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第9部 倒錯のイグニス
#49 基礎訓練⑱
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大きく股を開いたまま、逆さにマットに押さえつけられた杏里。
その杏里の身体を、小百合が尻もちをついた姿勢で、背後からぎゅっと抱きしめている。
最初腰にあった手は再び胸に回され、熊手のような10本の指が情け容赦なく杏里の豊乳を揉みしだく。
小百合の足は鉤のように内側に曲がり、しっかりと杏里のくるぶしをくわえ込んでいる。
抵抗しようにも、微動だにせぬ堅固さだ。
「おお、これはいい」
杏里の股の間から顔を出し、舌なめずりする小百合。
小百合のほうが座高が高いため、杏里の尻の上に顔が来ているのだ。
つまり、小百合から見ると、目と鼻の先に薄いレオタードに包まれた杏里の尻と陰部が位置することになる。
そのチャンスを、小百合が見逃すはずがなかった。
匂いを嗅ぎながら、舌で内腿の間を舐め、唇で吸いまくる。
股の間のレオタードの細い布を、その太い舌がずらしにかかった。
小百合の前に現れたのは、菊の花のような薄桃色のアナルと濡れた秘肉の唇だ。
じゅるり。
いやらしい音を立てて、海鼠のような舌がアナルの周辺を舐めた。
「やんっ!」
異様な感触に、ぴくりと身を震わせる杏里。
「ほほう、こっちも感じるのか? 笹原、おまえ、可愛い顔して、とんでもない売女だな」
「だめです…そんなとこ…汚いから」
尻を振って逃れようにも、身体を小百合の太い腕に挟まれ、杏里は痙攣することくらいしかできない。
「だから、いいんじゃないか…。心配するな、私が綺麗にしてやるから」
小百合の舌は、広くて長い。
それが、アナルとそれに続く肉襞の割れ目を交互に舐める。
肥大した陰核をつつかれたかと思うと、次は膣口の中、その次はアナルの中と、固い舌先による攻撃は止むことがない。
そのたびにクチュクチュという卑猥な音が、静かな部屋に鳴り響く。
杏里の唇の端から、ツーっとよだれが糸を引く。
震える舌が突き出され、ぽってりした唇を舐め始める。
ああ…だめ…。
限界に打ち震えながら、杏里はそれでも目を逸らすことができない。
鏡に映るあまりにも淫蕩な少女の姿から、いっときたりとも目を逸らせないでいる。
ゴリラのような大女に逆さに押さえ込まれ、両足を目いっぱいに開いて、むき出しの股間を吸われる美少女。
しかし、その顔に浮かんでいるのは、苦悶の表情ではなく、明らかに恍惚からくるそれだ。
「おいしい…おいしすぎる…」
杏里を抱え直し、小百合が身を乗り出した。
狂ったような眼をしていた。
うなじを支点として、杏里は膣口を天井に向ける格好になっている。
レオタードがずらされているので、真っ赤に充血した穴が、ぱっくりと開いてしまっている。
「おお、丸見えだ。なんて、美しい…」
そこに、小百合が真上から舌を突き入れた。
そして、そのまま、すごい勢いで出し入れを開始する。
「あ、あ、あ、あ、い、いくっ!」
煮えたぎるマグマのうねりを感じて、杏里は無意識のうちに叫んでいた。
括約筋でひくつく穴の中から、奔流のように透明な熱い汁が噴き出した。
「うっ」
小百合の腕の力がゆるんだ。
「くわあああっ」
両手で目を押さえて、後ろにひっくり返った。
杏里の”潮吹き”で、淫汁が眼球を直撃したのに違いない。
計算したわけではない。
杏里本人にしても、予期せぬできごとだ。
が、チャンスはチャンスだった。
戒めを解かれた杏里は、その隙にと四つん這いで逃げ出そうとした。
潮を吹いたせいで、脱力感が半端ない。
ともすれば、膝が砕けそうになる。
それでもやっと、マットの端までたどりついた時だった。
万力にはさまれたように左の足首が軋み、ぐっと後ろに引きずり上げられた。
「やったね」
杏里の左足を抱え込み、力任せにねじり上げながら、小百合が言った。
「まさか、そんな手を使うとは…。まったくもって、おまえの躰には感心させられるよ」
ぐいぐいねじり上げながら、小百合は己の股間を杏里の股の間に滑り込ませてくる。
「では、最後に、私のスペシャル技をかけてやる。身をもって味わうがいい。必殺、小百合固めをな」
その杏里の身体を、小百合が尻もちをついた姿勢で、背後からぎゅっと抱きしめている。
最初腰にあった手は再び胸に回され、熊手のような10本の指が情け容赦なく杏里の豊乳を揉みしだく。
小百合の足は鉤のように内側に曲がり、しっかりと杏里のくるぶしをくわえ込んでいる。
抵抗しようにも、微動だにせぬ堅固さだ。
「おお、これはいい」
杏里の股の間から顔を出し、舌なめずりする小百合。
小百合のほうが座高が高いため、杏里の尻の上に顔が来ているのだ。
つまり、小百合から見ると、目と鼻の先に薄いレオタードに包まれた杏里の尻と陰部が位置することになる。
そのチャンスを、小百合が見逃すはずがなかった。
匂いを嗅ぎながら、舌で内腿の間を舐め、唇で吸いまくる。
股の間のレオタードの細い布を、その太い舌がずらしにかかった。
小百合の前に現れたのは、菊の花のような薄桃色のアナルと濡れた秘肉の唇だ。
じゅるり。
いやらしい音を立てて、海鼠のような舌がアナルの周辺を舐めた。
「やんっ!」
異様な感触に、ぴくりと身を震わせる杏里。
「ほほう、こっちも感じるのか? 笹原、おまえ、可愛い顔して、とんでもない売女だな」
「だめです…そんなとこ…汚いから」
尻を振って逃れようにも、身体を小百合の太い腕に挟まれ、杏里は痙攣することくらいしかできない。
「だから、いいんじゃないか…。心配するな、私が綺麗にしてやるから」
小百合の舌は、広くて長い。
それが、アナルとそれに続く肉襞の割れ目を交互に舐める。
肥大した陰核をつつかれたかと思うと、次は膣口の中、その次はアナルの中と、固い舌先による攻撃は止むことがない。
そのたびにクチュクチュという卑猥な音が、静かな部屋に鳴り響く。
杏里の唇の端から、ツーっとよだれが糸を引く。
震える舌が突き出され、ぽってりした唇を舐め始める。
ああ…だめ…。
限界に打ち震えながら、杏里はそれでも目を逸らすことができない。
鏡に映るあまりにも淫蕩な少女の姿から、いっときたりとも目を逸らせないでいる。
ゴリラのような大女に逆さに押さえ込まれ、両足を目いっぱいに開いて、むき出しの股間を吸われる美少女。
しかし、その顔に浮かんでいるのは、苦悶の表情ではなく、明らかに恍惚からくるそれだ。
「おいしい…おいしすぎる…」
杏里を抱え直し、小百合が身を乗り出した。
狂ったような眼をしていた。
うなじを支点として、杏里は膣口を天井に向ける格好になっている。
レオタードがずらされているので、真っ赤に充血した穴が、ぱっくりと開いてしまっている。
「おお、丸見えだ。なんて、美しい…」
そこに、小百合が真上から舌を突き入れた。
そして、そのまま、すごい勢いで出し入れを開始する。
「あ、あ、あ、あ、い、いくっ!」
煮えたぎるマグマのうねりを感じて、杏里は無意識のうちに叫んでいた。
括約筋でひくつく穴の中から、奔流のように透明な熱い汁が噴き出した。
「うっ」
小百合の腕の力がゆるんだ。
「くわあああっ」
両手で目を押さえて、後ろにひっくり返った。
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計算したわけではない。
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が、チャンスはチャンスだった。
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ともすれば、膝が砕けそうになる。
それでもやっと、マットの端までたどりついた時だった。
万力にはさまれたように左の足首が軋み、ぐっと後ろに引きずり上げられた。
「やったね」
杏里の左足を抱え込み、力任せにねじり上げながら、小百合が言った。
「まさか、そんな手を使うとは…。まったくもって、おまえの躰には感心させられるよ」
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