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67. イチャイチャしましょう
しおりを挟む「ごめんね、休みの日なのに付き合わせちゃって。でも助かったよ。ありがとう」
先輩の声で現実に引き戻された。車は緩やかなカーブを描きながら六甲の山並みを嘗めて行く。この先に確か神戸の街を一望できる展望台があった筈。そんなことを考えていた。特に目的もなく、午後の予定もなかった。内覧した物件が偶々山の手だったから、なんとなく惰性で六甲へ回って来たんだろう。西宮から山に入り六甲に向かうと、選択肢はそれほどなく殆ど一本道を道なりに走ることになる。多分、先輩も何も考えてないんだろう。ドライブ好きの先輩が普段からよくやる”遠回り”ってやつだ。
「いえ、面白かったですよ」
「そっか。ユキちゃんに付いてきて貰って良かったよ」
「そうですか?」
「うん。ありがとう」
先輩は前を見据えたまま、ゆったりとハンドルを繰っている。俺はその横顔を盗み見て、すぐに車窓に目を移した。かなり落ち込んでいる。俺の言ったことが相当ショックだったらしい。そりゃあそうだ。いきなり他人に、人並みの快適さを求めるのが間違ってるなんて言われて、動揺しないわけがない。
先輩は”吸血鬼っぽい何か”であることを除けば、普通の人だ。それだって望んでなった訳じゃない。マニアック音オタでメタラーで、その上にも捻くれた天邪鬼ダークサイドどっぷりな俺とは違う。嗜好や考える方向性は割りと健全な人だ。きっと、吸血鬼(以下略)になる前もそうだったんだろう。アクティブでスポーツが好きで、日光浴をして普通に気持ちいいと感じたりできる人だったんだ。だけど今の先輩は、UVクリームなしで太陽の下を歩くことは出来ない。サングラスも、時には日傘だって必要だ。手放しで陽だまりや春の陽気を楽しんだり、炎天下で肌を焼くことも、晴れ渡る青空を見上げることも出来ないんだ。先輩だって、きっと理屈ではわかっている筈だ。だけど、無意識なのか意識してなのかは判らないが、気付かない振りをしていたのかも、考えないようにしていたのかもしれない。他人に触れさせたくない部分だったのかもしれない。そこを俺がズケズケと指摘して、傷つけてしまった。
だが言い過ぎたとは思わない。実際のところ俺が言わなければ、先輩はいつまでも首をひねりながら当て所ない物件巡りをしていただろう。だから必要なことだったと思う。先輩の”人には言えない事情”を知っている俺にしか言えないことだ。いつかはいずれかの形で思い知ることになるんだから、それならば早い方がいい。安二郎が壊した先輩の人生をフォローできるのは俺だけなんだから。
きっと先輩は今、俺が掻き回した心のぐちゃぐちゃを整理しているところだろう。丁寧さを求めるなら、このタイミングで俺は何か言い訳をするべきだったのかも知れないが、何も言えなかった。
どう言えば良かったのか。もっと良い言い様があったのかもしれない。それとなく伝える方法はなかったのか?今考え直しても、皆目見当がつかなかった。
迷った末、俺はあえて無頓着に振る舞った。流れる車窓を眺めながら、これ以上気分が沈んでしまわないために、天気のことばかり考えていた。晴れていたら、もっといい景色だっただろう。夜景ならどんなふうに見えるだろう。
先輩と目を合わせるのが怖かった。それは先輩も同じだろう。今、目を合わせたら、先輩はどんな目で俺を見るんだろう。先輩の瞳に映る俺は、どんな姿をしているのだろう。いつもそうだ。俺という奴は、その気がなくとも先輩を傷つけてしまう。気付くのは大抵やってしまった後なんだ。そんなどうしようもない自分が映しだされているんだと思うと、体の芯が冷える気がした。先輩に何かを悟らせてはいけないし、俺も悟るべきじゃない。腹の中で膨らんだ不安と後悔が渦になってぐるぐると回っている気がした。
「ユキちゃん、顔色が悪いみたいだけど大丈夫?」
不意に先輩の声がした。顔色?そうだ。ムカムカして、体内がかき回されているような…
「先輩、俺、酔ったかもしれません」
これはマジで。なんというか現実問題として、すごく気持ちが悪い。
「どこか停めよう?」
「いえ、そこまで酷いわけでは…大丈夫です。久々の助手席で、曲がりくねった山道の所為…でしょうか…あるいは貧血かも」
「少し休憩しよう。お昼もまだだったね」
目についた駐車場に車を停め、展望施設の傍にあるカフェに向かった。中に入ると、入り口に向かい合う形で外の眺望が一望できるテラスが見えた。そこから六甲の山並みと、神戸の街を見下ろすことが出来るようだった。昼過ぎだったが、そこそこの客入りだった。俺はざっと店内を見渡した。テラス席が一つ、奥にいくつかの空席が見えた。案内の店員が俺たちに先立ってテラスに向かうのを引き止め、奥の席へと通してもらった。
「気を遣わせちゃって、ごめんね…」
先輩が体を寄せて、すまなさそうに囁いた。
「いえ、目を休めたかったんで、暗い方が好いんですよ…」
適度な言い訳を探してなんとなく入り口に目をやると、案内を待つカップルが見えた。
「あの二人に譲ってあげましょう。きっと彼女の方が喜びますよ」
「優しいね」
「”振る舞いこそイケメンたれ”です」
「こんなところで課訓を聞くとは思わなかったw」
そうだ。『振る舞いこそイケメンたれ』は、我が社営業課の、社訓ならぬ課訓だ。課の部屋のどこからでも見える壁に大袈裟な額縁に入れられてデカデカと飾られている“マジイケメン”な訓戒なのだ。初めて見た時は何かの冗談かとも思ったが、一周回って俺はこの課訓が好きだ。
「ええ。俺は好きですよ」
先輩を一番奥の席に通して、俺も向かいの席についた。気付けば俺がエスコートに立っているじゃないか。ちょっとだけテンションが上った。店内を振り返ると、テラス席に案内されたカップルが店員にシャッターを押させて記念撮影をしていた。『ほらね』と先輩を見返すと、笑って小さく頷いた。
「今の仕事は?どう?好き?」
俺たちが案内された席は、いい感じに薄暗かった。先輩は落ち着いた様子でサングラスを取り、胸ポケットに仕舞った。
「はい。営業にいた頃とは全然違いますけど、面白いです。専務も工場も皆いい人ばっかで。営業課も楽しかったですけど、また違った楽しさですね。仕事も会社も好きですよ。充実してるって感じです。入社して良かったです。切欠をくれた先輩に感謝してます。社長にも」
先輩は目を細めて俺を見た。
「なんだかユキちゃん、最近、急に大人になった気がする」
妙にしんみりした口振りだった。俺にとっては意外な言葉だったが、嬉しかった。
「褒め言葉と受け取ってもいいですか?」
「勿論だよ」
「頼って下さい」
「頼ってるよ。ユキちゃんが思ってる以上にね。助かってる」
テーブルに掌を置いて広げると、先輩が掌を重ねた。俺はその掌を握り返しながら気の利いた言葉を探したが、見つからなかった。ふと視線を感じて目を上げると、遠目の席でこちらをチラ見している客の一人と目が合った。他人にどんな目で見られようが、どうでもよかった。寧ろ誇らしくもあった。先輩は、何もしなくったって人目を引く人だ。正直慣れてる。俺は笑って、手元に視線を戻した。先輩のすらっとした長い指や、地味に、だけど綺麗に手入れされた爪を弄ぶ。
「…先輩、俺たち今すごくゲイカップルですねww」
「うん、そうだねwww」
先輩が可笑しそうに笑った。だけど重ねた掌はそのままだ。俺は照れくささと可笑しさで吹き出しそうになりながら、メニューに目を落とした。そういえば腹が減っているのかもしれない。『チキンソテー・マルサラソース』の文字が目についた。『マルサラソース』。『マルサラ』ってなんだろう?
「ガッツリ食っていいですか?」
「勿論。気分は大丈夫?」
「はい、腹が膨れれば治ると思います」
適当に目についたものを注文した。結構待たされた所為で、料理が来る頃には自分が何を頼んだのか忘れていたが、どうでもよかった。正直なところ、何を食っているのか判別しづらい初めて口にする感じの料理だったが、楽しい食事だった。久しぶりに先輩と二人っきりでゆったり過ごせる時間が嬉しかった。
「久しぶりですね。二人っきり」
「うん。白状すると、この一ヶ月は、ちょっと寂しかった」
「すみません。俺、本当に気が利かなくて」
「そんなことないよ。忙しかったでしょ。誰だってそんなに何もかもに気は回らないよ。ユキちゃんは今で充分有能だよ。寧ろ気が周りすぎるくらいw」
一つのデザートプレートを二人で突きながら、しばらく取り留めのない話をした。殆どが仕事の話だったが、雰囲気はデートそのものだった。もしかしたら俺と先輩史上、屈指の親密さだったかもしれない。俺はいつもの何倍もの時間をかけてアイスクリームを口に運んだ。
「さっきはごめんね。ユキちゃんの気持ちを考えずに、軽口を…」
先輩は小さく切り取ったブラウニーをフォークで突いていた。
「そんなことないです。俺の方こそ、気不味くさせちゃってすみません。それに、あの、部屋のこととか、もっと好い言い方があったと思うんですけど、言葉が見つからなくて。ズケズケ言い過ぎたって思ってます」
「あと、一つ言い訳しとくと、冗談でも先輩が”一緒に住む?”って言ってくれたのは、俺は全然嫌じゃないんです。だから、怒ったわけじゃありません。寧ろ俺的には、先輩がその気ならいつでもオッケーっていうか。だから逆に本気か聞いてみたかったんです。特に意味はなかったんです。だから、なんっていうか、気にしないで下さい」
「そっか。じゃあこの話は、ここまでにしよう」
そう言って先輩は、ブラウニーを口に運んだ。ほんの少し気不味い空気が流れた。
「はい」
先輩の薄茶色い瞳を見つめながら、俺は言葉を探した。
「…それに、軽口だったら俺だって負けてません。しかも俺は、謝ってもいませんからね」
そう言うと、先輩は唇を尖らせ、目をくるっと回して何か思い返すような顔をした。
「…えっと…なんだっけ?」
「一ヶ月前の話ですよ?」
「?」
先輩は、可愛く小首を傾げてみせた。
「スゥイートツエンティ。『愛してます、結婚して下さい』って言いましたww」
「!」
「それも課のみんなの前でwww絶叫しました。マイクも使ってましたwww」
「…でもあれ…」
「はい。思いっきり酔ってました。酔ってましたけど、実は俺、後からわかったんですけど、酔っ払っても結構記憶残ってるみたいで。朝起きて、なんてことを…と思ったんですけど、蒸し返すのもキツイので、酔って記憶がないってことにしてました。でも実は、憶えてました。すみません」
「…ふふふ。そっか…ごめん。そうだよね。わかるよ…えっと!」
頷く先輩の肩が小刻みに震えている。何か言いたそうだけど、言葉が出てこないみたいだ。
「そうなんです!!お互い様なんで!!」
俺も吊られて吹き出した。なんだか無性に可笑しかった。
「ああ、でも、すみません。そんなことが言いたかったんじゃないんです。本当は、もっと気の利いたジョークとか言えれば良かったんですけど、何も思いつかなくて。本当は墓場まで持っていこうと思ってたんですけど」
「どうして?充分だよ?だって、こんなに面白いのに!」
「本当ですか?」
「うん。やっぱりユキちゃん楽しいよ」
そう言って先輩は俺を見つめ直し、ゆっくりと何度か瞬きをした。何か言おうとしている。何が出てくるんだろう?俺は腹の中で身構えた。
「でね。…それよりそろそろ、その『すみません』って言うの、やめない?」
「すみません?…」
俺は、記憶を巻き戻した。言った。確かに言ってるが、先輩が何を言おうとしているのか、いまいちピンとこない。
「うん。ユキちゃんのすぐに謝れるところとか、切り替えが早いところとかは、すごく良いところなんだけどね。特に仕事の時とか。だけど、これからは主に休みの日しか一緒に過ごせないわけだし、だから僕にはそんなに気を使わないで。だから、二人でいる時は『すみません』禁止で」
「ああ、半分はクセみたいなものなんで…そんなに言ってます?」
先輩がコクコクと頷いた。咄嗟に『すみません』と言いかけて、俺は言葉を飲み込んだ。
「…はい、じゃ、気をつけます」
言ったはいいが、じゃあ、これから謝る時はなんて言えばいいんだろう?今まで連発していた『すみません』を封印するとなると、言わないことで逆に気を遣いそうだ。
いや、そうじゃない。『すみません』を言わなけれなならないような状況を作るなということなのか?もしかして俺は今、物凄い高度な要求をされているのでは?いや、違う。専務なら、或いはそういうこともありえるだろうが、不可抗力の部分が多分にあるとはいえ、ちょいちょいヤラかす先輩が、そんな無理難題を言う筈はない。先輩は自分が出来ないような高度なミッションを他人に課す人じゃないんだ。多分、日頃から謝り倒しな俺を純粋に気遣ってくれているのだろう。俺は、一頻り頭を巡らせた後、ひとつ提案してみることにした。
「……それなら、ついでと言っちゃなんなんですけど、先輩も『ごめんね』っていうの、やめません?」
「ぇえーそれは困るよ。これは僕の大事な武器なのに…」
武器か。自覚あったんだ。そうなんじゃないかと思っていたが、やはり故意犯か。
そうだ。先輩の”小首を傾げ、ちょっと眉尻を下げて上目遣いに『ごめんね』にっこり攻撃”に屈さない奴などいない。俺のみならず、社内、場合によっては客でさえ、老若男女、事の大小に関わらず無条件で許してしまう最強の武器、一撃必殺の技なのだ。武器と判れば、これまで散々食らってきた俺が参らないわけがなかったと、今更ながら納得した。
「そうですね。っていうか、そもそも俺が謝らせてるんですけど、でも俺は、先輩に謝って貰うことなんて何も無いんです。これまでも。こらからも」
「良いことも悪いことも全部ひっくるめて納得づくで、先輩と居るんだって、思って下さい」
「だから俺に対しては、何も謝らなくていいです。謝らないで下さい」
先輩はどこか複雑な表情を浮かべたまま、ゆっくりと瞬きをした。何か考えてるみたいだ。
「うん、ありがとう、ユキちゃんには本当に気を遣わせてしまって、ごめ…ぁ」
「今ので最後にしましょう?」
俺が戯けて言うと、先輩も困ったような、恥ずかしそうな顔で笑った。
「でも、それじゃあ、本当に謝らなきゃいけない時に困るよ」
「…ないですよ。そんなこと。あ、だけど、どうしても言いたい時は、キスするってのはどうです?ほっぺでもオデコでも手でもいいんで、先輩の好きなところにキスして下さい。そうしたら、全部許します」
「あ、モチロン俺限定ですよ?他の人にはしちゃ駄目ですよ?」
「どうですか?」
先輩は少し考えた後、納得したように「うん、わかった」と言って、弄んでいたフォークを置いた。
でかいデザートプレートの上には、チェリーが一つだけ残っていた。先輩が目で『どうぞ』と言った。
「じゃ、遠慮なく」
緩慢な動作でチェリーを掬い上げていると、その手を先輩がいきなりグイっと引っ張って、そのまま一口で食べてしまった。『ぱくっ』という擬音がそのまま入りそうな勢いだった。
「ぁ…」
呆気にとられる俺を見て、先輩はにっと笑って「ね?どんな顔?何か企んでる?」と訊いた。
「ああ、もう。最強に悪い子先輩の顔ですよ」
「間接キス…じゃダメ?」
「ぇえー?それじゃあ、俺、あんまりメリットなくないですか?」
「駄目かな?」
上目遣いに俺を見る。ああ、この人は本当に自分の見せ所を、そしてその使い方をよく知ってるんだ。これはもう敵わない。
「いいですよ。許します。パブリックスペースだし。でも次からは出来ればこういう時は、この手にして下さい」
さっきからそこはかとなく周囲の視線を感じていたが、敢えて気付かないふりをした。先輩のこと以外は全てどうでよかった。
「じゃ、そろそろ行こうか?」
「はい。ちょっとイチャつき過ぎましたね」
「うん。でも楽しかった」
カフェを出て車に戻ると、先輩が「運転する?」と訊いた。
乗り物酔い防止対策の一つに”自分が運転する”というのがある。運転は俺も好きだ。俺は返事する代わりに運転席に回った。先輩が助手席に乗り込むのを待ち、シートベルトを締めて顔を上げると、不意に先輩の顔が近付いてきて、俺の頬にキスした。軽い、挨拶みたいなキスだった。驚きと同時に嬉しさが込み上げてきたが、ここでニヤついてはいられない。これは『ごめんね』なのだ。俺は、努めて冷静さを装った。
「先輩、まだ俺に謝ることが?」
「さっきのチェリーのお詫びだよ」
俺は曖昧に笑って返しながら、腹の中でガッツポーズを決めた。
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