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第4話 転生! 凌辱学園
#106 闇の中の獣姦①
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猛烈な異臭が鼻を突いた。
発情期の犬の体臭を、何十倍にも濃縮したような獣の匂いだ。
恐怖にすくみあがり、とっさに裸の胸を隠そうとした時には、もう遅かった。
闇より黒い影が突進し、だしぬけに杏里の上にのしかかってきたのだ。
チクチクした剛毛が、杏里の柔肌に突き刺さる。
それは、明らかに人間ではなかった。
四つ足の、犬に酷似した巨大な生き物だった。
部屋が暗いせいで、よく見えない。
が、窓から洩れる街灯の明かりに、長い鼻づらと大きな頭部を縁取るたてがみの輪郭が、うっすらと見える。
黒目のない眼はぎらつき、まるで小型のサーチライトのようだ。
毛むくじゃらの首を下から両手で懸命に押し上げながら、間違いない、と杏里は思った。
これは、保健室で那智を襲ったあの獣。
犬のようで、犬ではない。
このシルエットは、やはり狼だ。
狼の身体は、予想以上に大きく、そして重かった。
ガルルルッ!
太い首を振って杏里の手を撥ね退けると、長い舌でぞろりと杏里の胸を舐め回す。
乳首を覆い尽くしていた蝋が舐め取られ、返す舌でじかに乳頭を舐められた。
その紙やすりのようなざらついた感触に、杏里は思わず喉の奥で小さく叫んでいた。
あり得ないことだが、一瞬、疼くような快感を覚えてしまったのだ。
その興奮が匂いとなって狼に伝わったのか…。
獣の動きが、俄然、積極的になってきた。
たくましい前足で杏里の肩を押さえつけ、全身を熱くざらついた舌で舐め回してきたのである。
「ああん、だめ」
信じられないことに、次に喉から漏れたのは、そんな甘ったるい声だった。
認めたくはないが、認めざるをえなかった。
気持ちいいのだ。
この舌触り、この入念な舐め回し方…。
恍惚感にぼうっと我を忘れかけていると、獣が杏里の太腿の間にやにわに腰を入れてきた。
硬い棒のようなものが、ふいに杏里の下腹を叩いた。
ま、まさか…?
おそるおそる手を伸ばし、なぞってみる。
思った通り、その棒状の物体は、勃起した性器だった。
半ばほどまで毛に覆われ、その先は長い亀頭になっている。
性器の先は、犬の鼻みたいにじっとりと濡れている。
あり得ない。
叫び出しそうになる杏里。
この獣、人間の私に欲情しているのだ!
が、逃げ出そうにも、相手が重すぎて、杏里は腕一本動かせない。
そのうちに、狼が腰を引き、杏里の陰部に亀頭の先を押し当ててきた。
「だ、だめ! それ以上は!」
狂ったように首を振ったが、狼には通じない。
股間にこびりついていた蝋が砕けた。
その下から、ぱっくり開いた二枚貝の口が現れた。
ぬるり。
尖った亀頭の先端に、濡れそぼった杏里の花弁が巻きついた。
「は、はうううっ!」
えびぞる杏里。
杏里のスリットの中は、紗彩のたび重なるSMプレイで、すでにぬるぬるだ。
そこに、猛り立ったペニスを押し当てられたから、たまらない。
意志とは真逆に、身体のほうが先に反応してしまったのである。
発情期の犬の体臭を、何十倍にも濃縮したような獣の匂いだ。
恐怖にすくみあがり、とっさに裸の胸を隠そうとした時には、もう遅かった。
闇より黒い影が突進し、だしぬけに杏里の上にのしかかってきたのだ。
チクチクした剛毛が、杏里の柔肌に突き刺さる。
それは、明らかに人間ではなかった。
四つ足の、犬に酷似した巨大な生き物だった。
部屋が暗いせいで、よく見えない。
が、窓から洩れる街灯の明かりに、長い鼻づらと大きな頭部を縁取るたてがみの輪郭が、うっすらと見える。
黒目のない眼はぎらつき、まるで小型のサーチライトのようだ。
毛むくじゃらの首を下から両手で懸命に押し上げながら、間違いない、と杏里は思った。
これは、保健室で那智を襲ったあの獣。
犬のようで、犬ではない。
このシルエットは、やはり狼だ。
狼の身体は、予想以上に大きく、そして重かった。
ガルルルッ!
太い首を振って杏里の手を撥ね退けると、長い舌でぞろりと杏里の胸を舐め回す。
乳首を覆い尽くしていた蝋が舐め取られ、返す舌でじかに乳頭を舐められた。
その紙やすりのようなざらついた感触に、杏里は思わず喉の奥で小さく叫んでいた。
あり得ないことだが、一瞬、疼くような快感を覚えてしまったのだ。
その興奮が匂いとなって狼に伝わったのか…。
獣の動きが、俄然、積極的になってきた。
たくましい前足で杏里の肩を押さえつけ、全身を熱くざらついた舌で舐め回してきたのである。
「ああん、だめ」
信じられないことに、次に喉から漏れたのは、そんな甘ったるい声だった。
認めたくはないが、認めざるをえなかった。
気持ちいいのだ。
この舌触り、この入念な舐め回し方…。
恍惚感にぼうっと我を忘れかけていると、獣が杏里の太腿の間にやにわに腰を入れてきた。
硬い棒のようなものが、ふいに杏里の下腹を叩いた。
ま、まさか…?
おそるおそる手を伸ばし、なぞってみる。
思った通り、その棒状の物体は、勃起した性器だった。
半ばほどまで毛に覆われ、その先は長い亀頭になっている。
性器の先は、犬の鼻みたいにじっとりと濡れている。
あり得ない。
叫び出しそうになる杏里。
この獣、人間の私に欲情しているのだ!
が、逃げ出そうにも、相手が重すぎて、杏里は腕一本動かせない。
そのうちに、狼が腰を引き、杏里の陰部に亀頭の先を押し当ててきた。
「だ、だめ! それ以上は!」
狂ったように首を振ったが、狼には通じない。
股間にこびりついていた蝋が砕けた。
その下から、ぱっくり開いた二枚貝の口が現れた。
ぬるり。
尖った亀頭の先端に、濡れそぼった杏里の花弁が巻きついた。
「は、はうううっ!」
えびぞる杏里。
杏里のスリットの中は、紗彩のたび重なるSMプレイで、すでにぬるぬるだ。
そこに、猛り立ったペニスを押し当てられたから、たまらない。
意志とは真逆に、身体のほうが先に反応してしまったのである。
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