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伝えたい想い

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 学校についた途端、雫沢くんに呼ばれて、あたしは戸惑った。
 一緒にいるとドキドキする。鷹島先輩よりもっと。
 これは、、、なんだろう?
 人目がつかないところで、雫沢くんはあたしを壁ドンした。
 甘い吐息があたしの頬にかかってける。
 壁ドン、、、?!!!!いや、あれは憧れてただけだけど!今はそういう問題じゃない!!!
  雫沢くんを離そうともがいていても、なかなか離してくれない。男の人の力には勝てなくて、あたしもおとなしくしてることにした。
 
 「お前にはわからないだろうけど、俺はずっと我慢してきた。
 鷹島先輩のこと、好きなのか?」
 あたしはドキドキしちゃって考えられない。
 「我慢って何を?」
 雫沢くんは髪をクシャっとして、
 「それは、、、!美紅が考えろ。
 いつか、俺から言う。」
 

 ?
 はて、意味がわからない。さっぱりだ。
 この男は何を言っている?


  その日。
 あたしは彼を意識し過ぎてしまい、授業に集中することができなかった。
 雫沢くんのせいだからね!
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