277 / 385
#274 トレーニングルームは蜜まみれ⑯
しおりを挟む
「そ、そんなこと…」
頬を染め、顏を背ける琴子。
仁美は、容赦ないほどいやらしい淫語を言わせることで、琴子の精神を恥辱の淵に叩き込むつもりなのだ。
「嫌ならよろしいですのよ。ここでやめてしまっても」
しんねりした口調で、仁美が言いつのる。
「わたくしたちも、いい加減、疲れてきたところですし。ね、チエミさん、ダダ子さん」
「ですよね」
仁美に振られて、チエミとダダ子の化け物コンビが申し合わせたようにうなずいた。
ふたりとも、手にした電動マッサージ器を、琴子の肌すれすれの位置で止めている。
だが、電源は入ったままなので、ウレタンゴム部分の振動が空気に伝わり、琴子の性感帯を微妙に刺激する。
「意地悪…」
琴子の目尻に涙の粒が浮かんだ。
躰はもうこらえきれないほど疼いてしまっている。
乳首もクリトリスも陰唇もその中も…。
それこそ、ほんのちょっと触られたら、ただそれだけで絶頂に達してしまいそうなほど。
ここで愛撫を中止され、放置されてしまったら、全身を苛む愉楽の余韻に私は悶え死んでしまうに違いない。
ここは、仁美に従うしかなさそうだった。
のろのろと、琴子の唇が動いた。
ナマの海棲動物のようなぽってりした肉感的な唇が蠢き、卑猥な語群をたどたどしく紡ぎ出す。
「あ、あたしの…い、淫汁まみれの…み、淫らな、ぼ、勃起クリトリスを…」
耳朶まで赤くして淫語を紡ぎ出す琴子を見下ろし、仁美が破顔し、両手を打ち合わせて喜びを表現した。
「そうそう、その調子」
「カチコチに勃起した、あたしの、クリちゃんを、そのいやらしい電マで…」
卑猥な単語を口にするたびに、あらぬ期待に下半身が熱くなる。
「三本のいやらしいそのマッサージ器で、め、滅茶苦茶に、あ、愛撫してください。ど、どうか、お、お願いです」
琴子が言い切ったとたんだった。
「よく言えました!」
仁美が弾むような口調で言い、琴子の股間に電マの先をぐいとばかりに押し当てた。
頬を染め、顏を背ける琴子。
仁美は、容赦ないほどいやらしい淫語を言わせることで、琴子の精神を恥辱の淵に叩き込むつもりなのだ。
「嫌ならよろしいですのよ。ここでやめてしまっても」
しんねりした口調で、仁美が言いつのる。
「わたくしたちも、いい加減、疲れてきたところですし。ね、チエミさん、ダダ子さん」
「ですよね」
仁美に振られて、チエミとダダ子の化け物コンビが申し合わせたようにうなずいた。
ふたりとも、手にした電動マッサージ器を、琴子の肌すれすれの位置で止めている。
だが、電源は入ったままなので、ウレタンゴム部分の振動が空気に伝わり、琴子の性感帯を微妙に刺激する。
「意地悪…」
琴子の目尻に涙の粒が浮かんだ。
躰はもうこらえきれないほど疼いてしまっている。
乳首もクリトリスも陰唇もその中も…。
それこそ、ほんのちょっと触られたら、ただそれだけで絶頂に達してしまいそうなほど。
ここで愛撫を中止され、放置されてしまったら、全身を苛む愉楽の余韻に私は悶え死んでしまうに違いない。
ここは、仁美に従うしかなさそうだった。
のろのろと、琴子の唇が動いた。
ナマの海棲動物のようなぽってりした肉感的な唇が蠢き、卑猥な語群をたどたどしく紡ぎ出す。
「あ、あたしの…い、淫汁まみれの…み、淫らな、ぼ、勃起クリトリスを…」
耳朶まで赤くして淫語を紡ぎ出す琴子を見下ろし、仁美が破顔し、両手を打ち合わせて喜びを表現した。
「そうそう、その調子」
「カチコチに勃起した、あたしの、クリちゃんを、そのいやらしい電マで…」
卑猥な単語を口にするたびに、あらぬ期待に下半身が熱くなる。
「三本のいやらしいそのマッサージ器で、め、滅茶苦茶に、あ、愛撫してください。ど、どうか、お、お願いです」
琴子が言い切ったとたんだった。
「よく言えました!」
仁美が弾むような口調で言い、琴子の股間に電マの先をぐいとばかりに押し当てた。
0
お気に入りに追加
143
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる