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#343 蕩ける美熟女たち⑧

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 そう尋ねたかと思うと、答える暇も与えず、仁美が琴子の唇をふさぐ。
 それもただふさぐだけでなく、舌を差し込んで口腔内を舐め回す。
 そして琴子が喘ぎ始めると、間髪を入れずまた乳房を押しつけてきた。
 弾力のある琴子の乳房に、マシュマロみたいに柔らかい仁美の巨乳が融け合わさる。
 乳首同士が正面からぶつかり合い、相手を乳輪の中にめり込ませようと圧迫する。
 両頬を両手で挟まれ、口を吸われ続けているうちに、琴子は狂おしいほどの快感に叫び出しそうになる。
 それはむろん両方の乳房だけでなく、秘部をチエミに舐められているせいもある。
 特にチエミの低いが固い鼻柱による陰核への責めは、じわじわとかなりの効果を上げ始めていた。
「どう? 琴子さん」
 唇を離して、再び仁美が訊いてきた。
「琴子さんは、あたくしたちに何をしてほしいんですの?」
「い、いろ、いろ…」
 目を伏せて、恥じらいながら答える琴子。
 普段なら決して答えることのない類の問いである。
 なのに、身のうちに芽生えたメスの本能が、琴子にそう返事をさせていた。
「いろいろ? いろいろでは、わかりませんことよ。もっと具体的に、はっきりおっしゃってくださらないと」
 いたずらっ子のように斜め下から赤らんだ琴子の顔を覗き込み、舌っ足らずの口調で、仁美が畳みかけてくる。
「い、入れて、ほしい…。さっき、みたいに」
 消え入りそうな声で、琴子は言った。
 口にしてしまってから、
 私ったら、なんてはしたないことをー。
 と、後悔した。
 しかし、と思う。
 このままでは、蛇の生殺しだ。
 クンニやペッティングだけでは、この情欲に燃える身体、とても、耐えられそうにない…。
「お声が小さくって、聴こえませんわ」
 琴子の煩悶を楽しむかのように、大げさなジェスチャー交じりに、わざとらしく仁美がかぶりを振った。
「何をしてほしいのか、もっと大きな声で、あたくしや、そこのチエミちゃんにも、聴こえるように」
 ええい、ままよ。
 目を閉じると、琴子は苦渋の声を絞り出した。
「私の、おま〇こに、入れてください。さっきの、ぶっとい、双頭バイブを…」
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