝食を食べていると、玄関の呼び鈴が鳴った。ロルフは、思わずガルバーンと顔を見合わせた。ロルフの家に、客が来ることがなんて、滅多に無い。しかも、こんな朝早くに来るだなんて、一体誰だろうか。
ロルフは、疑問に思いながら、急いで玄関に向かった。
玄関のドアを開けると、そこには、背が高い赤毛の美丈夫が立っていた。旅装をしているので、旅人だろう。腰には剣を下げている。旅人が、一体何の用なのだろうか。
赤毛の美丈夫が、にこやかな笑みを浮かべて、口を開いた。
「おはようございます。ガルバーンの家は、此処であっていますか?」
「お、おはようございます。えっと、はい。ガルにご用ですか? えっと、えっと、すぐに呼んできます。あ、いや、ど、どうぞ、お入りください。その、散らかってますけど……」
「それではお邪魔します。あぁ。俺はドルーガと申します。ガルバーンの戦友みたいなもんです」
「は、はぁ……あ、えっと、僕はロルフです。ど、どうぞ、中へ」
「ありがとう」
ロルフは、突然現れたガルバーンの戦友というドルーガにとても驚いたが、とりあえずガルバーンに会わせた方がいいと思って、ドルーガを家の中に招き入れた。居間のテーブルでは、ガルバーンが、マイペースに朝食を食べていた。ロルフは、パタパタとガルバーンに駆け寄って、もっもっと口いっぱいにパンを頬張っているガルバーンに声をかけた。
「ガル。ガルにお客さん。ドルーガさんって人。えっと、戦友だって言ってたけど……」
「……ん。ドルーガ」
「よぉ。ガル。久しぶりだな」
「何の用だ」
「おいおい。相変わらずの無愛想っぷりだな。久しぶりに会ったんだ。ハグして泣いて喜べよ」
「断る」
「ははっ! いやなに。陛下から命じられてね。お前の様子を見てこいってさ」
「隊長格のお前がする仕事ではないだろう」
「ガルと親しいからって事らしいぜ。まぁ、手紙の一つもくれない、つれない野郎の面を拝みに来たのよ」
「そうか」
「あ、あのー……お、お話中、すいません。ドルーガさん。朝ご飯は召し上がりましたか?」
「いや? さっきこの村に着いたばっかり」
「あ、えっと、じゃあ、その、たっ、大したものはお出しできないんですけど、えっと、よかったら、朝ご飯、如何ですか?」
「それはありがたい。ガルの伴侶殿はお優しい」
「え、いや、えっと、よっ! 用意してきます!」
ドルーガの爽やかな笑顔に、なんとなく圧倒されて、ロルフは逃げるように台所へ向かった。スープやパンを少し多めに作っておいてよかった。ガルバーンのお代わりが無くなるが、今回だけはちょっと我慢してもらいたい。
あんな美丈夫、初めて見た。王都みたいな都会には、ああいう美しい人が沢山いるのだろうか。ロルフは、パンを軽く焼き直して温め、スープも温め直すと、香草茶を淹れ、お盆にのせて、居間のテーブルに運んだ。
居間に行けば、ガルバーンが、いつもの無表情でドルーガと話していた。聞かない方がいいのかなぁ、どうしたらいいのかなぁと思いつつ、ロルフは、テーブルにおずおずと近寄って、椅子に座るドルーガの前に、朝食を並べた。
「あ、あの、大したものでなくて申し訳ないんですけど、よかったら、どうぞ……」
「ありがとう。ロルフ殿。ありがたくご馳走になるよ」
「あ、はい」
「ロルフ殿も朝食の途中だったのだろう? すまないね。先触れもなく訪ねてしまって。どうぞ、朝食の続きを」
「あ、えっと、あ、じゃ、じゃあ、そうさせてもらいます……」
ロルフの分の朝食は、ガルバーンの席の隣に移動されていた。いつもは、4人がけのテーブルで、ガルバーンと向かい合って食べている。ロルフは、ガルバーンの隣に座り、少し冷めた朝食の残りを食べ始めた。
冬に作った干し肉と野菜を沢山入れたスープを食べたドルーガが、ぱぁっと顔を輝かせた。
「これは美味いな。ガルにこんなに美味い料理が作れるとは思えないから、これはロルフ殿が?」
「あ、はい。あ、でも、ガルに手伝ってもらいました」
「ほー。……ふむ。揃いの耳飾りもして、夫婦仲はよろしいようだ」
「は、はぁ……」
「ガルに聞くより、貴方に聞いた方が早そうだ。率直に聞くけど、ガルはこの国から出奔しそうかな?」
「えっ!? ガル!? 此処から出ていくんですか!?」
「出ていく訳あるか」
「あ、なんだ。よかったぁ」
「はっはっは! なんだ。男と結婚したから、隙を見て出奔するとでも思っていたが、本当に仲良くやっているんだな。ふむ。これは陛下にいい報告ができそうだ」
「ドルーガ。陛下に伝えろ。ロルフと離婚はしないし、国を出るつもりはない。ただし、いらん事をするようなら、ロルフを連れて国を出る」
「ふはっ。伝えておこう。ぶっちゃけた話、陛下はまだ姫君をお前に嫁がせたいらしい。売れ残りの姫君の嫁ぎ先が欲しいのと、お前に確実な首輪を着ける為にな」
「ちっ。面倒な」
「やー。うちの末姫様は、見た目だけは愛らしいが、性格は我儘放題で面倒臭いからなぁ。結婚が中々決まらず、もう歳も22になるし、陛下も焦っているのよ」
「知らん話だ」
「まぁ、陛下には、婿殿と仲良くイチャイチャしていたと報告しておこう。甘々過ぎて、砂を吐くかと思ったと」
「イチャイチャはしていない」
「大袈裟に報告しておいた方がいいだろ? 仮にお前が出奔してみろ。捜索して始末させられるのは、俺達だぜ? そんなのごめんだね。あの地獄を共に生き抜いた仲なんだ。俺達に、お前に剣を向けさせないでくれよ」
「あぁ」
「この村には宿はあるか? 二泊くらいしたら、また王都に戻るんだが」
「一軒だけある。場所は村の中心部だ」
「おっ。ありがたいね。ロルフ殿」
「へぁっ!? あ、はい」
「貴方の人となりを少し知っておきたい。2日程、観察させていただく。なに、観察なんて大袈裟な言い方をしたが、遠目に眺めているだけだよ。貴方は、いつも通りの事をしてくれていたらいい」
「あ、えっと、は、はい……」
「ドルーガ」
「なんだい? ガル」
「どうせなら手伝え。忙しいんだ。こっちは」
「えー。俺ってば、剣を振るうしか能がないんだけど」
「乳搾りくらい、子供でもできる。やれ。ロルフが教える」
「んー。じゃあ、やってみますかね。ロルフ殿。ご指導よろしく頼みます」
「あ、はい」
なんだか、一番大事な話は終わったようである。ロルフはちょうど朝食を食べ終わった。器用に話しながら食べていたガルバーンとドルーガも食べ終わったので、ロルフはとりあえず、後片付けをしようと動き始めた。
いつも通り、ガルバーンと一緒に、使った食器や鍋類を洗って、拭いて、片付けている様子を、台所の入り口で、ドルーガがどこか面白そうに眺めていた。
「なんか所帯染みてるなぁ。ガル」
「当然だろう。俺は嫁だ」
「それが面白過ぎて堪んないわ。ロルフ殿は、こんな無愛想な大男が嫁でいいのかい?」
「え? えっと、えっと、ガルは、いつもいっぱい助けてくれてます。ガルが一緒に住んでくれるようになってから、えっと、その……寂しいと思うことが無くなりました」
「ロルフ殿のご家族は?」
「……8年前に、魔物の群れの襲撃で、皆、亡くなってます」
「そうか。不躾なことを聞いてしまって申し訳ない。ご家族の冥福を祈る」
「あ、ありがとうございます」
ドルーガは、なんだかいい人っぽい。ガルバーンとも仲がよかったようで、ガルバーンの口数がいつもより多い。ロルフのことも気を配ってくれている。ロルフは、危険で過酷だったであろう魔王討伐の旅が、ガルバーン1人じゃなくて、ドルーガみたいな人が一緒だったことに、少し安心した。
ドルーガは、2日間、一緒に農作業したりしてから、『熱々夫婦になってたって報告しとくよ』と、爽やかに笑って、帰っていった。
別に、熱々夫婦と呼べるようなものは無いのだが、それでガルバーンが、王から余計な事をされないのであれば、それが一番いい。
ロルフは、ガルバーンと一緒に、王都へ旅立つドルーガを見送った。
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