醜女の檻 ~私の美少女監禁日記~

戸影絵麻

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第3章 美少女監禁

#11  発情する堕天使②

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 ふつうの被害者なら、ここで足をばたつかせて必死の抵抗を試みるものなのに、杏里は違った。
 両足を限界までMの字に開き、太郎にされるがままになっているのだ。
 いや、それどころか、杏里自身が愛撫を待ち焦がれ、ゆらゆらと腰を振り動かしている。
 あんなに天使のように可愛らしい顔をしているのに、杏里ときたらとんだ食わせ者だ。
 しかも彼女は私と同じまだ15歳。
 このエロさはすでに変態の域に達している。
 太郎の脇にしゃがむと、私は妊婦を診察する産婦人科医のように、大きく開いた杏里の足の間をのぞき込んでみた。
 ぷるぷると太腿の内側の肉が震えている。
 脚を突っ張って腰を浮かせているため、筋肉が透けて見える。
 汗と淫汁に濡れ光るその太腿と太腿のつけ根。
 つるりとしてやわらかそうなそこに、唇を引き延ばして縦にしたような亀裂が走っている。
「綺麗…」
 私は改めて感心しないではいられなかった。
 普通、性交渉の回数が多ければ多いほど、ここにはメラニン色素が沈着して、周囲の皮膚の色が黒ずんでくるものである。
 だが、杏里はそうではなかった。
 まるっきり処女の陰部のように、無毛のそのあたりは全体的に綺麗な薄桃色をしているのだ。
 エロ動画では微妙にモザイクがかかっているそこが、今目の前にはっきり見えている。
 会陰部の襞に入った筋の一本一本から、サーモンピンクに輝く膣の入口までが丸見えだ。
 その複雑な構造の上座の部分に、リンクのはまったクリトリスが飛び出ている。
 根元をきつく締めつけられたそれは、元の大きさの倍以上に膨張し、塗りたくられたバターで先端を白く光らせている。
 指で襞をめくり返してみると、ぱっくりと左右に開いた縦長の唇は、透明な液体に混じってとろみのある白い体液を分泌していた。
 これが俗にいう”本気汁”か。
 私は胸の鼓動がさらに高まるのを抑えるのに苦労した。
 媚薬とリング、そして太郎の舌責めの効果は覿面だった。
 杏里は演技ではなく、本当に感じているのだ。
 このチャンスを逃がす手はないだろう。
 会陰部の下座に、穴が開いている。
 縁がびくびく震えている様子は、まるで何か異界の生き物の口みたいだ。
 スイッチをオンにすると、私はそこにローターを近づけた。
「やんっ!」
 振動するローターの先が少し入口に触れただけなのに、杏里の腰ががくんと跳ね上がった。
 かまわず指先に力を込め、ずぶずぶと押し込んでいく。
 抵抗があったのは、最初の一瞬だけだった。
 すぐに口が反応して、軟体動物の外套膜のような襞をまといつかせ、つるりとローターを飲み込んでしまう。
 まるで飢えたけものみたいに。
 杏里の口からは、ローターのコードだけが垂れ下がっている。
 私は電池ボックスを杏里の太腿の裏側に、絆創膏で張りつけた。
 ついでに目盛を”強”に合わせてやる。
「あああああっ!」
 杏里の悲鳴が響き渡った。
 いや、悲鳴ではない。
 歓喜の叫び声というべきだろう。
「さ、太郎、存分にお舐め」
 私は優しく太郎の首を抱いた。
「そうして杏里がイきそうになったら、がまんすることはないわ。あなたも楽しみなさい。その毛むくじゃらの肉棒を突っ込んで、フィニッシュを決めるのよ」
 私の言葉をすべて理解したかのように、太郎が勢いよく、わんと吼えた。
 椅子に戻って、観察を再開する。
 まだだめだ。
 まだ私は傍観者でいなければならないのだ。
 杏里を完全に手中にするには、もう少し待つ必要がある。
 だが、それもあとわずかの辛抱だった。
 顎を支える手が震えた。
 高まる期待で私自身、気が狂いそうなのだ。
 太郎が意を決したように、杏里の勃起クリトリスを舐め始めた。
 ぺちゃぺちゃという音が高まると、
「あんあんあんあんっ!」
 杏里が全身を小刻みに震わせて、断続的に叫び出した。
「だめだめだめだめっ! そこはだめなの! そんなことしたら、杏里、もう、いっちゃうったらぁ!」

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