所感日記

ジュネーブ

文字の大きさ
上 下
46 / 81
今を生きて

戦闘開始   ℳ

しおりを挟む
普段仕事にて私は介護の現場で働いている

友人によっては私と同じだったり教員だったり、工場だったりと当たり前だが色々なところで働いている

私の持論ではあるが介護の現場は辛い時はもちろんだが楽な時はとてつもなく楽で行きつけの喫茶店や昨日あった出来事を利用者とよく話すものだ

そんな中でも介護の現場で1番辛いこととは一つだけある
どんな仕事でも何もしなくていい時は意外とあるものだ

ほんとにそれは絶妙な時に起こりうる
学校時代にも他のみんなが掃除をしているのに自分だけホウキやちりとりがないことを…

話そうとした友達もおらず先生に何故か叱られないという絶妙な人間

仕事でも昔のバイトでも数々にそういった体験をする

それが行くのをためらう理由

今朝7時40分大っ嫌いな鳥のさえずりで嫌な朝を迎える
窓に注ぐ太陽は次第に上に上がり
1分が1秒の如く過ぎていくさしずめ秒はストップウォッチの1番右…

そのあとに目覚まし時計を連続でセットしているものだからトドメを指すように起こすと来た

さすがにぶん投げると後後やばいのは分かる
だが、もう少し寝たい願いはもう叶わない

朝の支度はご飯を抜いたら5分で済む
明らかな慢心に変わりない…時計を見たら08:03だし
また朝ごはんを食べる時間ざなくなった…だが、食らいつき昨日のおでんで残った冷めた大根を口に頬張り自転車であそこへ向かう

仕事に入る前にスイッチを入れ替える
肩を動かして体のコンディションを整える
のど飴を食べる

持ち場に5分前につき利用者の変化について確かめる

(うわ…昨日でらしんどかったじゃん)

一人一人に丁寧に挨拶をしたあとトイレ手伝いやベットに移る介助に入るわで朝は忙しい

他にも利用者のナースコールに対してやご家族要望に対して臨機応変にたいおうしなければいけなくなってしまう

今日は人手が少ないため「ながら介助」になってしまう
そこは仕方ないのかなとは思いながら今日は誰が出勤するのかを確認する

この人が…
なるほど今日は楽しくなりそうだな

利用者の朝ごはんが終われば職員間の連携が大きく発揮する
誰かが動けばまた誰かに伝わるその中で個人がやることをボートに貼ってあるがそれを行いつつやっていかないとならない

それを行いつつ利用者と接する時は自分らしさや個性を大げさに出す
それは、一人の人間だからということで接して貰えやすいようにするからだ

昼になったら第2の戦争が始まる
交換ラッシュと私は呼んでいるが1人に与えられた時間は30分でそれ以内に5人の人をおわらせないと行けない

交換ラッシュが終わればあとは楽である私は肩の力をゆっくり抜いてお昼ご飯を食べる

最近ラーメンには飽きてきているのだが安く手に入るためにカップラーメンをいつも食べている
明日あたりキャベツの千切りでも買ってラーメンに入れて食べることにしよう

お昼ご飯を食べる時は職員との交流がいつもあり、その時には人とつながりを感じることが出来る

私は人間と一緒に仕事をしているのだと

私は昼休み前後からエンジンがかかるため9時間(週3で休みを貰っているため違法ではない)働いてるが5時間は脳が目を覚ましておらず自転車のノリ方と同じく、体が覚えている状態で無意識的に行っている

午後になるとゆとりができて、利用者と接する時間は大いにあるそのため利用者さんがどうしてほしいかはパターンを掴むヒントはここで探る

ある利用者であったらなにか手伝ってほしいことがある場合は我々スタッフを見ながら車椅子を動かす
だか、散歩の時は車椅子操作に集中をしている

また、発音や発語が難しい人は何をしてほしいのかよく聞き取る
これに関しては私は最初は苦労したが聞き慣れるというのは恐ろしいことだ何を言っているのかがとてもよく分かる

未だに理解することに難しい人もいるが最初ほどではないのだろう
例としては…
「あえのうくのうえのおーしをとって」という方がいるが実際は…
「あれの服の上の帽子を取って」という意味になるのだ

分からなかったら素直にもう一度お願いしますと言えば3度までは話してくれるかもしれない

夕方になって第3の戦争が始まる
戦争のどの時間でもフロアに1人見守りが居なくてはいけない

歩き方が不安定な方、車椅子から立ち上がろうとする者帰ると言ってエレベーターに乗ろうとするものそれらに対して対応するためだ

昔夕方になるとカラスが鳴き家路に帰るそんな思い出があった
その影響だろうか泊まりに来ていることを忘れ「家に送ってくれ」と行ってくる

それに対して「家送るのはいいけど…でも、うんまい夕飯あるでそれ食べてってよ~突然家に帰っても夕ご飯あるかわからんからさー」と嘘をついてしまう

そんな仕事をしていると平然と嘘をついてしまう

この前なんて…「盆で墓参りに行きたい」と言われて「今は暑いから夕方から連れてくよ」と嘘をついてしまったことに対していよいよ嫌いになった

でもその感覚があるならまだマシなのだろう
人間と思えるからだ
自己満足だけど

こんなこと言ってたら…
そろそろだうか?

この戦争はこれからの序章に過ぎない
それがわかっている者は自然とイライラする人もいる

ふと時計を見ると夕方の5時…

さて、そろそろラスボスの登場だ
食事介護は座れるから天国である
兵士の体力を1ターンに150HP回復してくれるマルイスノチェアー、スプーンソードで相手の曇った顔を笑顔にして敏捷性5%上昇と言ったところだろう


中には回復する時間よりもラスボスを倒した方が早いと回復をしない者がいるそれがこんな風に…

「ねぇ!寝てないで食べてよ」とギリギリのHPで倒そうとする
しかし、私もヒールを取りすぎているためラスボスの終盤で現れるサプライズで強いやつに常々になることがある

毎回終盤で現れるなら最初から現れろよと苦情が来るほどには思われているかもしれない

ーー!来たな

ステータス異常、毒もしくは混乱
状況を理解できない者から発せられる叱責や分からず混乱している者から感染することによって起こる

多少の耐性はある
イエールなしで半分HPを残しラスボスを倒せるくらいに…

しかし5回に1回強力な状態異常攻撃を用いて攻撃をされると多少の混乱によって50~60くらいの少数攻撃を4回くらい食らうことになる

仲間からポーションをもらいそれは何とかなる
そして再び3人のパーティでシゴトオワルマエニヤルギョームを倒す

時々出勤日が重なることがある人の中に私がすごいと思う人がいる
防具装備こそは初期だが、武器はプロタイオウソードを持っている人がいる

その人は動き辛いからと防具を捨ている攻撃特化なのだが柔軟性に富んでいるためラスボスは幽霊に攻撃しているかのように見えてしまうほどである

ほんとに防具をしていないと思う時もあるが対策はしっかりしているようで不穏や転倒等の全体攻撃に対しては防御魔法オレガヤールを発動し連携を保持する

しかし、1番辛いのはラスボスにトドメをさせると思った時に重力操作の攻撃(移乗介助)を唱える
これは彼の得意技であと一撃ってところでいつも食らう
特殊効果で彼のHPがレッドゾーンの時に発動すると通常の1.8倍のダメージを食らわすことが出来る

ーーことなく終える

時間が余った時はリザルト(次回の改善点)を見て依頼報酬(利用者や職員の旅行土産)を食べる

ラスボスを倒したあと剣と防具を磨いて研いで整備して次回に備える

利用者からは「おつかれ」と言われる
その時たまに、一部の人はキヲツケテカエーレを唱え帰る分の体力回復をしてくれる

家に帰ると作戦変更をして睡眠優先する

いつもクエスト勤務はこんな感じで終わる
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

子宮頸がんになりまして

☆よこやん☆
エッセイ・ノンフィクション
がんが見つかったのは30歳。さあこれから結婚、出産を本格的に考え始めた矢先の出来事でした。 今若い世代から増えている子宮頸がん。 当時の闘病、心情などを描いていきます。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

青い炎

瑞原唯子
BL
今日、僕は同時にふたつの失恋をした——。 もともと叶うことのない想いだった。 にもかかわらず、胸の内で静かな激情の炎を燃やし続けてきた。 これからもこの想いを燻らせていくのだろう。 仲睦まじい二人を誰よりも近くで見守りながら。

怪獣ディメチに喰われていくママさん

雪乃
エッセイ・ノンフィクション
これは私の母と私達家族に現実に起こっている日常。 『まさか私達の母親が認知症になるなんて!?』 受け入れられない想いと受け入れるしかない現実。 准看護師として多くの認知症の患者さんを看てきたというのに、自身の親となれば全く以って情けなく素直に受け入れられないもの。 また実際認知症に喰われていく母自身の葛藤。 不定期ですがそんな気持ちを綴っていきます。 短い文章ですが、その中に私達の色々な気持を織り込んでいきます。 突っ込みあり、笑いそして悔しさと悲しみ、病に喰われていく母への怒りにも似た葛藤と偶のデトックス閑話。 そしてこのお話の終わりは……考えたくないですね。

日記まとめ

谷岡藤不三也
エッセイ・ノンフィクション
思ったことを適当に書き連ねた日記のようなものです。 意味のあることは書いていません。

#彼女を探して・・・

杉 孝子
ホラー
 佳苗はある日、SNSで不気味なハッシュタグ『#彼女を探して』という投稿を偶然見かける。それは、特定の人物を探していると思われたが、少し不気味な雰囲気を醸し出していた。日が経つにつれて、そのタグの投稿が急増しSNS上では都市伝説の話も出始めていた。

ARIA(アリア)

残念パパいのっち
ミステリー
山内亮(やまうちとおる)は内見に出かけたアパートでAR越しに不思議な少女、西園寺雫(さいおんじしずく)と出会う。彼女は自分がAIでこのアパートに閉じ込められていると言うが……

処理中です...