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#148 乱交パーティへの誘い⑯

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 狂おしいキスの応酬に、気が遠くなってきた。
 仁美も、いつも冷静な彼女にしては珍しく、だんだん息が荒くなっている。
 唾液でぬるぬるした唇を離すと、仁美が自分の乳房を両手で絞るようにつかみ、乳首を突き出させた。
「こういうふうにね、乳首と乳首をこすり合わせると、とっても気持ちがいいのよ。さ、琴子さんもやってみて」
 勃起した乳首で琴子の乳首を右に左に弾きながら、喘ぎ声とともに言う。
「こ。こうですか?」
 見よう見まねでおのれの乳房を握りしめ、乳首をつんと突き出した。
 その勃起乳首を硬く尖った琴美の乳首に思いきり押しつけると、快感がうなじのあたりでスパークした。
「そしたら今度は、自分の乳首に向かって、唾液を垂らしてやるの。ほら、よく見てて」
 半開きにした仁美の口から、糸を引いて透明な唾液が落ちる。
 唾液にまみれた仁美の乳首はすぐにぬるぬるになり、その感触に琴子の乳首が更に硬く長く尖っていく。
「次は琴子さんの番。さあ、どうぞ」
 うなずいて、琴子は口の中に唾液をいっぱいに溜め、少しずつ唇の端から垂れ流す。
 唾液は琴子の鎖骨を濡らし、やがて火照った乳首の上にしたたり落ちた。
「いいでしょ、ねえ、これ」
 狂ったように、仁美が唾液まみれの乳首を押し当ててくる。
「え、ええ…とっても、気持ち…いい」
 いつしか琴子も夢中になっていた。
 キスを交わしながら、手のひらで絞り出した乳首同士を、まるで指相撲のように戦わせる。
 乳房全体が快感で硬く張り、いつもよりずっと弾力を増してくる。
「琴子さん、とっても上手。すごくいいわ」
「わ、私も、ち、乳首だけで、もういきそう」
 どれほどそうして乳首責めに没頭したのだろうか。
 ふと動きを止めると、仁美が土台になっている男ふたりに向かって、思い出したように声をかけた。
「さあ、そろそろあなたたちの出番」
 懸命に腰を上下に動かす正一と和夫の頬にそれぞれ手を当て、
「そのままではみじめでたまらないでしょう? だったら、私たちを一気にイカセてみなさいよ。そうね、そのままふたり、私たちとつながったまま立ち上がって、立位で攻めるというのはどうかしら? ふふ、でも、あなたたちにできるかしらね。そんなアクロバティックな大技が」


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