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第90話 点字ブロック
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歩道の真ん中に黄色い線が引いてある。
凸凹しているところを見ると、点字ブロックみたいだ。
その上を歩いていると、通りかかった女子高生が声をかけてきた。
「そこ、歩いちゃいけないんだよ。危ないから、やめたほうが・・・」
彼女が言い終わらぬうちだった。
何かがものすごい勢いでぶつかってきて、俺は10メートルほど跳ね飛ばされ、地面に転がった。
全身の骨が砕けているのがわかった。
「あーあ、だから言ったのに」
駆け寄ってきた女子高生が、気の毒そうに言った。
「あの黄色い線、スーパーヒーローの通り道なんだよ」
凸凹しているところを見ると、点字ブロックみたいだ。
その上を歩いていると、通りかかった女子高生が声をかけてきた。
「そこ、歩いちゃいけないんだよ。危ないから、やめたほうが・・・」
彼女が言い終わらぬうちだった。
何かがものすごい勢いでぶつかってきて、俺は10メートルほど跳ね飛ばされ、地面に転がった。
全身の骨が砕けているのがわかった。
「あーあ、だから言ったのに」
駆け寄ってきた女子高生が、気の毒そうに言った。
「あの黄色い線、スーパーヒーローの通り道なんだよ」
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