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第一部
その372 六階層
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相手は三体、苦戦は必至だな。
「レミリア、そっちお願い!」
「任せろ! ハァッ!」
エメリーの指示でレミリアがフードマントのアンデッド――【エルデッドウィザード】を牽制するも、奴はふわりと後退しながら跳び、同時にフレイムボールを放った。
「ファストエアロ!」
そのフレイムボールをクレアの風魔法【ファストエアロ】で防ぐ。
エメリーが虚を衝き、一体のエルデッドウィザードを斬るも、浅かったようで先のエルデッドウィザード同様ふわりと後退しニヤついた。
「「ツインシュート!」」
ナタリーとメアリィの合体魔法。
これはアリスの得意魔法【ライトシュート】を合わせたものか。
高威力だが、いかんせん速度が足りない。
「「ここだ!」」
と、思ったが、その【ツインシュート】のケツを引っ叩くかのように、エメリーとレミリアは、剣の面を使い魔法を打ったのだ。
すげぇ、これで速度が伴った。
これにより、一体のエルデッドウィザードが灰と化す。
残り二体のエルデッドウィザードは、仲間の消失にポカンと口を開けているばかりだった。
一体の背後に回り込んリィたんが、新調したハルバードでこれを瞬殺。
残り一体。
クレアが弓でエルデッドウィザードの足下を狙えば、かわさざるを得ないエルデッドウィザードがふわりと跳ぶ。
そこに狙いをつけていた勇者エメリーの一刀両断。
「お見事」
彼女たちに称賛を送る以外に何があろうか。
これまでの五階層が生ぬるかったと思える程、ガーディアンズはこの六階層でしっかりとしたパーティワークを見せた。
それも、リィたんの実力に甘えず、だ。
リィたんにおんぶにだっこな、どこかの国の元首に見せてやりたいくらいだ。
ところで、この調子でいくと皆、聖騎士学校に入学する事になるんだけど、どうするんだろう。
ロレッソがいるから国の内政については問題ないとは思うんだが、リィたんが聖騎士学校に? 俺から何を学ぶっていうんだろう?
まぁ、どんな結果になろうと、面白い事にはなりそうだ。
「……はぁはぁ……か、勝てた!」
と、息切れを見せながらも喜びを露わにしたのはシェルフ族長ローディの孫――メアリィだった。
この中では戦闘経験が一番浅いながらも、ポーションやマナポーションを飲みながら何とか付いて来たが、そろそろ限界の模様。
当然、それはリィたんも気付いていた。
リィたんがメアリィ側付きのクレアにちらりと目をやる。
そのアイコンタクトに気付いたクレアが、メアリィに耳打ちする。
それは当然、ギブアップ申告の提案。
歯痒そうなメアリィだったが、自分の無理はパーティを危険に晒す事になる。クレアの意思ではなく、メアリィ自身の意思が重要となる。何故ならば彼女は今、シェルフの姫である以上に、冒険者だから。
これだけのパーティにいるのだ。それがわからないメアリィでもない。
「……うん。皆さん、ごめんなさい。どうやら私、限界みたいです……」
振り返るエメリーとレミリア。
そしてナタリーは……ふむ、あの微笑みを見るからにメアリィの申告を待ってたな。ある意味真のリーダーはナタリーだったのかもしれない。
「うん、それじゃあ帰ろう!」
まったく、自分も無理してるくせに意地っ張りなお嬢様だ事。
だがしかし、六階層の宝箱出現まで活躍を見せた【ガーディアンズ】は、暫定一位の冒険者パーティである。スケジュールも半分に差し掛かっているのだ。聖騎士学校への枠は固いと言わざるを得ないだろう。
◇◆◇ ◆◇◆
「はい、お見事でした。見事過ぎて目ん玉飛び出るかと思いました。ランクAどころかランクSパーティと言われても納得の結果でした」
「デュークさん、冒険者ギルドの依頼なんでしょう? そんな事言っていいの?」
パーティを称賛する俺に、周囲を気にしたナタリーが申し訳なさそうに言う。
「問題ありません、パーティをけなしたり褒めたりしちゃ駄目なんて契約は結んでませんから」
「ふふふ、ナタリーさんはそういう事を言ったんじゃないと思いますよ」
メアリィも俺の性格を知って尚、こういう事を言ったのだろう。
しかしこのパーティ……改めて見てもレベルが高い。
そう、実力以上にルックスが。
強きな褐色お姉さんのリィたん。
強かなハーフエルフの子供のナタリー。
活発なエルフの幼い姫君メアリィ。
寡黙な護衛のクレア。
ドジっ子勇者のエメリー。
そして、美しさで言えば右に出る者がいない剣聖レミリア。
何だこのパーティは? 見てるだけでご褒美だぞ?
同じ空気を吸っていていいのだろうか?
この空間の空気をビンに詰め込んで売れば儲かるのでは?
「あ、いけない事考えてる顔ですね?」
「そんな事はありません。新たな嗜好品誕生の瞬間だっただけですよ、エメリーさん」
「それってつまり、いけない事ですよね?」
エメリーがナタリーを見ながら言うと、彼女はそれを否定するように首を振った。
「これはいけない事を考えている顔じゃない」
そして自身の肩を抱きながら言ったのだ。
「いやらしい事を考えてる顔」
おかしい、【チェンジ】した状態でもナタリーは俺の全てを理解しているのだろうか。
「はい、改めます」
「よろしい」
そんなやり取りを見せた俺とナタリーに、皆がくすりと笑う。
「どうです、午後のパーティの審査が終わった後、お食事でも?」
「やったー!」
と、最初に喜びを見せたのがエメリー。
「ふむ、では武具店を覗いてからギルドに向かおう」
たまにはドレスを買ってみてはいかがだろうか、レミリアさん。
「では、ご相伴にあずかりましょう。ね、クレア」
「はい、メアリィ様。甘味処のリサーチを先に済ませてしまいましょう」
俺もリサーチには付き合いたいところだ。
「リィたんはどうするの?」
「現代の聖女というのに興味がある。オベイルたちのところに行ってみるか」
「あ、私も行きたい!」
ナタリーとリィたんは、最初から食事を共にする予定だったようだ。
がしかし、全員参加とはありがたい事だ。
この場にいるとどうしても顔がニヤケてしまうな。
午後の審査が甘くならないように気を引き締めねば。
「レミリア、そっちお願い!」
「任せろ! ハァッ!」
エメリーの指示でレミリアがフードマントのアンデッド――【エルデッドウィザード】を牽制するも、奴はふわりと後退しながら跳び、同時にフレイムボールを放った。
「ファストエアロ!」
そのフレイムボールをクレアの風魔法【ファストエアロ】で防ぐ。
エメリーが虚を衝き、一体のエルデッドウィザードを斬るも、浅かったようで先のエルデッドウィザード同様ふわりと後退しニヤついた。
「「ツインシュート!」」
ナタリーとメアリィの合体魔法。
これはアリスの得意魔法【ライトシュート】を合わせたものか。
高威力だが、いかんせん速度が足りない。
「「ここだ!」」
と、思ったが、その【ツインシュート】のケツを引っ叩くかのように、エメリーとレミリアは、剣の面を使い魔法を打ったのだ。
すげぇ、これで速度が伴った。
これにより、一体のエルデッドウィザードが灰と化す。
残り二体のエルデッドウィザードは、仲間の消失にポカンと口を開けているばかりだった。
一体の背後に回り込んリィたんが、新調したハルバードでこれを瞬殺。
残り一体。
クレアが弓でエルデッドウィザードの足下を狙えば、かわさざるを得ないエルデッドウィザードがふわりと跳ぶ。
そこに狙いをつけていた勇者エメリーの一刀両断。
「お見事」
彼女たちに称賛を送る以外に何があろうか。
これまでの五階層が生ぬるかったと思える程、ガーディアンズはこの六階層でしっかりとしたパーティワークを見せた。
それも、リィたんの実力に甘えず、だ。
リィたんにおんぶにだっこな、どこかの国の元首に見せてやりたいくらいだ。
ところで、この調子でいくと皆、聖騎士学校に入学する事になるんだけど、どうするんだろう。
ロレッソがいるから国の内政については問題ないとは思うんだが、リィたんが聖騎士学校に? 俺から何を学ぶっていうんだろう?
まぁ、どんな結果になろうと、面白い事にはなりそうだ。
「……はぁはぁ……か、勝てた!」
と、息切れを見せながらも喜びを露わにしたのはシェルフ族長ローディの孫――メアリィだった。
この中では戦闘経験が一番浅いながらも、ポーションやマナポーションを飲みながら何とか付いて来たが、そろそろ限界の模様。
当然、それはリィたんも気付いていた。
リィたんがメアリィ側付きのクレアにちらりと目をやる。
そのアイコンタクトに気付いたクレアが、メアリィに耳打ちする。
それは当然、ギブアップ申告の提案。
歯痒そうなメアリィだったが、自分の無理はパーティを危険に晒す事になる。クレアの意思ではなく、メアリィ自身の意思が重要となる。何故ならば彼女は今、シェルフの姫である以上に、冒険者だから。
これだけのパーティにいるのだ。それがわからないメアリィでもない。
「……うん。皆さん、ごめんなさい。どうやら私、限界みたいです……」
振り返るエメリーとレミリア。
そしてナタリーは……ふむ、あの微笑みを見るからにメアリィの申告を待ってたな。ある意味真のリーダーはナタリーだったのかもしれない。
「うん、それじゃあ帰ろう!」
まったく、自分も無理してるくせに意地っ張りなお嬢様だ事。
だがしかし、六階層の宝箱出現まで活躍を見せた【ガーディアンズ】は、暫定一位の冒険者パーティである。スケジュールも半分に差し掛かっているのだ。聖騎士学校への枠は固いと言わざるを得ないだろう。
◇◆◇ ◆◇◆
「はい、お見事でした。見事過ぎて目ん玉飛び出るかと思いました。ランクAどころかランクSパーティと言われても納得の結果でした」
「デュークさん、冒険者ギルドの依頼なんでしょう? そんな事言っていいの?」
パーティを称賛する俺に、周囲を気にしたナタリーが申し訳なさそうに言う。
「問題ありません、パーティをけなしたり褒めたりしちゃ駄目なんて契約は結んでませんから」
「ふふふ、ナタリーさんはそういう事を言ったんじゃないと思いますよ」
メアリィも俺の性格を知って尚、こういう事を言ったのだろう。
しかしこのパーティ……改めて見てもレベルが高い。
そう、実力以上にルックスが。
強きな褐色お姉さんのリィたん。
強かなハーフエルフの子供のナタリー。
活発なエルフの幼い姫君メアリィ。
寡黙な護衛のクレア。
ドジっ子勇者のエメリー。
そして、美しさで言えば右に出る者がいない剣聖レミリア。
何だこのパーティは? 見てるだけでご褒美だぞ?
同じ空気を吸っていていいのだろうか?
この空間の空気をビンに詰め込んで売れば儲かるのでは?
「あ、いけない事考えてる顔ですね?」
「そんな事はありません。新たな嗜好品誕生の瞬間だっただけですよ、エメリーさん」
「それってつまり、いけない事ですよね?」
エメリーがナタリーを見ながら言うと、彼女はそれを否定するように首を振った。
「これはいけない事を考えている顔じゃない」
そして自身の肩を抱きながら言ったのだ。
「いやらしい事を考えてる顔」
おかしい、【チェンジ】した状態でもナタリーは俺の全てを理解しているのだろうか。
「はい、改めます」
「よろしい」
そんなやり取りを見せた俺とナタリーに、皆がくすりと笑う。
「どうです、午後のパーティの審査が終わった後、お食事でも?」
「やったー!」
と、最初に喜びを見せたのがエメリー。
「ふむ、では武具店を覗いてからギルドに向かおう」
たまにはドレスを買ってみてはいかがだろうか、レミリアさん。
「では、ご相伴にあずかりましょう。ね、クレア」
「はい、メアリィ様。甘味処のリサーチを先に済ませてしまいましょう」
俺もリサーチには付き合いたいところだ。
「リィたんはどうするの?」
「現代の聖女というのに興味がある。オベイルたちのところに行ってみるか」
「あ、私も行きたい!」
ナタリーとリィたんは、最初から食事を共にする予定だったようだ。
がしかし、全員参加とはありがたい事だ。
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