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ACT11 捕虜
#8 アリア⑤
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息も絶え絶えに珍子が語ったところによると、ふたりの境遇は次のようになる。
ビュンビュン丸と珍子は、1年前まで、自由が丘天使園なる児童養護施設で暮らしていた。
ところがそこがある日、経営難で腸詰帝国に買収されることになり、児童たちは全員人肉バーガーの原料にされてしまった。
かろうじて難を逃れたのが、珍子とビュンビュン丸のふたりだったのだ。
その理由は、こうだった。
ビュンビュン丸については、体臭があまりに強すぎて食用に不向きだったこと。
珍子はといえば、早い段階から施設の経営陣たちに肉体を提供して特権を得てきたのが、最後になって功を奏したのだということ、である。
そうして死を逃れたふたりだったのだが、かといって自由の身になれるわけもなく、その代わりに改造人間の実験台とされてしまったというわけだ。
「大変だったんですねえ」
相づちを打ちながら、アリアはポケットの中のローターを指で弄んでいる。
「じゃあ、つらい過去を忘れるために、もっともっと、人生を楽しまなきゃ」
珍子はマットから屹立した極太バイブを体内に埋め、リコが腰をつかんで身体を上下させるのに合わせ、途切れ途切れに悲鳴を上げている。
すでに股間はびしょ濡れになり、小便を漏らしでもしたかのように、マットをべちょべちょに汚してしまっている。
「では、フィナーレといきましょうか。リコさま、彼女のアヌスにお汁をたっぷり塗り込んであげてください」
質問を早々に切り上げ、アリアは声を張り上げた。
正直、自分についての情報など、聞きたくなかった。
どうせろくなものじゃないに決まっている。
そんな気がしてならないのだ。
「そんなことして、どうするつもりだ?」
珍子の裸体を上下に動かしながら、眉をひそめてリコが訊いてきた。
「前の穴はもう十分なようですから、今度は後ろの穴を気持ちよくしてあげるのです。さっき聞かせてもらった生い立ちからして、彼女、きっと後ろの穴も非処女だと思うんです。きっと喜んでくれますよ」
そして、と続きは心の中で独白するアリア。
いよいよこれを使うのだ。
前に一度、リコさまに使った時、リコさまったら、興奮しすぎて変身しちゃったんだっけ。
それを改造人間に使ったら、いったいどんなことが起こるのだろう?
あん。
想像したら、小股がうずうずしてきちゃった。
もう、このままじゃ、済まないよぅ。
あ、そうだ。
今晩は、みんなが寝静まったら、リコさまのお部屋に忍び込んじゃおう。
そして、今度こそ、リコさまをアリアひとりのものにしちゃうのだ。
「こうか?」
リコは珍子の股間から愛液をすくい取っては、指で会陰部からアナルにかけての部位に伸ばしているようだ。
「そ、そこは…あ。あ。あ」
新たな刺激に、またしても反応を再開する珍子。
「いい感じですね」
アリアは天使のように微笑んだ。
「それではリコさま、始めてくださいな」
ビュンビュン丸と珍子は、1年前まで、自由が丘天使園なる児童養護施設で暮らしていた。
ところがそこがある日、経営難で腸詰帝国に買収されることになり、児童たちは全員人肉バーガーの原料にされてしまった。
かろうじて難を逃れたのが、珍子とビュンビュン丸のふたりだったのだ。
その理由は、こうだった。
ビュンビュン丸については、体臭があまりに強すぎて食用に不向きだったこと。
珍子はといえば、早い段階から施設の経営陣たちに肉体を提供して特権を得てきたのが、最後になって功を奏したのだということ、である。
そうして死を逃れたふたりだったのだが、かといって自由の身になれるわけもなく、その代わりに改造人間の実験台とされてしまったというわけだ。
「大変だったんですねえ」
相づちを打ちながら、アリアはポケットの中のローターを指で弄んでいる。
「じゃあ、つらい過去を忘れるために、もっともっと、人生を楽しまなきゃ」
珍子はマットから屹立した極太バイブを体内に埋め、リコが腰をつかんで身体を上下させるのに合わせ、途切れ途切れに悲鳴を上げている。
すでに股間はびしょ濡れになり、小便を漏らしでもしたかのように、マットをべちょべちょに汚してしまっている。
「では、フィナーレといきましょうか。リコさま、彼女のアヌスにお汁をたっぷり塗り込んであげてください」
質問を早々に切り上げ、アリアは声を張り上げた。
正直、自分についての情報など、聞きたくなかった。
どうせろくなものじゃないに決まっている。
そんな気がしてならないのだ。
「そんなことして、どうするつもりだ?」
珍子の裸体を上下に動かしながら、眉をひそめてリコが訊いてきた。
「前の穴はもう十分なようですから、今度は後ろの穴を気持ちよくしてあげるのです。さっき聞かせてもらった生い立ちからして、彼女、きっと後ろの穴も非処女だと思うんです。きっと喜んでくれますよ」
そして、と続きは心の中で独白するアリア。
いよいよこれを使うのだ。
前に一度、リコさまに使った時、リコさまったら、興奮しすぎて変身しちゃったんだっけ。
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あん。
想像したら、小股がうずうずしてきちゃった。
もう、このままじゃ、済まないよぅ。
あ、そうだ。
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そして、今度こそ、リコさまをアリアひとりのものにしちゃうのだ。
「こうか?」
リコは珍子の股間から愛液をすくい取っては、指で会陰部からアナルにかけての部位に伸ばしているようだ。
「そ、そこは…あ。あ。あ」
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「いい感じですね」
アリアは天使のように微笑んだ。
「それではリコさま、始めてくださいな」
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