破滅招来乙女リコ 【アダルト】

ACT10 淫靡な特訓

#12 アリア②

　アリアは胸の鼓動の高まりを抑えきれなかった。
　今度、お仕置き台にはりつけにされているのは、変身後のリコ、すなわちMILKYなのである。
　高圧電流にやられ、リコはぐったりと目を閉じ、両腕を水平に伸ばした格好で手首を拘束されたまま、アリアのほうに向けてしどけなく股を開いている。
「駄目ですかあ」
　その股の間にかがみこんだハルの背中に、待ちきれずにアリアは声をかけた。
「ああ、さすが、このアーマーの繊維は頑丈だな。ドリルでも傷ひとつつかないぞ。挿入はあきらめるしかない」
　額の汗を拭って、ハルが言う。
「じゃあ、どうするんですかあ？　負けたのに、MILKYは無罪放免ってことですかあ？」
「そうはいかない。幸い、電撃は効果あるようだ。振動と電撃で痛めつける。正義のヒロインがのたうちまわるさまを、つぶさに見るがいい」
　そうしてハルが組み上げたのは、なんとも複雑怪奇な拷問器具である。
　両サイドから伸びた鋼鉄のバー。
　その先にバイブを装着し、リコの左右の乳房の側面に当てる。
　むき出しの金と銀の乳首をきつく導線で縛り、もう一方の端を装置のバッテリーにセットする。
　レオタードに包まれた股間には正面から極太の人造ペニスをめり込ませ、スイッチをオンにする。
　ウインウインウイン…。
　ばりばりばりばりっ！
　きな臭いオゾンの匂いが立ち込めると同時に、リコがかっと目を見開いた。
「く、くそ！　今度は、な、なにを？」
　が、威勢がよかったのは最初だけで、1分もするとメロメロになってきた。
「あうっ！　はあっ！　くっ！　だめ！　だめ！　らめえっ！」
　全身をがくがく震わせ、自分から激しく腰を跳ね上げた。
「耐えるんだ、リコ。敵との戦闘で、同じ状況に陥ることもあるだろう。その時、早々に失神してしまっては、人類の運命はもう風前の灯だ。そうだろう？」
　偉そうに説教を垂れながら、ハルはアリアにスカートの下のペニスを握らせている。
　MILKYの扮したリコの痴態。
　これほどそそるものはほかにない。
　オナニーのおかずにしなければ、損というものだ。
　そう思ったからである。
「そ、そんなこと、言ったって、はうっ、あうっ、乳首のビリビリ、き、気持ちいい！」
　リコが泡を吹きながら、痙攣を繰り返す。
　純白の女戦士のコスチュームのまま乱れるその姿は、ある意味裸より卑猥だった。
「くうん、あああん、いいよんっ！」
　ハルのペニスをしごきながら、学ランの下の己の股間をまさぐるアリア。
「う」
「きゃうんっ」
「あぐ」
　やがて30分が経ち、リコの変身が解ける頃には、アリアもハルもタイミングよく、1回目の絶頂を迎えていた。