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#166 怪獣島へ②

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 ふっと意識の途切れる一瞬がやってきて、ふと我に返ると、そこはメタリックなコクピットの中だった。
 180度スクリーンに映っているのは、ステンレススチールの格納庫の壁。
 その左上に、体操着姿の少女の画像。
 そうだった。
 ビッチファッカー初号機は、第一戦突破のご褒美に、新しいアーマーを手に入れたのだ。
 それが半袖の体操着と赤いブルマというのには少し異論がないでもなかったが、女神の言う通り、きっと初期装備のセーラー服よりは性能がいいのだろう。
 しかし、舞台は海なのだから、どうせならスクール水着にしてほしかった。
 画面の一部に映るビッチの全体像をぼんやり眺めながら、私はそんなことを思った。
 ウイーンという機械音とともに、おびただしいコード類が私の躰めがけて四方八方から伸びてくる。
 コクピットの中は、まさにエロ魔導士仕様の温かさだ。
 だけど、一度覚えた尿意は抑えようがなく、私は頭の中の女神に待ったをかけた。
「ちょっと待って。トイレはどこ? ベッドがあるならトイレもあるんでしょ?」
 -ありませんー
 打てば響くように、つれない返事が戻ってきた。
 -パイロットの新陳代謝は、すべてAIが管理します。動く必要はありません。排尿にはカテテールを使用しますから、ご心配なくー
 その”声”が終わるか終わらないうちだった。
 床から伸び上がってきた細い管が、私のちっちゃなスキャンティの脇から潜り込んできて、肉襞を押し分けた。
「きゃうん」
 ついそう叫んでしまったのは、ほかでもない。
 挿入の瞬間、はしたなくも快感を覚えてしまったからである。
 -どうぞ。そのまま排尿を開始してください。その間に、こちらも準備を完了させますからー
 立ったままおしっこをするというのは、女に生まれて初めての経験だ。
 最少は勝手が違ってなかなか出なかったけれど、ある線を越えるとあとは一気だった。
「はあああああっ」
 私は排尿の快感に身を震わせながら、無意識のうちに腰を突き出していた。



 


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