がんばり屋の森本くん

しお子

文字の大きさ
上 下
43 / 58
五がんばり目~ヤンデレ君にご注意~

第43話 風邪と看病?※座薬 

しおりを挟む

体調を崩した森本は大人しく家で寝ていた。

「どうしよう…今日涼真くんのとこ、行けない…」

熱のせいで体がダルく誰かに移しても嫌だなと考えながらスマホを眺め、珍しく学校を休んだので様子見のメッセージが届いているのをチェックしていた。

「星場くんに伝言お願いしようかな…」

その中に星場からのメッセージもあり、小野寺の家に一緒に行ったためそんなことを考えているとまた眠気がやってきて寝てしまう。



「んっ…」

「あ、起きた?」

「っ!?」

目が覚めて寝ぼけ気味に時計を確認していると突然話しかけられた。
飛び起きて声の方に視線をむけると松城が部屋にいたのだ。

「な、あれ…?」

「おはよ。
 体調悪いの僕のせいかと思ってお見舞いに来たら、君のお母さんが入れてくれたんだ。」

「気にしないでください、先生のせいじゃないと思うし…」

半分はそうかもしれないがほとんど雨のせいだろうと首を振ると、先ほど勢いよく起きたこともあいまって頭がくらくらしてきて上手く口が回らない。

「そんなわけにはいかないよ。
 今お母さん買い物に行ってるから、僕に看病させて?」

「………じゃあ、薬もらってもいいですか…?」

「解熱剤?」

熱が上がってきたのか意識が朦朧とし、こくんと頷くと松城がおもむろにベッドへ上がり込んできた。

「…?」

「一番効く薬持ってきたんだ」

そう言って見せられたのは明らかに錠剤タイプではない薬だった。
森本は血の気が引く思いで首を振ったが笑顔で布団をひっぺがされた。

「先生、普通のがいい…!」

「早く良くなってほしいからね。
 痛くしないから大丈夫。」

「そういうことじゃ…」

体がダルいせいで力が上手く入らず簡単にズボンと下着を取り去られる。
焦って性器を隠そうとするも松城に膝の裏を抱えるよう誘導されてしまう。

「こうしないとよく見えないからね。」

「~っ! せんせ、やだ…」

「…森本くんの体がこれ以上悪くならないか心配なんだよ…」

本当に心配そうな表情で言われると強く拒否が出来なくなり、なるべく早く終わらせてもらおうと大人しくなる森本。

「傷付かないようにほぐしてから入れるよ。」

「…ん、…ぅっ!」

松城は中指に唾液をたっぷりと絡ませると丸見えになっている蕾をなぞった。
そして指先がつぷっと入ってくると異物感に森本はつい声が出てしまいそうになり、顔を赤らめて口を結ぶ。

「っっ!…ふ、ぅ…」

「力みすぎだよ…ちゃんと息して?」

ぬぷっ

「は、ぁうっ!…、んっ」

言われるがままに息をすると見計らったように指が奥へ侵入してきた。

「痛くない?」

「ぅっ、痛く、ない、…です…っ」

だから早く終わらせてほしい、そう思っているのに今度は内壁を撫で始めた。

「っ、…っ!、ふ、ぅ…ぁっ!」

「すっごい熱いね…」

ぬるっ

「~っっ!?」

ある一点に指が触れてしまい強い快感が森本の下半身を襲った。

「ごめん、痛かった…?」

今口を開けたら変な声が出ると目も口もぎゅっと閉ざして耐えていたのに、松城が確認するように何度もそこを撫でるせいで我慢出来なくなってしまう。

「ひ、ぅぅっ!! ぁっ!」

「ダメだよ森本くん、中締まってる」

ぐりゅっ

「ぁあっ! んっ、ぁ!ゃっ、あ…!」

反射的に締め付ける中を拡げるように指を曲げられると体が震え力が抜けていった。

ぐちゅっぐちゅっ

「ふぅっ、ん、っ!あ、ぅっ」

「このくらいスムーズになれば大丈夫かな…」

指の抽挿を繰り返し確かめると座薬をあてがい、深く中へ入れ込む。

「ひ、ぅ…っあ…!」

「出ちゃうかもしれないからこのまま少し入れっぱなしにするよ?」

「そんな、…!」

「だって森本くんダメって言ってるのに力入れるから」

少し怒ったような口調で言われ黙って受け入れる森本だったが…。

ぬるっ

「んんっ! せんせ…?」

「このままだとつらいでしょ。この前は時間がなかったから、今日は最後までシてあげようと思って。」

今までの刺激ですっかり勃ち上がってしまった森本の自身を掴み先走りの液で手を濡らす松城を見て、やっぱり苦手だと森本は再確認するのだった。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった

なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。 ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…

高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる

天災
BL
 高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる。

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

3人の弟に逆らえない

ポメ
BL
優秀な3つ子に調教される兄の話です。 主人公:高校2年生の瑠璃 長男の嵐は活発な性格で運動神経抜群のワイルド男子。 次男の健二は大人しい性格で勉学が得意の清楚系王子。 三男の翔斗は無口だが機械に強く、研究オタクっぽい。黒髪で少し地味だがメガネを取ると意外とかっこいい? 3人とも高身長でルックスが良いと学校ではモテまくっている。 しかし、同時に超がつくブラコンとも言われているとか? そんな3つ子に溺愛される瑠璃の話。 調教・お仕置き・近親相姦が苦手な方はご注意くださいm(_ _)m

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

処理中です...