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第4話 転生! 凌辱学園
#102 美魔女の拷問②
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ティータイムが終わり、紗彩が杏里を誘ったのは、広い食堂の奥にある禁断の扉の向こうだった。
ひと目見て、同じだ、と思った。
小規模の体育館ほどもある広大なスペースに、さまざまな器具が備えつけられている。
三方が鏡張りになった壁、大小のベッド、ソファ、鉄棒、マット、天井のレールから吊り下がったロープ…。
まるでアスレチック。ジムにでも迷い込んだような感じだった。
が、凡百のアスレチック施設と異なるのは、それらがすべてセックスの小道具として使われるものであるという点だ。
これなら、もしかして…。
希望の灯が胸にともった。
元の世界と同じ、こんな秘密部屋を所有しているということは、紗彩の性癖も推して知るべしである。
「着替えてくるわ」
杏里を残して、部屋の隅の扉の向こうに紗彩が消えた。
その間に、杏里はプレイルームの中を見て回ることにした。
中央にキングサイズのベッドがあり、サイドテーブルの上には色々なアダルトグッズが乗っている。
天井のレールからはロープに吊るされた拘束具がいくつも下がり、どの位置にも動かせるよう、可動式になっている。
ここで私は、紗彩さんとその友人の熟女たち、緑子さんや咲良さんに期せずして子宮セックスを教えられたのだ…。
その時のことを思い出すだけで、身体の芯が濡れてくる。
あの時のプレイを再現できさえすれば、きっと私は元居た世界に帰れるはず…。
理由はわからない。
でも、子宮セックスの激烈な快感が一時的に杏里の中の不思議な力を呼び覚まし、それが意識だけ異世界転移するきっかけになったとしか思えないのだ。
もしそうならば、もう一度、同じことをすればいい。
それが杏里が無い知恵を絞って思いついた理屈なのだ。
そのためには、杏里同様、子宮を体外に摘出できる人間がもうひとり必要である。
それが紗彩なのだ。
そこまで考えた時だった。
小部屋の扉を開けて、紗彩が現れた。
「沙彩さん…」
その姿に、杏里は息を呑んだ。
紗彩はノースリーブ、ハイレグの、エナメルの黒いボディスーツに身を固めている。
すらりとした脚は艶めかしい網タイツに包まれ、膝まであるブーツを履いていた。
そしてその手に持つのは、まぎれもなく鞭と縄の束、そして蝋燭である。
「SMプレイ、ですか…?」
杏里の声が小さくなる。
さすがの杏里も、本格的なSMプレイは初めてだ。
耐えられるだろうか…。
不安がこみ上げてきた。
子宮セックスに持ち込む前に、痛みで私、気を失ってしまうのではないだろうか?
そう思わずにはいられない。
「そこに立って」
紗彩がいちばん大きな鉄棒のほうを指さした。
「まずは縛らせてもらうわ。衣装はそのままで。十分魅力的だから。あ、ただ、胸ははだけておいたほうがよさそうね」
サイドテーブルに他の小道具を置くと、縄の束を両手に抱えて紗彩が近づいてきた。
ひと目見て、同じだ、と思った。
小規模の体育館ほどもある広大なスペースに、さまざまな器具が備えつけられている。
三方が鏡張りになった壁、大小のベッド、ソファ、鉄棒、マット、天井のレールから吊り下がったロープ…。
まるでアスレチック。ジムにでも迷い込んだような感じだった。
が、凡百のアスレチック施設と異なるのは、それらがすべてセックスの小道具として使われるものであるという点だ。
これなら、もしかして…。
希望の灯が胸にともった。
元の世界と同じ、こんな秘密部屋を所有しているということは、紗彩の性癖も推して知るべしである。
「着替えてくるわ」
杏里を残して、部屋の隅の扉の向こうに紗彩が消えた。
その間に、杏里はプレイルームの中を見て回ることにした。
中央にキングサイズのベッドがあり、サイドテーブルの上には色々なアダルトグッズが乗っている。
天井のレールからはロープに吊るされた拘束具がいくつも下がり、どの位置にも動かせるよう、可動式になっている。
ここで私は、紗彩さんとその友人の熟女たち、緑子さんや咲良さんに期せずして子宮セックスを教えられたのだ…。
その時のことを思い出すだけで、身体の芯が濡れてくる。
あの時のプレイを再現できさえすれば、きっと私は元居た世界に帰れるはず…。
理由はわからない。
でも、子宮セックスの激烈な快感が一時的に杏里の中の不思議な力を呼び覚まし、それが意識だけ異世界転移するきっかけになったとしか思えないのだ。
もしそうならば、もう一度、同じことをすればいい。
それが杏里が無い知恵を絞って思いついた理屈なのだ。
そのためには、杏里同様、子宮を体外に摘出できる人間がもうひとり必要である。
それが紗彩なのだ。
そこまで考えた時だった。
小部屋の扉を開けて、紗彩が現れた。
「沙彩さん…」
その姿に、杏里は息を呑んだ。
紗彩はノースリーブ、ハイレグの、エナメルの黒いボディスーツに身を固めている。
すらりとした脚は艶めかしい網タイツに包まれ、膝まであるブーツを履いていた。
そしてその手に持つのは、まぎれもなく鞭と縄の束、そして蝋燭である。
「SMプレイ、ですか…?」
杏里の声が小さくなる。
さすがの杏里も、本格的なSMプレイは初めてだ。
耐えられるだろうか…。
不安がこみ上げてきた。
子宮セックスに持ち込む前に、痛みで私、気を失ってしまうのではないだろうか?
そう思わずにはいられない。
「そこに立って」
紗彩がいちばん大きな鉄棒のほうを指さした。
「まずは縛らせてもらうわ。衣装はそのままで。十分魅力的だから。あ、ただ、胸ははだけておいたほうがよさそうね」
サイドテーブルに他の小道具を置くと、縄の束を両手に抱えて紗彩が近づいてきた。
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