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#110 快楽マッサージ⑩

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 ロープが緩み、次の瞬間、亀頭が肉襞をこじ開けた。
 ぱくぱく開閉する”穴”が、その巨大な異物を咥え込み、収縮した括約筋で絞めつける。
 同時に糸が引かれてピンと張り、琴子の乳房が紡錘形に変形した。
 ラグビーボールのような形になったそれは、硬く尖った乳首を左右45度に引っ張られ、琴子の脳天に疼くような快感をもたらした。
「はうううっ! ひ、ひいいっ!」
 琴子の喉から、自分のものとはとても思えない獣じみた声がほとばしる。
「琴子さんって、本当にえっち」
 更なる快感を得ようと洋梨型の下半身を振りたくる琴子を眺めながら、愉しそうに仁美が言う。
「あんなふうに自分からお尻を振って、殿方のアレをねだるだなんて・・・しかも、熱いお汁がびっしょり」
 仁美の指摘通りだった。
 亀頭部分を半ばまで咥え込んだ琴子の膣のすき間からは透明な汁が滲み出し、ティルドの側面を滝のように伝い落ちている。
「もっと・・・もっと・・・深く」
 気づくと琴子は甘えるような声でそう哀願していた。
「たくましいもので、もっと突いて・・・奥までもっと・・・」
 髪をふり乱し、潤んだ瞳で仁美とミカを見た。
「どうします?」
 ミカが今にも吹き出しそうな表情で、仁美の顔色をうかがった。
「いったん、上げて」
 仁美が冷たい口調で言い放つ。
「何も急ぐことはないわ。もっとゆっくり楽しませてもらいましょう」
「では、あれなんかはいかがですか?」
 ミカが言って、琴子の後ろに佇むアミのほうを顎でしゃくってみせる。
 アミはチューブのようなものを手にして、じっと命令を待っているようだ。
「媚薬をたっぷり仕込んだローションです。非合法な品ですけど、仁美さまなら喜んでいただけるかと」
「いいわね」
 仁美の眼に、淫蕩な光が宿った。
「それを乳首の先と、クリの先に塗って差し上げたら、どうなるかしら」
「ふふ、そうなれば、おもらしくらいでは済まないでしょうね」
 笑いながら、ミカが操作盤を操作する。
 同時に琴子の躰が上昇し始めた。
「いやああっ!」
 ずぼっと湿った音を立て亀頭が穴から抜けると、琴子は悲痛な声を発して卑猥な動作で尻を振りたくった。
「いじわる! じらさないで! ちょうだいよ! ぶっといのを、琴子のおまんこに、奥までいっぱい!」



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