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22.ラウールの迷い
情報を整理する
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トムシーカとの会話を聞きみんなで情報を整理していく事にした。
昨日は各自で知っている事と今回の出来事をかみ砕く時間にした。
そして今日はまた森に来ている。
僕は土魔法で場を整え、つまむものを準備した。
「我の司会でよいか! 我のいう事を聞くのだ! 無駄のない進行に協力を頼む。」
クロウ・・・。誰の真似でしょう・・。
「クロウが司会をしますか? 私は良いですけど、皆さんはどう思いますか?」
「僕はクロウの口調が気になる。聞きたくないけど、誰の真似?」
「我はサンクリットの真似をしている。貴族の口調は疲れるよラウール。」
「じゃあ止めようね。クロウは司会をしたいの?」
「我は嫌!」
嫌なのかい!
「この顔ぶれで司会も必要ないでしょ。気づいたことから話して行こうよ。」
みんなが一度口を閉じ考えた。
一番初めに手を挙げたのはサクラだった。
「名探偵サクラに任せて!」
今度は名探偵・・・。
僕以外のメンバーは ? な顔をしているよ。
「私は昨日話したとおり、悪神が一番の親玉だと思ってる。創造神様も直接他の者に干渉できないと言っていたから、加護や産まれる時にチートを与えるくらいでしょ? だから今回の私たちの敵は魔王。それで魔王の下にはサンクリットみたいなのが四人はいる。そして四天王のサンクリットが倒されると、奴は四天王の中でも最弱って言われるんじゃない?」
「最弱なのかサンクリットが! じゃあ俺はもっと強い奴と戦う! サンクリットはくれてやる。」
ヤマトが話しにのった・・・。
「四天王の配下がトムシーカやなんて言ったっけ? あの男爵みたいなのがついてるんじゃない?」
「私はあの男爵はそこまで関わっていないと感じました。ただサンクリットと言う上司に言われて来ただけだと思います。」
ソフィアは冷静だ。
「じゃあ、トムシーカが今回現れたのは、罪が軽かったのではなくて、誰かが逃がしたと思うの。」
「それは僕もそう思った。権力なのか無理やりなのかはあの話で分からなかったけど、無理やりだと予想するよ。」
「さすが助手のラウール。私の推理の力になってくれるわね!」
助手ですか・・・。
「私もラウール助手の意見に賛成よ。権力ではあの船長を相手にするには無理があると感じたもの。だから何かで制約を切って連れ出した。それで私たちを追跡し始めたと思うの。」
まともな意見だ。
「私たちの動きは今回ゆっくりだったから目撃情報もあったと思うし、ソフィアは目立つから。だけども侮れないのは、ここにたどり着くまで捕らえられなかったことじゃないかな。」
「そこはこの世界がそれほど悪い人を取り締まる能力がないからじゃないかな? 身分証明書一つで旅ができるし。僕たちは知らないけど、Sランク冒険者もそこまで見たことがある人はいないんじゃないかな?」
「それねラウール助手。私たちも冒険者ギルドで名乗って初めて【黒猫】ってわかってもらえるもの。一度行くと大体は知れ渡るけどね。だからトムシーカの事を周りで見ても違和感がない。そこにラウールが予想した防犯意識ね。」
「それでも協力者はいるのではないでしょうか? 荷物は取り上げられるでしょうし、冒険者ギルドでも名乗ることもお金をおろすこともできませんので。」
「そうね。ソフィアも助手に任命してあげる! ソフィア助手の言う通りよ。」
助手が増えた・・・。
「今回の逃亡には共犯者がいる。魔王かサンクリットの部下が手引きしたのよ。おそらく戦闘力はトムシーカより弱いのよ。」
「本当に弱いかな? あの船長の剣幕だと厳重に管理していたと思うけどね。だから、戦闘力は同じかトムシーカ以上だと思うけど。」
「俺は違うと思うな! それだと一緒に戦いに来るだろ!」
「我はそれは違うと思う! トムシーカより立場が上で、戦闘力も上だけど、今回のその後ろにいる者は観察を決め込んだんだよ。」
ヤマトとクロウも考えてたんだな。ごめん、寝てると思ってた。
「ん~そこはわからないわね。それでも協力者がいることはみんなが思う事みたいだから、これからも警戒したほうが良いわね。トムシーカが私たちをとらえたという事は、その背後にいる者も私たちの居場所を知っていると思うし。」
「そうだね。まだゆっくり移動するつもりだから気を付けようね。」
これで意見は大体統一されたと思う。
だけども僕は重大なことをみんなに聞いていなかった。
「結局なんだけど、魔王と戦うの? みんなは魔王軍団に自ら向かっていくの?」
その問いの後はみんなが考え出した。
僕と一緒でそこまで考えていなかったようだ。
「我はどちらでもいい! 攻撃してきたら倒す!」
「俺は強ければ相手してもいいな。ただ、みんなでかかると一瞬じゃないか? やるなら一対一だな。」
「私も積極的にかかわると思ってはいませんよ。助けを求められたときは改めて考えます。」
「私は迷うかな。勇者の出番も奪うし・・・。故郷に帰る方法もないのに呼ばれて、呼ばれた理由も勝手になくされるとやるせないじゃない・・・。」
「僕もサクラの意見に近いかな? 魔王に関しては僕の大切な人も傷つくかもしれないから、そのまま存在してもらっても困る。だけど僕達だけで探し出して殲滅するのも違うと思う。いくらチートでも見えていない物までは救えない。だからせめて手の届く範囲の人だけを助けてあげたい。種族ではないけど数少ない同郷人は守ってあげたい・・・。」
そんな僕の意見にみんな賛成してくれた。
このまま旅を続けて遭遇した悪い奴は倒していく。
魔王と勇者が戦うと情報があった時は近くに行き見守る。
僕たちが重要な情報を得た時はデーブンに教える。
僕たちの魔王に対する姿勢が決まった。
・・・
・・・・
明日からも僕たちはフロックリン周辺を探索することに決めた。
昨日は各自で知っている事と今回の出来事をかみ砕く時間にした。
そして今日はまた森に来ている。
僕は土魔法で場を整え、つまむものを準備した。
「我の司会でよいか! 我のいう事を聞くのだ! 無駄のない進行に協力を頼む。」
クロウ・・・。誰の真似でしょう・・。
「クロウが司会をしますか? 私は良いですけど、皆さんはどう思いますか?」
「僕はクロウの口調が気になる。聞きたくないけど、誰の真似?」
「我はサンクリットの真似をしている。貴族の口調は疲れるよラウール。」
「じゃあ止めようね。クロウは司会をしたいの?」
「我は嫌!」
嫌なのかい!
「この顔ぶれで司会も必要ないでしょ。気づいたことから話して行こうよ。」
みんなが一度口を閉じ考えた。
一番初めに手を挙げたのはサクラだった。
「名探偵サクラに任せて!」
今度は名探偵・・・。
僕以外のメンバーは ? な顔をしているよ。
「私は昨日話したとおり、悪神が一番の親玉だと思ってる。創造神様も直接他の者に干渉できないと言っていたから、加護や産まれる時にチートを与えるくらいでしょ? だから今回の私たちの敵は魔王。それで魔王の下にはサンクリットみたいなのが四人はいる。そして四天王のサンクリットが倒されると、奴は四天王の中でも最弱って言われるんじゃない?」
「最弱なのかサンクリットが! じゃあ俺はもっと強い奴と戦う! サンクリットはくれてやる。」
ヤマトが話しにのった・・・。
「四天王の配下がトムシーカやなんて言ったっけ? あの男爵みたいなのがついてるんじゃない?」
「私はあの男爵はそこまで関わっていないと感じました。ただサンクリットと言う上司に言われて来ただけだと思います。」
ソフィアは冷静だ。
「じゃあ、トムシーカが今回現れたのは、罪が軽かったのではなくて、誰かが逃がしたと思うの。」
「それは僕もそう思った。権力なのか無理やりなのかはあの話で分からなかったけど、無理やりだと予想するよ。」
「さすが助手のラウール。私の推理の力になってくれるわね!」
助手ですか・・・。
「私もラウール助手の意見に賛成よ。権力ではあの船長を相手にするには無理があると感じたもの。だから何かで制約を切って連れ出した。それで私たちを追跡し始めたと思うの。」
まともな意見だ。
「私たちの動きは今回ゆっくりだったから目撃情報もあったと思うし、ソフィアは目立つから。だけども侮れないのは、ここにたどり着くまで捕らえられなかったことじゃないかな。」
「そこはこの世界がそれほど悪い人を取り締まる能力がないからじゃないかな? 身分証明書一つで旅ができるし。僕たちは知らないけど、Sランク冒険者もそこまで見たことがある人はいないんじゃないかな?」
「それねラウール助手。私たちも冒険者ギルドで名乗って初めて【黒猫】ってわかってもらえるもの。一度行くと大体は知れ渡るけどね。だからトムシーカの事を周りで見ても違和感がない。そこにラウールが予想した防犯意識ね。」
「それでも協力者はいるのではないでしょうか? 荷物は取り上げられるでしょうし、冒険者ギルドでも名乗ることもお金をおろすこともできませんので。」
「そうね。ソフィアも助手に任命してあげる! ソフィア助手の言う通りよ。」
助手が増えた・・・。
「今回の逃亡には共犯者がいる。魔王かサンクリットの部下が手引きしたのよ。おそらく戦闘力はトムシーカより弱いのよ。」
「本当に弱いかな? あの船長の剣幕だと厳重に管理していたと思うけどね。だから、戦闘力は同じかトムシーカ以上だと思うけど。」
「俺は違うと思うな! それだと一緒に戦いに来るだろ!」
「我はそれは違うと思う! トムシーカより立場が上で、戦闘力も上だけど、今回のその後ろにいる者は観察を決め込んだんだよ。」
ヤマトとクロウも考えてたんだな。ごめん、寝てると思ってた。
「ん~そこはわからないわね。それでも協力者がいることはみんなが思う事みたいだから、これからも警戒したほうが良いわね。トムシーカが私たちをとらえたという事は、その背後にいる者も私たちの居場所を知っていると思うし。」
「そうだね。まだゆっくり移動するつもりだから気を付けようね。」
これで意見は大体統一されたと思う。
だけども僕は重大なことをみんなに聞いていなかった。
「結局なんだけど、魔王と戦うの? みんなは魔王軍団に自ら向かっていくの?」
その問いの後はみんなが考え出した。
僕と一緒でそこまで考えていなかったようだ。
「我はどちらでもいい! 攻撃してきたら倒す!」
「俺は強ければ相手してもいいな。ただ、みんなでかかると一瞬じゃないか? やるなら一対一だな。」
「私も積極的にかかわると思ってはいませんよ。助けを求められたときは改めて考えます。」
「私は迷うかな。勇者の出番も奪うし・・・。故郷に帰る方法もないのに呼ばれて、呼ばれた理由も勝手になくされるとやるせないじゃない・・・。」
「僕もサクラの意見に近いかな? 魔王に関しては僕の大切な人も傷つくかもしれないから、そのまま存在してもらっても困る。だけど僕達だけで探し出して殲滅するのも違うと思う。いくらチートでも見えていない物までは救えない。だからせめて手の届く範囲の人だけを助けてあげたい。種族ではないけど数少ない同郷人は守ってあげたい・・・。」
そんな僕の意見にみんな賛成してくれた。
このまま旅を続けて遭遇した悪い奴は倒していく。
魔王と勇者が戦うと情報があった時は近くに行き見守る。
僕たちが重要な情報を得た時はデーブンに教える。
僕たちの魔王に対する姿勢が決まった。
・・・
・・・・
明日からも僕たちはフロックリン周辺を探索することに決めた。
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