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ACT12 腸詰帝国潜入作戦
#19 ハル⑧
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ビュンビュン丸の陰嚢は、ハルの手に余るほど大きかった。
それを手のひらで包み込み、ゆっくり揉みほぐす。
しわだらけの袋の中にはアーモンド形の硬いものがふたつ入っていて、揉むたびにそれがコリコリぶつかり合うのがわかる。
改造人間だからなのか、ビュンビュン丸の股間に陰毛が生えていない。
つるりとした陰部から、いきなり太いペニスが屹立しているのである。
陰嚢を揉んでいると、ペニスはますます太くなり、反り返るようにして濡れた亀頭を震わせた。
「ああ…き、気持ち、いい、です」
自ら腰を突き上げ、ビュンビュン丸が甘い声で喘いだ。
そのとたん、針がばらばらと落ち、ペニスがぐわっと膨らんだ。
海綿体が膨張し切って、ハルの刺した無数の針を一気に払い飛ばしたのである。
本来なら射精に至るところなのだろう。
血管を浮き上がらせ、ごつごつした肉棒と化したペニスは、先端から透明な我慢汁をしとどににじみ出させている。
が、ハルが尿道に突き立てた長い針のせいで、精液を放出できないでいるのだ。
「お願い…ハル…いかせて」
ビュンビュン丸がかすれた声で追う。
「だめだ」
言いながら、ハルは左手で陰嚢を揉み、右手でペニスをしごく。
手のひらに、ペニスの脈動が伝わってくる。
「そ、そんな…」
ビュンビュン丸は、恍惚と苦悶の入り混じった表情で、はあはあ喘いでいる。
「だから、やめてって、言ったのに…」
そこに、軽やかな足音とともに、甲高いアニメ声が聞こえてきた。
「あれえ? みんな、何やってるんですかあ?」
アリアである。
階段の中ほどに、学ランを着たアリアが立っている。
「ああ、アリアか。ちょうどいい」
ハルは顔だけアリアのほうを向け、顎をしゃくってみせた。
こっちに来い、の合図である。
「でも…」
アリアはなぜかもじもじしている。
疑い深そうな眼で、ハルの様子をうかがっているようだ。
「でも、なんだ?」
ビュンビュン丸を両手で責め続けながら、ハルはたずねた。
「だって…ハルは、アリアを…」
その愛らしい顔が、泣き出しそうに歪んだ。
大きな瞳に、涙の粒が真珠のように光っている。
「まだそんなことを言ってるのか」
ハルはため息をついた。
「淫者の石の件なら、方針は決まったはずだろう? 腸詰帝国の基地に潜入し、そのテクノロジーを借りておまえの体内から石だけ取り出す。ゆうべ、そう決定したじゃないか」
「でも、もし、できなかったらアリアはどうなるんですかあ? 腸詰帝国が、その技術を持っていなかったら?」
「だから、今、それを調べている。ビュンビュン丸の記憶を探ってるんだ。それを、手伝ってほしいんだ」
「手伝うって、何をすれば…? アリアには、それ、ただの拷問にしか見えないんですけど…」
「ここに来て、私の代わりにビュンビュン丸の乳首を吸え。ただそれだけでいい」
それを手のひらで包み込み、ゆっくり揉みほぐす。
しわだらけの袋の中にはアーモンド形の硬いものがふたつ入っていて、揉むたびにそれがコリコリぶつかり合うのがわかる。
改造人間だからなのか、ビュンビュン丸の股間に陰毛が生えていない。
つるりとした陰部から、いきなり太いペニスが屹立しているのである。
陰嚢を揉んでいると、ペニスはますます太くなり、反り返るようにして濡れた亀頭を震わせた。
「ああ…き、気持ち、いい、です」
自ら腰を突き上げ、ビュンビュン丸が甘い声で喘いだ。
そのとたん、針がばらばらと落ち、ペニスがぐわっと膨らんだ。
海綿体が膨張し切って、ハルの刺した無数の針を一気に払い飛ばしたのである。
本来なら射精に至るところなのだろう。
血管を浮き上がらせ、ごつごつした肉棒と化したペニスは、先端から透明な我慢汁をしとどににじみ出させている。
が、ハルが尿道に突き立てた長い針のせいで、精液を放出できないでいるのだ。
「お願い…ハル…いかせて」
ビュンビュン丸がかすれた声で追う。
「だめだ」
言いながら、ハルは左手で陰嚢を揉み、右手でペニスをしごく。
手のひらに、ペニスの脈動が伝わってくる。
「そ、そんな…」
ビュンビュン丸は、恍惚と苦悶の入り混じった表情で、はあはあ喘いでいる。
「だから、やめてって、言ったのに…」
そこに、軽やかな足音とともに、甲高いアニメ声が聞こえてきた。
「あれえ? みんな、何やってるんですかあ?」
アリアである。
階段の中ほどに、学ランを着たアリアが立っている。
「ああ、アリアか。ちょうどいい」
ハルは顔だけアリアのほうを向け、顎をしゃくってみせた。
こっちに来い、の合図である。
「でも…」
アリアはなぜかもじもじしている。
疑い深そうな眼で、ハルの様子をうかがっているようだ。
「でも、なんだ?」
ビュンビュン丸を両手で責め続けながら、ハルはたずねた。
「だって…ハルは、アリアを…」
その愛らしい顔が、泣き出しそうに歪んだ。
大きな瞳に、涙の粒が真珠のように光っている。
「まだそんなことを言ってるのか」
ハルはため息をついた。
「淫者の石の件なら、方針は決まったはずだろう? 腸詰帝国の基地に潜入し、そのテクノロジーを借りておまえの体内から石だけ取り出す。ゆうべ、そう決定したじゃないか」
「でも、もし、できなかったらアリアはどうなるんですかあ? 腸詰帝国が、その技術を持っていなかったら?」
「だから、今、それを調べている。ビュンビュン丸の記憶を探ってるんだ。それを、手伝ってほしいんだ」
「手伝うって、何をすれば…? アリアには、それ、ただの拷問にしか見えないんですけど…」
「ここに来て、私の代わりにビュンビュン丸の乳首を吸え。ただそれだけでいい」
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