上 下
290 / 385

#287 マグロと化した熟女⑥

しおりを挟む
 琴子が突然快感を覚えた理由ー。
 それは、ハサミだった。
「そろそろどうかしら」
 そう言うなり、人工繊維に覆われた乳房の先を、ハサミで切ったのである。
 絞り出されるように飛び出してきたのは、綺麗なピンク色をした大きな乳首だった。
「うわあ、おいしそう!」
 ダダ子とチエミが歓声を上げたのは、もう言うまでもない。
 ふたりは目を輝かせると、さっそくそれぞれ左右の乳首に吸いついて、ちゅうちゅう吸い始めたのだ・・・。

 凄い勢いで吸われたり、乳頭を硬く尖らせた舌先でつつかれたり、根元を前歯で甘噛みされたりー。
 どれも琴子の好きな愛撫のテクニックだった。
 身体の中で一番感じるのは乳首だと断言していいほど、琴子は乳首責めに弱い。
 生理が近く、神経が高ぶっている頃など、乳首責めだけで逝ってしまうほどである。
 その乳首責めを、全身真空パック状態でされるというのはー。
 正直言って、衝撃的な体験だった。
 生地が薄いとはいえ、ボディスーツの合成繊維の皮膚は、琴子の全身を完全にラッピングしてしまっている。
 それなのに、今、どうしてなのか、乳首の部分にだけ穴が開き、乳頭が外に飛び出てしまったのだ。
 そしてその乳頭を、大好物の飴を見つけた子供のように、ふたりの巨女がじゅるじゅる唾液の音を立て、吸いまくっている・・・。
 ああ、だめ・・・。
 恐怖で乳輪の中に陥没していた乳首が、刺激を受けて、たまらずにょきにょきと勃起し始めるのがわかった。
 そうなると、大きめのグミのように弾力のあるふたつの乳首は、ふたりのサディストにとって恰好の餌だ。
 噛まれ、つつかれ、ねじられた。
 他の部分が密閉されているため、乳首に与えられる刺激は、普段の何十倍も強かった。
 全神経がその二か所に集中しているような感じ、とでもいえばいいだろうか。
 呼吸できないのに、気持ちいい。
 しかも、あまりに乳首が気持ちよすぎて、呼吸困難の苦しみさえ、その苦痛を増す要素となっているー。
 じゅわっ。
 琴子の股間に生温かい汁が溢れ出るのに、たいして時間はかからなかった。
 
 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

処理中です...