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第3話 ずっとあなたとしたかった
#176 子宮プレイ再び⑱
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体操選手のように限界まで両足を開いた杏里の真下に立ち、紗彩がその股間に両手を伸ばす。
左手の指でまず大陰唇をめくり、中がよく見えるようにした。
きれいなサーモンピンクをしたその内部は、濡れ光ってまるで臓器の一部のようだ。
その下方に赤い肉の壁の一部を見せて丸い穴が開き、ひくひく円周の筋肉を波打たせている。
左手の指で陰唇をめくり上げたまま、紗彩は右手の人差し指で丁寧にその穴の周辺部をなぞっていく。
この穴を可能な限り大きくしないと、大人のこぶしを膣内に挿入するフィスト・ファックは成り立たないのである。
紗彩の指の動きに合わせて、杏里の身体が敏感に反応する。
自分から腰を下げてきて、紗彩の指先に陰部を押しつけてくるのである。
それを杏里は意識しておこなっているわけではなかった。
みいに遠隔ローターで両方の乳房を弄り回され、紗彩に膣の入口を撫で回されて、体が勝手に反応してしまう。
宙吊りにされている自分のはしたない姿が部屋の三方の壁にはめこまれた鏡に映っており、下を見なくても何をされているかがよくわかる。
われながらその映像があまりにエロチックで、実際に感じる快感を倍の効果に高めているのだった。
ぱっくり開いた穴から露がにじみ出し、紗彩の裸の胸を濡らす。
ついさっきイッたばかりだというのに、杏里はもう次のオルガスムスに向かって昇りつめようとしているのだ。
紗彩の指が周囲をなぞるのをやめ、おもむろに穴の内部に吸い込まれた。
しばらく指の腹でひっかくように肉の壁をこすっていたが、濡れ方が十分とわかると更に奥へと指を突っ込んだ。
最初は1本の指だけで、内部の肉壁を360度弄り回す。
杏里の腰のうねりが激しさを増したところで、指の数を2本に増やす。
じゅわりと温かく透明な汁があふれ出し、紗彩の指から手首までを滝のように流れ始めた。
それは卵の卵白に似て粘りを帯び、ツーっと伝っては、ところどころで玉をつくる。
顔の位置を変え、口を上に向けて、その体液を受け止める。
たちまち口腔内を満たし始めたその液は、甘い中にもかすかに酸っぱい味がした。
3本目、4本目の指をくわえ込む頃になると、杏里の太腿の内側が汗でびっしょり濡れ始めた。
鏡のほうを見ると、杏里が狂ったように髪を振り乱し、首を振っているのが見えた。
度重なる性的刺激で、快感を感じる閾値が下がってきているのだ。
これでよし。
紗彩は満足げにうなずくと、頭上で揺れる杏里の子宮に目をやった。
2本の輸卵管で膣口からぶらさがったそれは、肉でできたハート形のチョコレートのように見える。
右手を伸ばしてそっと握ってみると、あの名状しがたい官能的な感触が、愉悦のパルスと化して紗彩の快楽中枢を貫いた。
「はんっ!」
その瞬間、杏里がひと際大声で叫ぶのが、紗彩の耳に届いてきた。
左手の指でまず大陰唇をめくり、中がよく見えるようにした。
きれいなサーモンピンクをしたその内部は、濡れ光ってまるで臓器の一部のようだ。
その下方に赤い肉の壁の一部を見せて丸い穴が開き、ひくひく円周の筋肉を波打たせている。
左手の指で陰唇をめくり上げたまま、紗彩は右手の人差し指で丁寧にその穴の周辺部をなぞっていく。
この穴を可能な限り大きくしないと、大人のこぶしを膣内に挿入するフィスト・ファックは成り立たないのである。
紗彩の指の動きに合わせて、杏里の身体が敏感に反応する。
自分から腰を下げてきて、紗彩の指先に陰部を押しつけてくるのである。
それを杏里は意識しておこなっているわけではなかった。
みいに遠隔ローターで両方の乳房を弄り回され、紗彩に膣の入口を撫で回されて、体が勝手に反応してしまう。
宙吊りにされている自分のはしたない姿が部屋の三方の壁にはめこまれた鏡に映っており、下を見なくても何をされているかがよくわかる。
われながらその映像があまりにエロチックで、実際に感じる快感を倍の効果に高めているのだった。
ぱっくり開いた穴から露がにじみ出し、紗彩の裸の胸を濡らす。
ついさっきイッたばかりだというのに、杏里はもう次のオルガスムスに向かって昇りつめようとしているのだ。
紗彩の指が周囲をなぞるのをやめ、おもむろに穴の内部に吸い込まれた。
しばらく指の腹でひっかくように肉の壁をこすっていたが、濡れ方が十分とわかると更に奥へと指を突っ込んだ。
最初は1本の指だけで、内部の肉壁を360度弄り回す。
杏里の腰のうねりが激しさを増したところで、指の数を2本に増やす。
じゅわりと温かく透明な汁があふれ出し、紗彩の指から手首までを滝のように流れ始めた。
それは卵の卵白に似て粘りを帯び、ツーっと伝っては、ところどころで玉をつくる。
顔の位置を変え、口を上に向けて、その体液を受け止める。
たちまち口腔内を満たし始めたその液は、甘い中にもかすかに酸っぱい味がした。
3本目、4本目の指をくわえ込む頃になると、杏里の太腿の内側が汗でびっしょり濡れ始めた。
鏡のほうを見ると、杏里が狂ったように髪を振り乱し、首を振っているのが見えた。
度重なる性的刺激で、快感を感じる閾値が下がってきているのだ。
これでよし。
紗彩は満足げにうなずくと、頭上で揺れる杏里の子宮に目をやった。
2本の輸卵管で膣口からぶらさがったそれは、肉でできたハート形のチョコレートのように見える。
右手を伸ばしてそっと握ってみると、あの名状しがたい官能的な感触が、愉悦のパルスと化して紗彩の快楽中枢を貫いた。
「はんっ!」
その瞬間、杏里がひと際大声で叫ぶのが、紗彩の耳に届いてきた。
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