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第18話 スカルファック
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俺の妻は性欲が強い。
結婚して10年たつというのに、いまだ衰えるということを知らない。
いや、それどころか、最近は毎晩のようにセックスをせがんでくる。
しかも、俺のペニスでは飽き足らず、もっと太いのを入れてほしいという。
いろいろな器具を試してみた。
でも、だめだった。
仕方ないのでこぶしを使うフィストファックで応戦してみたが、満足してくれたのは、最初のうちだけ。
こうなったら、残る手段はただひとつ。
頭を女性の膣に挿入する、伝説の性技、スカルファックだけである。
決戦に備え、俺は床屋に行き、坊主頭にした。
幸い、俺は男としては小顔のほうである。
こぶしを楽々呑み込む妻のあそこである。
無理をすれば、なんとかなるに違いない。
そしてその夜、俺はついに敢行した。
出産直前の妊婦みたいにM字開脚した妻の股間に、頭の先をめりこませたのだ。
「ああん、すてき!」
確かな手ごたえに、妻は大喜びである。
案ずるより産むが易しとはこのことだろうか。
ずぼっと音がして抵抗がなくなると、俺の頭部は次の瞬間、未知の空間に突入していた。
「はあ? なんだこれ?」
驚いたのは、ほかでもない。
そこは薄暗い妻の体内ではなく、広大な平地だった。
青い空の下に、延々と芝生の広がる、ゴルフ場みたいなところである。
その一角に、俺は地面から首を突き出し、ぽかんと周囲を眺めているのだった。
「どういうことだ? ここは妻の膣の中じゃないのか?」
思わずそうつぶやいた時のことである。
突然頭上に影がさし、顔を上げた俺は絶叫した。
ミニスカ衣装の若い女性が、俺の頭めがけてゴルフクラブを振り上げている。
見事なパンチラシーンだったが、ゆっくり観賞している暇などなかった。
右の側頭部に激痛を覚えたかと思うと、首の付け根に猛烈な負荷がかかったのだ。
上下左右に激しく回転する視界。
「ナイスショット!」
それが、俺の耳に届いた最後の言葉だった。
結婚して10年たつというのに、いまだ衰えるということを知らない。
いや、それどころか、最近は毎晩のようにセックスをせがんでくる。
しかも、俺のペニスでは飽き足らず、もっと太いのを入れてほしいという。
いろいろな器具を試してみた。
でも、だめだった。
仕方ないのでこぶしを使うフィストファックで応戦してみたが、満足してくれたのは、最初のうちだけ。
こうなったら、残る手段はただひとつ。
頭を女性の膣に挿入する、伝説の性技、スカルファックだけである。
決戦に備え、俺は床屋に行き、坊主頭にした。
幸い、俺は男としては小顔のほうである。
こぶしを楽々呑み込む妻のあそこである。
無理をすれば、なんとかなるに違いない。
そしてその夜、俺はついに敢行した。
出産直前の妊婦みたいにM字開脚した妻の股間に、頭の先をめりこませたのだ。
「ああん、すてき!」
確かな手ごたえに、妻は大喜びである。
案ずるより産むが易しとはこのことだろうか。
ずぼっと音がして抵抗がなくなると、俺の頭部は次の瞬間、未知の空間に突入していた。
「はあ? なんだこれ?」
驚いたのは、ほかでもない。
そこは薄暗い妻の体内ではなく、広大な平地だった。
青い空の下に、延々と芝生の広がる、ゴルフ場みたいなところである。
その一角に、俺は地面から首を突き出し、ぽかんと周囲を眺めているのだった。
「どういうことだ? ここは妻の膣の中じゃないのか?」
思わずそうつぶやいた時のことである。
突然頭上に影がさし、顔を上げた俺は絶叫した。
ミニスカ衣装の若い女性が、俺の頭めがけてゴルフクラブを振り上げている。
見事なパンチラシーンだったが、ゆっくり観賞している暇などなかった。
右の側頭部に激痛を覚えたかと思うと、首の付け根に猛烈な負荷がかかったのだ。
上下左右に激しく回転する視界。
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