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♯96 四天王その四⑩
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「よおし~! よく言ったあ! こうなったら僕ちゃん、とことん犯しちゃうからねえ!」
ペニスノイドはもう大喜びだ。
勃起陰茎形の頭部を突き出し、また抜き放ち、そしてまた突き出すのピストン運動にも熱が入るというものだ。
掘られる紗英はといえば、こちらも尋常ではなかった。
「あひいっ! あひいっ! きゅるるるるん~!」
臓物の間から顔をのぞかせた大陰唇を熱帯産の植物の肉厚の花弁みたいにはみ出させ、
じゅるっじゅるっ!
と多量の淫汁を分泌する始末。
ぶるぶる震える内臓の束の表面からも、汗のように得体のしれぬ液体がにじみ出てきて、身体全体を覆っていく。
首から上が男性器である怪人が、身体が裏返って内臓が外側に鈴なりになった少女をレイプする。
それはあまりといえばあまりに醜悪な光景だった。
いくら実質童貞の明といえども、本来ならば吐き気を催し嘔吐すべき案件である。
ところがー。
ペニスノイドに犯され、汁まみれになって喘ぎまくる紗英を見守るうちに、そんな明に信じ難い化学変化が起き始めていた。
ここのところずっとインポテンツ状態に陥っていたペニスが、なぜか力と熱を取り戻し、勃起し始めたのである。
目の前で展開される化け物と化け物の性的行為。
その正視に堪えぬ倒錯性が、紗英のムチムチ美少女である表の姿にすら催さなかった明に、奇妙な化学反応をもたらしたのだった。
な、なんて、エロいんだ…。
あの音。
あの喘ぎ声。
あの蠢動。
あの分泌液。
ああ、したい。
俺が代わって、あの肉達磨と。
ずんずん、ずこずこ。
そして、どびゅっ。
ぴっぴ!
と白いミルクをあたりかまわず跳ね散らすのだ。
なのに、くそ!
くそ! くそ! くそ!
頑ななまでに勃起しながら、明は心の中で唱えずにはいられなかった。
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、我は求め、訴えたり!
「うわあああああっ!」
気がつくと、手近にあった野球のバットを振りかぶり、突撃していた。
「こんなの、だめだあ! 俺が許さない! 尿漏れ! 尿漏れ!」
頭の中でUSJのCMの決め台詞をリフレインしながら、ひたすらバッドで打ちすえる。
「いて、いてててて!」
たまらずチンポ型の頭部を紗英の膣口から抜き放ち、ドアを背に倒れ込むペニスノイド。
「くたばれ! おらあ! 俺のオンナに、手を出すな!」
ニョウモレ!
ニョウモレ!
「く、くそ! 武器を使うとは卑怯だぞ!」
明の繰り出す決死のぶんなぐりに、ついにドアを肩で押し開け、逃げ出すペニスノイド。
「もう二度と来るんじゃねえ! このチンポコ野郎!」
追いかけて外に飛び出すと、這う這うの体で逃げていく怪人の背に、明はそう声を限りに叫ぶのだった。
ペニスノイドはもう大喜びだ。
勃起陰茎形の頭部を突き出し、また抜き放ち、そしてまた突き出すのピストン運動にも熱が入るというものだ。
掘られる紗英はといえば、こちらも尋常ではなかった。
「あひいっ! あひいっ! きゅるるるるん~!」
臓物の間から顔をのぞかせた大陰唇を熱帯産の植物の肉厚の花弁みたいにはみ出させ、
じゅるっじゅるっ!
と多量の淫汁を分泌する始末。
ぶるぶる震える内臓の束の表面からも、汗のように得体のしれぬ液体がにじみ出てきて、身体全体を覆っていく。
首から上が男性器である怪人が、身体が裏返って内臓が外側に鈴なりになった少女をレイプする。
それはあまりといえばあまりに醜悪な光景だった。
いくら実質童貞の明といえども、本来ならば吐き気を催し嘔吐すべき案件である。
ところがー。
ペニスノイドに犯され、汁まみれになって喘ぎまくる紗英を見守るうちに、そんな明に信じ難い化学変化が起き始めていた。
ここのところずっとインポテンツ状態に陥っていたペニスが、なぜか力と熱を取り戻し、勃起し始めたのである。
目の前で展開される化け物と化け物の性的行為。
その正視に堪えぬ倒錯性が、紗英のムチムチ美少女である表の姿にすら催さなかった明に、奇妙な化学反応をもたらしたのだった。
な、なんて、エロいんだ…。
あの音。
あの喘ぎ声。
あの蠢動。
あの分泌液。
ああ、したい。
俺が代わって、あの肉達磨と。
ずんずん、ずこずこ。
そして、どびゅっ。
ぴっぴ!
と白いミルクをあたりかまわず跳ね散らすのだ。
なのに、くそ!
くそ! くそ! くそ!
頑ななまでに勃起しながら、明は心の中で唱えずにはいられなかった。
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、我は求め、訴えたり!
「うわあああああっ!」
気がつくと、手近にあった野球のバットを振りかぶり、突撃していた。
「こんなの、だめだあ! 俺が許さない! 尿漏れ! 尿漏れ!」
頭の中でUSJのCMの決め台詞をリフレインしながら、ひたすらバッドで打ちすえる。
「いて、いてててて!」
たまらずチンポ型の頭部を紗英の膣口から抜き放ち、ドアを背に倒れ込むペニスノイド。
「くたばれ! おらあ! 俺のオンナに、手を出すな!」
ニョウモレ!
ニョウモレ!
「く、くそ! 武器を使うとは卑怯だぞ!」
明の繰り出す決死のぶんなぐりに、ついにドアを肩で押し開け、逃げ出すペニスノイド。
「もう二度と来るんじゃねえ! このチンポコ野郎!」
追いかけて外に飛び出すと、這う這うの体で逃げていく怪人の背に、明はそう声を限りに叫ぶのだった。
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