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愛の稲妻迷宮編
作戦
しおりを挟む小屋の中で四人は紅茶を飲みながら作戦を考えていた」
「成功するかな・・・」
タルトは弱気に答えた
「やるしかないです」
キャサリンは言う
「作戦を一から説明するわね」
マドレーヌはカップを地面に置き説明する
まず
あの魔獣は火に弱い
弱点を狙って私が攻撃する
相手が怯んだ隙にキャサリンが攻撃する
タルトは前衛を防御
マーガレットは一気に魔法で倒す
「こんな所ですかね」
マドレーヌは説明した
「上出来よ」
マーガレットは言う
「作戦決行はこれから」
キャサリンは言う
「魔獣が寝ている時はどうだ?」
タルトは周りに話す
「あの魔獣は寝ないのよ」
「寝ない?」
マドレーヌは驚く
睡眠を必要としない、生物がこの世に存在、するのだろうか
あの魔獣は、その理をそむき行動する
だから魔獣
「さて行きましょう」
マーガレットは来た道をもう一度進む
「はい」
キャサリン達は後に続く
グユウジュウリウ
マーガレット達が歩く音につられて魔獣が威嚇する
「相変わらずの声ね」
「不気味だ」
「始めるぜ」
タルトは前衛に盾を構える
「いくわよ」
マドレーヌは提唱する
「赤き衣よあの者を包め」
赤い火が魔獣に覆いかぶさる
魔獣が何も言わずに苦しみ
振りほどこうともがく
「でいやー」
キャサリンが魔獣に近づき剣で切り付ける
「キャサリン下がれ」
タルトに言われ、キャサリンは、タルトの後ろに下がる
「これで終わりね」
「終わりのない悪夢よ氷に姿を現せ」
マーガレットは提唱すると、黒い氷が魔獣に、くっつき固まっていく
魔獣の下半身が氷動きが鈍くなる
「マドレーヌ」
「分かってるわ」
「これで決める」
燃えよ燃えよ全てを包み灰に反せ」
先程の炎とは比べ物にならない火が魔獣に直撃した
フユイジュヒイ
魔獣の身体が、燃え身体が黒く、炭にに変わっていく
みるみる内に魔獣の身体が朽ちていく
「どうやら終わったわね」
「よし」
「魔獣が再生しない内に早く進みましょう」
「そうですね」
四人は駆け足でその場を通り過ぎた
砕かれボロボロになった、魔獣の体内から
一匹の虫が出てくる
人間の頭ほどの大きさの虫だ
虫は何も言わず、羽をはばたかせ、どこかに向かう
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