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第4話 転生! 凌辱学園

#121 子宮セックス、再び④

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「へ~え、ホットヨガかあ。私、ヨガって、もっとなんていうか、体操着みたいなの着てやるんだとばかり思ってた」

 美衣が可愛らしく小首をかしげ、紗彩と杏里を見比べた。

 もちろん、紗彩と杏里は全裸である。

 今更隠しても仕方ないからだ。

「このホットヨガはね、特別なの。裸でやらないと効果がないのよ。ね、笹原先生」

 紗彩が適当なことを言って、杏里に話を振った。

「う、うん。お肌とお肌を密着させることで、初めて効果が出るの。私、以前、インストラクターの先生に教わったことがあるから、それを紗彩さんに教えてあげてたんだ」

「そうなんだ…。ごめんなさい。私はてっきり、ふたりがいやらしいことでもしてるのかと…」

 可憐な顔を赤らめ、目を伏せる美衣。

 う。図星なんですけど。

 杏里はそっと隣の紗彩と目を合わせた。

 ふたりとも一応子宮は膣の中に隠してはいるけれど、全身にそこはかとなく愛液の匂いをまといつかせている。

 紗彩が「しっ」というように唇を尖らせ、杏里に目配せした。

 ここは私に任せなさい。

 そう目顔で訴えているようだ。

 3人は、プレイルームの入口近くにある、衝立で囲まれた応接室にいた。

 ソファが2脚と丸テーブルがひとつあるだけの、簡素なスペースである。
 
 大神明は杏里がうまいこと奥の間に隠れさせてきたから、美衣の眼には留まっていないはずだった。

 美衣は制服のブレザーを脱いで、首に赤いリボンを巻いた白ブラウス、制服のひだスカートという出で立ちだ。

 そのいかにも清潔そうな外観が、否が応でも杏里の情欲を刺激する。

 元居た世界の”恋人”、ペットロイドのみいのことを思い出さずにはいられないからである。

「それより美衣、どこが悪いの? さっき言ってたでしょ? 体調がすぐれないから、ひと足先に旅行から帰ってきたって」

 いかにも保護者にふさわしく、心肺そうに眉根を寄せて、紗彩がたずねた。

「生理が近づいてる証拠じゃないかと思うの。ほら、おばさんも知ってるように、私って生理重いから」

 おなかのあたりを右手で押さえて、美衣が答えた。

 美衣は学校の新入生歓迎旅行で3泊4日で長野県の白馬に行っていたのだという。

 それが、腹痛と頭痛がどうにも我慢できなくて、教師のひとりに付き添われ、先ほど帰ってきたというわけだった。

「今は少し落ち着いてるけど、とても旅行どころの気分じゃなかったから…」

「いいわ。私たちがなんとかしてあげる」

 慈愛のこもった笑みを口元に浮かべると、紗彩が化粧品の容器みたいなものをテーブルの上に置いた。

「そういう時こそ、ホットヨガの出番なのよ。まずはそうね、ブラウスを脱いで、上半身裸になって」

「え? 私もやるの?」

 驚きで、美衣のつぶらな瞳がまん丸になった。

「もちろんよ。ホットヨガはね。生理痛にもよく効くの。全身の血行をよくして、生理の出血を抑えてくれるから、あなたみたいな体質の子にはぴったりなのよ。早めに始めれば、その体質を改善できるわ。今後、もう、生理前や生理中に苦しまなくて済むようになるのよ」

 紗彩のもっともらしい演技に、杏里は舌を巻く思いだった。

 そのセレブ然とした美貌で真剣に語られると、なんでも真実のように思われてくるから不思議である。
「へえ、そうなんだ。生理痛が楽になるなら、美衣もやってみようかな」

 目を輝かせ、ブラウスのボタンに手をかける美衣。

「でも、そのオイルみたいなのは、何なの?」

 途中で手を止め、紗彩がテーブルに置いたガラス容器に視線を移す。

「痛み止めの薬よ。ホットヨガに入る前にね、これを全身に塗り込むの。そうすれば元気が出て、きっと気分もよくなるから」

「全身に…?」

 そこで改めて杏里と紗彩が全裸であることを意識したと見え、またぞろ美衣の頬が赤らんだ。

「でも、恥ずかしい…。美衣、おばさまや笹原先生みたいに、スタイルよくないから」

「そんなことないよ」

 杏里は思わず身を乗り出した。

「みいのヌードがどんなに素敵でどこまでエロチックかってことは、私がいちばんよく知ってるもの!」

「え?」

「は?」

 紗彩と美衣が凍りつき、いぶかしげな視線をそろって杏里に向けてきた。

「先生…私の裸、見たことあるんですか?」

 あちゃー、間違えた。

 杏里はぺろっと舌を出した。

 つい興奮して、元居た世界のみいとごっちゃになってたよ。

「そ、そんなことあるわけないでしょ。ただ、服の上から美衣ちゃんのヌード、想像しただけ。きっときれいなんだろうなあ、って思って」

「そ、そんな…」

 はにかんだように、睫毛を伏せる美衣。

 う~ん。

 これ、ますますみいの”清純派モード”そのままじゃない!

 杏里は胸の鼓動がますます速くなるのを感じ、無意識のうちに己のたわわな乳房を手のひらで包んでいた。

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