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第3話 ずっとあなたとしたかった
#109 性奴隷杏里⑰
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押し込まれた杏里の背後で、バタンとドアが閉まった。
駅長室は、スチール製のデスクがいくつもならんだ、だだっ広い部屋だった。
人の気配はなく、ただエアコンの冷気だけが空気を音もなくかきまわしている。
まだ4月半ばだから冷房を入れるには早すぎ、部屋の中は鳥肌が立つほど寒い。
が、汗かきのこの部屋の主には、それぐらいの気温がちょうどいいらしかった。
「いけないね、お嬢ちゃん、あんた、ザーメン臭いじゃないか。さては彼氏とやってきた帰りかい?」
頬の肉が垂れた大きな顔面につぶつぶの汗をかきながら、気味悪い猫なで声で駅長が言った。
杏里は耳まで赤くなり、反射的に胸を二の腕で隠した。
保健室で男子生徒たちを昇天させた時、乳房にも精液が付着してしまった。
ちゃんと拭いたつもりだったのだが、不十分だったのかもしれない。
それをかぎつけられてしまったのだ。
「違います! 私、彼氏なんていませんから!」
「ほお、彼氏のじゃないなら、この匂いは何なんだい? 地下鉄の中で痴漢にでもぶっかけられたのかな?」
ぱんぱんに張り出した腹を揺らしながら、駅長が近づいてくる。
スチールデスクの間の通路に追い込まれ、杏里の後ろはもう壁しかない。
「匂いなんてしません! そんなの、気のせいです!」
必死で叫ぶ杏里。
横に逃げようにも、両側にロッカーがあり、動くに動けなくなってしまっている。
「本当かな? じゃ、確かめさせてもらおうか」
にたりと分厚いボンレスハムのような唇を歪めたかと思うと、予想を超える敏捷さで駅長が動いた。
デスクの上に押し倒され、一気にスカートをめくり上げられた。
杏里の水蜜桃を思わせる尻を目の当たりにして、駅長がごくりと唾を呑む音が聞こえてきた。
「おお、なんとまあ、エロいお尻ちゃんだ。どうれ」
いきなり後ろから、会陰部に手を差し込まれてしまった。
拒絶する暇もなく、その肉厚の手が前後に動き始め、杏里の恥丘をこすり上げていく。
「あ、だめです! な、何するんですか!」
後ろから首根っこをつかまれ、デスクの表面に顔を押しつけられながら杏里は叫んだ。
「嫌がるふりをしたって無駄だよ。お嬢ちゃん、こういうことされたくって、ノーブラノーパンで歩いてたんだろ? その証拠に、ぶふふふ、身体は正直だねえ。ほうら、もう、こんなに」
くちゅくちゅいやらしい音がし始めた。
杏里は呆然となった。
自分でも信じられなかった。
こんな修羅場だというのに、濡れてきているのだ。
これでは駅長がエキサイトするのも無理はない。
1本、2本と、指が入ってくる。
4本目が入ると、駅長の手は手刀の形を取り、出し入れの速度が倍加した。
蜜壺の中をかき回され、杏里は無意識のうちに尻を動かし始めている。
まるでねだるようなその動きに、駅長の手淫が更に速くなる。
「くうん、いやあっ」
声がつい、甘い響きを帯びてしまうのが自分でも悔しかった。
「いいよ、その調子。じゃあ、そろそろ本物、行くからね」
両手で尻をつかまれ、大きく左右に広げられた。
いつのまにかズボンを脱いでいたらしく、駅長の熱いこわばりが尻の割れ目に沿って会陰部に滑り込んできた。
濡れた杏里の”外套膜”が、触れる鬼頭をするりとくわえ込む。
「うう、な、なんて、熱いんだ」
ずんと奥に突き入れて、駅長がうめいた時だった。
ドアが開く音がして、若い男の声が飛んできた。
「定期巡回、終了しました。休憩、とらせていただいてよろしいでしょうか…って、駅長、何やってんですか?」
後半は、悲鳴に近かった。
これで解放してくれるかと思いきや、駅長の対応はまたしても杏里の予想を超えるものだった。
「なんだ、村田君か。ちょうどいい、君もズボンを脱ぎたまえ。休憩ついでに、私と一緒に楽しもうじゃないか」
駅長室は、スチール製のデスクがいくつもならんだ、だだっ広い部屋だった。
人の気配はなく、ただエアコンの冷気だけが空気を音もなくかきまわしている。
まだ4月半ばだから冷房を入れるには早すぎ、部屋の中は鳥肌が立つほど寒い。
が、汗かきのこの部屋の主には、それぐらいの気温がちょうどいいらしかった。
「いけないね、お嬢ちゃん、あんた、ザーメン臭いじゃないか。さては彼氏とやってきた帰りかい?」
頬の肉が垂れた大きな顔面につぶつぶの汗をかきながら、気味悪い猫なで声で駅長が言った。
杏里は耳まで赤くなり、反射的に胸を二の腕で隠した。
保健室で男子生徒たちを昇天させた時、乳房にも精液が付着してしまった。
ちゃんと拭いたつもりだったのだが、不十分だったのかもしれない。
それをかぎつけられてしまったのだ。
「違います! 私、彼氏なんていませんから!」
「ほお、彼氏のじゃないなら、この匂いは何なんだい? 地下鉄の中で痴漢にでもぶっかけられたのかな?」
ぱんぱんに張り出した腹を揺らしながら、駅長が近づいてくる。
スチールデスクの間の通路に追い込まれ、杏里の後ろはもう壁しかない。
「匂いなんてしません! そんなの、気のせいです!」
必死で叫ぶ杏里。
横に逃げようにも、両側にロッカーがあり、動くに動けなくなってしまっている。
「本当かな? じゃ、確かめさせてもらおうか」
にたりと分厚いボンレスハムのような唇を歪めたかと思うと、予想を超える敏捷さで駅長が動いた。
デスクの上に押し倒され、一気にスカートをめくり上げられた。
杏里の水蜜桃を思わせる尻を目の当たりにして、駅長がごくりと唾を呑む音が聞こえてきた。
「おお、なんとまあ、エロいお尻ちゃんだ。どうれ」
いきなり後ろから、会陰部に手を差し込まれてしまった。
拒絶する暇もなく、その肉厚の手が前後に動き始め、杏里の恥丘をこすり上げていく。
「あ、だめです! な、何するんですか!」
後ろから首根っこをつかまれ、デスクの表面に顔を押しつけられながら杏里は叫んだ。
「嫌がるふりをしたって無駄だよ。お嬢ちゃん、こういうことされたくって、ノーブラノーパンで歩いてたんだろ? その証拠に、ぶふふふ、身体は正直だねえ。ほうら、もう、こんなに」
くちゅくちゅいやらしい音がし始めた。
杏里は呆然となった。
自分でも信じられなかった。
こんな修羅場だというのに、濡れてきているのだ。
これでは駅長がエキサイトするのも無理はない。
1本、2本と、指が入ってくる。
4本目が入ると、駅長の手は手刀の形を取り、出し入れの速度が倍加した。
蜜壺の中をかき回され、杏里は無意識のうちに尻を動かし始めている。
まるでねだるようなその動きに、駅長の手淫が更に速くなる。
「くうん、いやあっ」
声がつい、甘い響きを帯びてしまうのが自分でも悔しかった。
「いいよ、その調子。じゃあ、そろそろ本物、行くからね」
両手で尻をつかまれ、大きく左右に広げられた。
いつのまにかズボンを脱いでいたらしく、駅長の熱いこわばりが尻の割れ目に沿って会陰部に滑り込んできた。
濡れた杏里の”外套膜”が、触れる鬼頭をするりとくわえ込む。
「うう、な、なんて、熱いんだ」
ずんと奥に突き入れて、駅長がうめいた時だった。
ドアが開く音がして、若い男の声が飛んできた。
「定期巡回、終了しました。休憩、とらせていただいてよろしいでしょうか…って、駅長、何やってんですか?」
後半は、悲鳴に近かった。
これで解放してくれるかと思いきや、駅長の対応はまたしても杏里の予想を超えるものだった。
「なんだ、村田君か。ちょうどいい、君もズボンを脱ぎたまえ。休憩ついでに、私と一緒に楽しもうじゃないか」
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