13 / 15
#13 来訪者②
しおりを挟む
インターホンの音に続き、
-はーいー
と答える、妙に若やいだママの声。
やがてくぐもった男の声が聞えたかと思うと、ほどなくして、乱暴にふすまが開く音。
ーちょっと、自治会長さん、いきなり、そんなー
ー奥さん、たまってんだろ? 今更何言ってるんだー
ーでも、せめてお茶ぐらいー
ーいらねえよ、そんなもん。俺はただ、あんたとやれりゃ、いいんだよー
もみ合う気配。
衣ずれの音。
僕は頭にかっと血が上るのを感じた。
怒りで目がくらむほどだった。
ママが危ない。
自治会長がどんだけ偉いのか知らないけど、ママをどうしようというのだろう?
我慢できずに、押し入れの戸を少し開けてみた。
瞬間、僕は危うく声を上げそうになった。
老人がママを抱きしめ、舐めるように唇を吸っている。
ママ…。
逃げて。
だめだ、そんなの。
-くわえろー
髪の毛をつかみ、老人がママを畳の上に無理やり座らせた。
何をするつもりなのかと見ていると、やにわに作業ズボンのジッパーを下げ、皺だらけのふにゃふにゃしたものを引っ張り出した。
ーくわえて、立たせてみろ、奥さん、こういうの、好きなんだろ? 好きそうな顔、してるじゃねえかー
ママ!
だめだよ!
そんな汚いこと、する必要ないって!
僕は、すんでのところで、戸を開けて飛び出すところだった。
が、僕の意志をくじいたのは、ママである。
ママは両手を老人のそれに添えると、すっぽりと口に含み、目を細めて前後に顔を動かし始めたのである。
-いいぞ。いいー
老人が、感に堪えぬような声で、うめいた。
-おお、もう勃ってきた。あんた、なんてうまいんだー
ママの口の間から時折覗くそれは、確かに太く大きく硬くなっているようだ。
ああ、ママ…そんな…。
僕はまるで自分がママにされているかのような錯覚に陥り、ズボンの中に無意識に右手を突っ込んでいた。
-よし、今度はこっちの番だ。柱に手を突いて、尻を突き出せー
老人がママを引っ張り上げ、柱に向けて突き飛ばす。
一瞬、ママの姿が見えなくなり、僕は誘惑に負けて更に戸を開いていた。
スカートを腰までたくしあげられ、下着に包まれたお尻をこっちに向けたママ。
そのママの形のいいお尻に、下半身を丸出しにした老人がのしかかっていく。
両手を伸ばしてブラウスの上から胸をもみくちゃにしながら、ぐいぐいと腰を押しつけ始めたのだ。
-ああんー
ママが甘えたような声を立てた。
そこには拒絶の響きはなかった。
ママは喜んでいるようだった。
その認識に、僕は震えた。
握った手の中で、僕のペニスは石のように固くなってしまっていた。
-ほしいか。欲しいだろう?-
老人が、言った。
-お願いー
ママが、喘ぎながら、答えた。
-お願い、入れてー
老人が、ママのストッキングを引きむしった。
空いた穴から指を入れ、下着を大きく横にずらした。
露に濡れた濃いピンクの穴が現れた。
ふちが生き物みたいにひくひく動いている。
-どうだー
そこに老人が、反り返った肉の棒を突き立てた。
ぐちゅっといやらしい音がした。
ママが自分から尻を動かし始めた。
眉間にしわを寄せ、気持ちよさそうに目を閉じている。
信じられなかった。
見ず知らずの男にあんなことをされているのに、ママったら、喜んでる…。
もう、我慢できなかった。
目は、あられもないママの姿態に釘付けになってしまっている。
僕は怒張した己のペニスを引きずり出し、狂ったようにしごき始めた。
そして、血がにじむほどしごいた挙句、押し入れのふすまの裏側一杯に、生臭い液体を呆れるほど大量にぶちまけたのだった。
-はーいー
と答える、妙に若やいだママの声。
やがてくぐもった男の声が聞えたかと思うと、ほどなくして、乱暴にふすまが開く音。
ーちょっと、自治会長さん、いきなり、そんなー
ー奥さん、たまってんだろ? 今更何言ってるんだー
ーでも、せめてお茶ぐらいー
ーいらねえよ、そんなもん。俺はただ、あんたとやれりゃ、いいんだよー
もみ合う気配。
衣ずれの音。
僕は頭にかっと血が上るのを感じた。
怒りで目がくらむほどだった。
ママが危ない。
自治会長がどんだけ偉いのか知らないけど、ママをどうしようというのだろう?
我慢できずに、押し入れの戸を少し開けてみた。
瞬間、僕は危うく声を上げそうになった。
老人がママを抱きしめ、舐めるように唇を吸っている。
ママ…。
逃げて。
だめだ、そんなの。
-くわえろー
髪の毛をつかみ、老人がママを畳の上に無理やり座らせた。
何をするつもりなのかと見ていると、やにわに作業ズボンのジッパーを下げ、皺だらけのふにゃふにゃしたものを引っ張り出した。
ーくわえて、立たせてみろ、奥さん、こういうの、好きなんだろ? 好きそうな顔、してるじゃねえかー
ママ!
だめだよ!
そんな汚いこと、する必要ないって!
僕は、すんでのところで、戸を開けて飛び出すところだった。
が、僕の意志をくじいたのは、ママである。
ママは両手を老人のそれに添えると、すっぽりと口に含み、目を細めて前後に顔を動かし始めたのである。
-いいぞ。いいー
老人が、感に堪えぬような声で、うめいた。
-おお、もう勃ってきた。あんた、なんてうまいんだー
ママの口の間から時折覗くそれは、確かに太く大きく硬くなっているようだ。
ああ、ママ…そんな…。
僕はまるで自分がママにされているかのような錯覚に陥り、ズボンの中に無意識に右手を突っ込んでいた。
-よし、今度はこっちの番だ。柱に手を突いて、尻を突き出せー
老人がママを引っ張り上げ、柱に向けて突き飛ばす。
一瞬、ママの姿が見えなくなり、僕は誘惑に負けて更に戸を開いていた。
スカートを腰までたくしあげられ、下着に包まれたお尻をこっちに向けたママ。
そのママの形のいいお尻に、下半身を丸出しにした老人がのしかかっていく。
両手を伸ばしてブラウスの上から胸をもみくちゃにしながら、ぐいぐいと腰を押しつけ始めたのだ。
-ああんー
ママが甘えたような声を立てた。
そこには拒絶の響きはなかった。
ママは喜んでいるようだった。
その認識に、僕は震えた。
握った手の中で、僕のペニスは石のように固くなってしまっていた。
-ほしいか。欲しいだろう?-
老人が、言った。
-お願いー
ママが、喘ぎながら、答えた。
-お願い、入れてー
老人が、ママのストッキングを引きむしった。
空いた穴から指を入れ、下着を大きく横にずらした。
露に濡れた濃いピンクの穴が現れた。
ふちが生き物みたいにひくひく動いている。
-どうだー
そこに老人が、反り返った肉の棒を突き立てた。
ぐちゅっといやらしい音がした。
ママが自分から尻を動かし始めた。
眉間にしわを寄せ、気持ちよさそうに目を閉じている。
信じられなかった。
見ず知らずの男にあんなことをされているのに、ママったら、喜んでる…。
もう、我慢できなかった。
目は、あられもないママの姿態に釘付けになってしまっている。
僕は怒張した己のペニスを引きずり出し、狂ったようにしごき始めた。
そして、血がにじむほどしごいた挙句、押し入れのふすまの裏側一杯に、生臭い液体を呆れるほど大量にぶちまけたのだった。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
絶対絶命女子!
戸影絵麻
ホラー
それは、ほんのささいな出来事から始まった。
建設現場から発掘された謎の遺跡。増え始めた光る眼の蛞蝓。
そして、のどかな田園都市を、生ける屍たちが侵食する…。
これは、ゾンビたちに立ち向かった、4人の勇気ある乙女たちの物語である。
ルナフォビア 2【追いすがる月】
spell breaker!
ホラー
ヒッチハイクで拾った女が車に乗り込んでくるなり、そう叫んだ。
なにがなんだか、わけがわからない! ほんとうにあの夜空の満月が空から落ちてきて、運動会の大玉転がしより大きめのサイズに縮まり、ゴロゴロ転がりながら追いすがってくるのだ。
とんでもないことに巻き込まれたものだ。
室井 志倶麻(むろい しぐま)は頼まれるがまま、車を走らせ、月を撒こうとした。だが月は恐るべき猛追を見せ、なかなかふりきることができない。
必死の逃亡を計りつつも、志倶麻は女――ミハルに問いただすのだった。
いったい、月は君をどうしようというのか? 月に捕まれば殺されるのか?
ミハルはこう答えるのだった。
「月は私を変えようとしてるの! 私が変わればあなたを襲ってしまう!」
こんなことに巻き込まれるなら、いっそミハルを拾うべきではなかったと後悔する志倶麻だった……。
※本作は『小説家になろう』様でも公開しております。
雷命の造娘
凰太郎
ホラー
闇暦二八年──。
〈娘〉は、独りだった……。
〈娘〉は、虚だった……。
そして、闇暦二九年──。
残酷なる〈命〉が、運命を刻み始める!
人間の業に汚れた罪深き己が宿命を!
人類が支配権を失い、魔界より顕現した〈怪物〉達が覇権を狙った戦乱を繰り広げる闇の新世紀〈闇暦〉──。
豪雷が産み落とした命は、はたして何を心に刻み生きるのか?
闇暦戦史、第二弾開幕!
滅・百合カップルになれないと脱出できない部屋に閉じ込められたお話
黒巻雷鳴
ホラー
目覚めるとそこは、扉や窓のない完全な密室だった。顔も名前も知らない五人の女性たちは、当然ながら混乱状態に陥り──
あの悪夢は、いまだ終わらずに幾度となく繰り返され続けていた。
『この部屋からの脱出方法はただひとつ。キミたちが恋人同士になること』
疑念と裏切り、崩壊と破滅。
この部屋に神の救いなど存在しない。
そして、きょうもまた、狂乱の宴が始まろうとしていたのだが……
『さあ、隣人を愛すのだ』
生死を賭けた心理戦のなかで、真実の愛は育まれてカップルが誕生するのだろうか?
※この物語は、「百合カップルになれないと脱出できない部屋に閉じ込められたお話」の続編です。無断転載禁止。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる