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#216 熟女錯乱③

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「そんな…やめ…」
 抗議しかけた時には、もう遅かった。
 仁美の差し出したフォークの先が、濡れた水着越しに琴子の右の乳首の乳頭に触れた。
「くっ」
 疼くような感触に、琴子は眉間に縦じわを寄せる。
「ほうら、感じてる」
 仁美が言い、フォークの先端で琴子の乳首をつつき始めた。
「ひ、仁美さんったら・・・」
 いやいやをするように、弱々しく首を振る琴子。
 が、意に反して、乳首は早くも反応し始めていた。
 水着を押し上げて、硬く太く、むくむくと勃起を始めたのだ。
「じゃあ、こうしてあげる」
 空いたほうの手を突き出すと、仁美は予想外の行動に出た。
 はたで見てもわかるほどつんつんに勃起した右の乳首を指でつまんで伸ばすと、そのつけ根をフォークで挟んだのだ。
 フォークの櫛状の刃の間から乳首が突き出ると、仁美が手を放した。
「つっ」
 琴子は無意識のうちに上体をかがめた。
 勃起乳首からフォークがぶら下がっている。
 フォークの重みで、乳首が締めつけられ・・・。
 琴子の息が荒くなる。
 顔を伏せながら、ひそかに思う。
 ああ、どうしたのだろう。
 乳首が、なんだか、気持ち、いい・・・。
「こっちもね」
 仁美が左胸にも手を伸ばしてきた。
 右の時と同じように左乳首をつまんで引っ張ると、長く伸ばしておいて、フォークで挟み込む。
 左乳首からもフォークがぶら下がったところで、
「うわあ、エロ~い!」
 楽しそうにチエミが歓声を上げ、琴子の両腕を拘束した手に力を込めた。
 琴子は自然、フォークをふたつぶら下げた乳房を突き出す格好になり、耳朶のつけ根まで赤くなった。
「い、いや…」
 口とは裏腹に、ふたつの乳首は水着を突き破らんばかりに、トキトキに尖ってしまっている。
 チエミに背中をゴムまりのような胸で押されて、琴子は更に反り返る。
 勃起乳首からフォークをぶら下げた砲弾形の大きな乳房が、水着を押し上げてくっきりと浮き上がる。
「もっと触ってほしいですか?」
 今度は箸を手にして、仁美が悪戯っぽい目で、苦悶に歪む琴子の顔を覗き込んだ。

 
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