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第4話 転生! 凌辱学園
#44 杏里、酩酊する②
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杏里の胃の中は、注ぎ込まれた日本酒であふれ返っている。
とても空腹どころの騒ぎではなかった。
頭も身体もふわふわして、もう、何が何だかわからない。
視界が何重にもぶれて見え、まるで万華鏡を通して外を眺めているようだ。
「へ? わらし、もう、なんにもたべられましぇん」
しゃべってみたものの、急速な酔いのせいでろれつが回らない。
「そうですかあ。それは残念だ。じゃあ、私たちがお先にいただくことにしますかね」
万華鏡の中で無数の大山が笑ったかと思うと、教師たちが待ってましたとばかりに杏里の裸体の上に料理を盛りつけ始めた。
「いやあ、こりゃ、箸で食うのがもったいないですねえ」
「いっそ、土台ごとかぶりついちゃいましょうか」
「ですよねえ。『毒食わば皿まで』って言いますもんねえ」
男性教師たちの盛り上がり方はもはや常軌を逸していた。
ある者は、乳房ごとサクランボにかぶりついた。
またある者は、へそに盛られた豆腐を口にすすりこみながら、舌を突っ込んできた。
杏里の口の中にマグロの刺身をの詰め込み、キスをしながら食べる者もいた。
当然、股間も無事ではなかった。
きゅうりでかき回されたあげく、ぬるぬる具合がピークに達したところに納豆ととろろ芋を注入された。
その正体不明の混合物を白米に乗せ、うまそうに食べるツワモノまで登場する始末だった。
不思議なのは、酔いが進むにつれ、羞恥心が薄れていき、身体の反応がよくなったことである。
料理と一緒に身体の敏感な部分を大勢の男たちについばまれ、そのたびに杏里は嬌声を発して跳ねた。
「うははは、さすが笹原先生、新人だけに感度が抜群だ」
杏里の乳房にデザートのアイスクリームを塗りたくり、分厚い舌でベロベロ舐め回しながら、大山が言う。
「本当ですねえ。さすが校長の見込んだ女性教師だけのことはありますなあ」
バーコード頭の教頭は、杏里の腋の下に舌を這わせながらも、おべんちゃらを忘れない。
「何もつけなくても最高ですよ、この食感、まるで童心にかえったみたいだなあ」
杏里の足の指を一本ずつ口に含み、じゅるじゅるしゃぶりながら数学教師の木更津が言った。
そんなこんなで杏里はすっかり涅槃の境地に達してしまい、宴会が終わる頃には全裸でテーブルの上に横たわり、浜辺に打ち上げられた瀕死のイルカのように、全身をびくびく痙攣させてしまっていた。
「笹原先生もご満足のようですし、それではみなさん、いったん解散といたしましょう」
大山が宣言すると、教師のひとりがだしぬけに挙手をして質問した。
「ところで校長、真の無礼講の解禁は何時からになさるおつもりで?」
真の無礼講…?
おお、あれか!
教師たちの間に、一斉にどよめきが走った。
ロレックスの腕時計に目をやって、大山が言う。
「そうですね。今は午後7時ですから、2時間後といたしましょうか。その頃には、きっと笹原先生も目覚めておいででしょうからな」
とても空腹どころの騒ぎではなかった。
頭も身体もふわふわして、もう、何が何だかわからない。
視界が何重にもぶれて見え、まるで万華鏡を通して外を眺めているようだ。
「へ? わらし、もう、なんにもたべられましぇん」
しゃべってみたものの、急速な酔いのせいでろれつが回らない。
「そうですかあ。それは残念だ。じゃあ、私たちがお先にいただくことにしますかね」
万華鏡の中で無数の大山が笑ったかと思うと、教師たちが待ってましたとばかりに杏里の裸体の上に料理を盛りつけ始めた。
「いやあ、こりゃ、箸で食うのがもったいないですねえ」
「いっそ、土台ごとかぶりついちゃいましょうか」
「ですよねえ。『毒食わば皿まで』って言いますもんねえ」
男性教師たちの盛り上がり方はもはや常軌を逸していた。
ある者は、乳房ごとサクランボにかぶりついた。
またある者は、へそに盛られた豆腐を口にすすりこみながら、舌を突っ込んできた。
杏里の口の中にマグロの刺身をの詰め込み、キスをしながら食べる者もいた。
当然、股間も無事ではなかった。
きゅうりでかき回されたあげく、ぬるぬる具合がピークに達したところに納豆ととろろ芋を注入された。
その正体不明の混合物を白米に乗せ、うまそうに食べるツワモノまで登場する始末だった。
不思議なのは、酔いが進むにつれ、羞恥心が薄れていき、身体の反応がよくなったことである。
料理と一緒に身体の敏感な部分を大勢の男たちについばまれ、そのたびに杏里は嬌声を発して跳ねた。
「うははは、さすが笹原先生、新人だけに感度が抜群だ」
杏里の乳房にデザートのアイスクリームを塗りたくり、分厚い舌でベロベロ舐め回しながら、大山が言う。
「本当ですねえ。さすが校長の見込んだ女性教師だけのことはありますなあ」
バーコード頭の教頭は、杏里の腋の下に舌を這わせながらも、おべんちゃらを忘れない。
「何もつけなくても最高ですよ、この食感、まるで童心にかえったみたいだなあ」
杏里の足の指を一本ずつ口に含み、じゅるじゅるしゃぶりながら数学教師の木更津が言った。
そんなこんなで杏里はすっかり涅槃の境地に達してしまい、宴会が終わる頃には全裸でテーブルの上に横たわり、浜辺に打ち上げられた瀕死のイルカのように、全身をびくびく痙攣させてしまっていた。
「笹原先生もご満足のようですし、それではみなさん、いったん解散といたしましょう」
大山が宣言すると、教師のひとりがだしぬけに挙手をして質問した。
「ところで校長、真の無礼講の解禁は何時からになさるおつもりで?」
真の無礼講…?
おお、あれか!
教師たちの間に、一斉にどよめきが走った。
ロレックスの腕時計に目をやって、大山が言う。
「そうですね。今は午後7時ですから、2時間後といたしましょうか。その頃には、きっと笹原先生も目覚めておいででしょうからな」
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