気まぐれシネマレビュー

戸影絵麻

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#150 【ドラマ部門】 霊媒探偵 城塚翡翠①

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 いよいよ始まりましたね。『霊媒探偵 城塚翡翠』。

 これはその、

 2022年に『このミステリがすごい!』『本格ミステリ・ベスト10』など、5つの賞で5冠を達成した、相沢沙呼の本格ミステリで、現在3作目まで出版されています。

 ドラマでヒロインを務めるのは清原果耶。そのアシスタント千和崎真を小芝風花、翡翠の相棒となるミステリ作家香月史郎を瀬戸康史。

 まだ第1話が放映されたばかりですが、その感想は、

 ①台詞の一つ一つまで原作に忠実! マジであのどんでん返しをTVでやるつもりなのか?

 ②ドラマならではのアレンジがほとんどないので、日曜日10時30分からの番組としてはとにかく地味!(だって本格ミステリですから)

 ③主役の翡翠は(演技力は別として)玉城ティナみたいな西洋人形系の女優のがイメージ的には合っている。

 ②については視聴率6%台だったようですから、まあそうだろうな、という感じ。

 今後気になるのは、ドラマの第1話で小説の第1話が完全に終わってしまったこと。
 原作の『medium 霊媒探偵城崎翡翠』は第4話までしかないので、この調子だとドラマも5回くらいで終了してしまう。

 しかしいくらなんでも始まったばかりの秋ドラでそれはないだろうから、てことは、

 ハードカバーで出版されたばかりの、まだ文庫になってもいない第2・3作のエピソードも射程内?

 だとしたら多少地味で退屈でも見続けるしかありますまい。

 『競争の番人』も文庫になる前にテレビでやったし、けっこうその可能性あるかもなあ。

 と思ったところであります。
 




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