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第2話 レズふたり旅

#17 嵐の中のSMプレイ

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 尻が赤く腫れるほど平手打ちされ、恍惚としていると、今度はブラをむしり取られた。

 こぼれ出る爆乳。
 
 そこだけ日に焼けていないので、その生白さが卑猥そのものである。

「まだ序の口だからね」

 そのブラを紐代わりにして、みいが杏里の両手を縛る。

 縛っただけでなく、杏里を立たせると、両腕を頭上に上げさせ、手首を縛ったブラのもう片方の端を、天井の鍾乳石に結びつけた。

「こ、こんな…」

 己の姿態を見回し、杏里は首筋まで赤くなった。

 両手を高々と上げ、天井から吊るされた杏里は、身体をすべてみいの前にさらけ出す格好になっている。

 せり出した乳房はロケットよろしく左右に勃起乳首を向け、さながら実りすぎた熱帯植物の果実のようだ。

「まだ子どもなのに、なに? このいやらしいおっぱいは」

 みいが乳房を5本の指でわしづかみにしてきた。

「少しは反省しなさいよ!」

 容赦なく爪が柔肌に食い込んでくる。

「あう、だ、だめだよ」

 杏里は太腿をこすり合わせて身もだえした。

「何がダメなの?」

 みいが睨んできた。

「こんなもの! こんなもの! めちゃめちゃにしてやるう!」

 乳首をつままれ、おもいっきり引っ張られる。

 ぽよーんと右と左に乳房が伸びて、なんだか気が遠くなるくらい気持ちがいい。

「だめだよ、そ、そんな気持ちいいことしちゃ」

 杏里は甘い声で言った。

「杏里、またすぐお漏らししちゃうよ」

「なに悦んでるのこの馬鹿! あんたみたいなインランは、もう許さない! こうしてやる!」

 ぐいぐいねじられ、杏里の脳裏に閃光が走った。

「ほらほらほら! なに乳首オッ立ててるのさ! このまま引きちぎってやってもいいんだよ!」

 みいの可愛らしい顔は、今や小悪魔の形相を呈していた。

「い、いいよ、みい、も、もっと」

 自分から胸を突き出す杏里。

「好きなの、こういうの。めちゃくちゃにされると、杏里、萌えちゃうの」

 無意識のうちに開いた太腿の間から、じわりと熱いものが漏れてくる。

「やらしいったらありゃしない! このド変態! クズ女!」

 みいの口調は完全にサディストのそれだ。

「もっと、言って…いじめて…杏里のこと」

 フラダンスみたいに腰を振り出す杏里。

 みいの眼が、その局部に釘付けになる。

「やだ、なに考えてるの? 股の間が濡れてるじゃない! もう大洪水だよ!」

 みいが勝ち誇ったように言い、

「だったら、こんなもの、こうしてやる! ほら! ぐりぐりするよ!」

 いきなり乱暴に足をがこじ入れてきた。

 膝頭で杏里のクリを捉えると、言葉通りぐりぐりこね回し始めた。

「はふん! い、いっちゃう!」

 つばを飛ばして杏里は叫んだ。

 狂ったように首を振った。

 髪が跳ね、汗のしずくが飛び散った。

「ねえねえねえ、杏里、もうがまんできないよ!」

 くねくねしながら訴えた。

 できたら中に何か入れてほしい。

 子宮の奥まで届くほどのぶっとい何かを。

 その思いが届いたのか、

「やだ、この子ったら、お口がぱっくり! ピンクのお肉がひくひくしてる! そっか、入れてほしいんだね!」

「う、うん、ずうっと奥まで、熱くて、硬くて、ふ、太いのを…」

「ぜいたく言ってんじゃないわよ! この色狂い!」

 みいが右足を上げ、足の親指を真下から襞と襞のあいだに突っ込んできた。

 ぐにゅ。

 しめった肉の吸いつく音。

 杏里は下腹に力を込めた。

 もう離さない。

 この際、足の指だろうが、入ってくるものなら、なんでもいい。 

「うは、なんてしまりがいいの? すごい力で吸いついてくる!」

 歓声を上げ、足を突き上げてくるみい。

「あふ、はう、あん、いや、ぅ、出る」

 杏里が全身を激しく痙攣させ、今にも弾けそうになった時である。

「はあん? おまえら、こんなとこで何してんの?」

 ふいに入り口のほうから、間の抜けた声が聞こえてきた。
 

 

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