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#346 蕩ける美熟女たち⑪

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「琴子さんのお望みの行為がはっきりしたところで、仕切り直しといたしましょうか」
 仁美が言って、ベッドから降りた。
 申し合わせたように、琴子の下からチエミが太った身体を抜き、同じく床に短い脚をつけた。
 その後ろからぬうっと顔を出したのは、それまでもう一つのベッドで失神していたダダ子である。
「んもう、ずる~い! 三人だけでお楽しみだなんて! 次はダダ子も混ぜ混ぜしてくださいね!」
 白ペンキを塗りたくった下駄みたいな顔でアニメ声を出すそのさまは、まるで妖怪だ。
 が、ダダ子の筋骨隆々としたマッチョな肉体が侮れないことは、琴子も身に染みて知っている。
「わかってるわよ、ダダ子ちゃん。ここから先は何かと力仕事が必要だから、むろんあなたにも参加してもらうわよ」
 力仕事?
 仁美の何気ないセリフに、琴子の背筋に悪寒とも快感ともわからぬしびれが駆け抜けた。
「まずは何から?」
 琴子の淫汁でタラコ唇をべちょべちょにしたチエミが、ホルスタインばりの巨乳を揺らしてそう言った。
「そうね。何をされても痛くないように、琴子さんのお身体の隅々にまで、オイルを塗ってあげましょう」
「オイルならここにいいのがあるわよ~ん。催淫剤入り全身ローションですってえ。肌だけじゃなく、おま〇こやアナルにも使えるって」
 部屋の隅の自動販売機みたいな箱を指さして、ダダ子が顔を輝かせた。
 どうやらそこに、いろんな薬類が並んでいるらしい。
「いいわねえ。じゃあダダ子ちゃん、それを3本持ってきて」
 ダダ子が出してきたチューブをそれぞれ分け持つと、仁美が琴子に猫なで声でささやいた。
「琴子さん、ベッドから降りていただけます? 次のプレイの準備として、そのむっちむちのドスケベなお身体に、これを隙間なくぬりぬりしてさしあげますわ」  

 
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