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第25話 ルナにも自信を持たせてあげたい!
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山小屋から出ると、洗濯物を取りこんでるルナの姿が見えた。
ガロが邪魔にならないように近くで見守ってくれている。
「ルナ、お疲れ様」
「あっ、タカシ」
ルナがこっちを見て笑った。
ガロも尻尾を振ってくれてる。
「手伝うよ」
「ありがと、です」
物干し竿の高さはルナに合わせてあるので、俺は少し屈みながら洗濯物をかごの中に放り込んでいった。
「よし、終わったね」
「おつ、かれ、さま、です」
「うん、お疲れ様!」
またお疲れループが始まるかなと思いきや、ルナはもじもじしていた。
「マキナ、怒ってる、ますか?」
ああ、まださっきのことを気にしてたんだ。
『いいえ、ルナさん。私は何も気にしていません。だから、ルナさんも気に病まないでくださいね。』
「――ってマキナは言ってるよ」
「でも、まほう、できない、役に、立たない、です」
うつむくルナと目線を合わせるためにしゃがみこんだ。
「そんなことないよ。ルナは洗濯物を取りこんでくれたし、火の番もできるし、ごはんも作れるようになった。すごく助かってる。これからもルナにできることを少しずつ増やしていけば、それでいいんだよ」
「わたし、できる、こと……」
「そ! 別に最初は失敗したっていいんだよ。少しずつできるようになればいい。だから、何か不安があるなら遠慮しないで、いつでも話してね。もしかしたら、ちょっとは心が楽になるかもしれないし」
俺もブラック時代はマキナにさんざん愚痴を聞いてもらってたしね……。
「あ、もちろん話したくないなら話さなくてもいいから」
ルナとジッと見つめ合った。
とってもきれいな赤色の瞳がゆらゆら揺れている。
「タカシ」
ちょっとおびえるように身を縮めたけど、ルナは目をそらさなかった。
「タカシに、話す、ます。話したい、です」
……やっぱり。
ルナは、とっても勇気のある子なんだな。
「うん。じゃあ、ご飯の支度をしながらお話ししよっか」
「……あいっ」
きっと抱えてることがいっぱいあるんだろうけど。
こうやってひとつひとつ、いっしょに乗り越えていこうね。
◇
「……それで、魔法を暴走させちゃったんだね?」
すべてを話し終えたルナがコクン、とうなずく。
「たくさん、ケガさせて、物を、こわし、ますた」
聞いた話を整理すると、こんな感じだ。
ルナは幼いころから簡単な魔法を使うことできたらしい。
だけど、父親と母親が行方不明になった挙句、叔母のダリアに「お前の両親は死んだ」と言われたショックで魔法を使えなくなってしまった。
あるとき村の子供たちにいじめられて、魔法を使ってみろと脅された。
ルナは仕方なく魔法を発動しようとしたけど、まったく制御できなくって、子供たちに怪我をさせてしまったらしい。
その後ダリアからはひどい折檻を受けて、他の村人はもちろん、それまでは仲良くしてくれてた友達からも距離を取られてしまったという。
「そんなことがあったんだね……」
はっきり言ってルナには何の責任もない話だと思う。
だけど、俺の正直な感想を言ったところで慰めにはならないだろう。
「タカシ……」
俺の手が伸びてくるのを見て、ルナはきゅっと目をつぶった。
もしかしたら怒られると思っているのかもしれない。
「つらかったね」
「えっ……?」
俺に撫でられたルナが信じられないという顔で俺を見つめる。
「話してくれて、ありがとう」
「なんで、おれい、なの……?」
「だって、こんな話をするのは嫌だったでしょ? それでも、ルナは勇気を出してちゃんと魔法が使えない理由を話してくれた。だからお礼」
「わたし、悪いこと、した、ですよ……?」
「うん、そうだね。誰かを傷つけたり、物を壊したりするのは悪いことだ。だけど、ルナはちゃーんと反省してる。二度とそんなことしないって考えてるんでしょ?」
ルナが小さくうなずいた。
「だったら、それでいい。そういうふうに考えられるルナは立派だと、俺は思うな」
ぶっちゃけ俺が同じ目に遭ったら、魔法を使っていじめっ子たちに仕返ししたと思う。
ダリアのことだってギャフンと言わせてたはずだ。
だけど、ルナはそうしなかった。
できなかった。
とっても優しいから。
「タカシぃ……」
あれだけ辛い目に遭ってきて、それでも滅多に涙を見せないルナが涙を流してる。
……いいや、違うか。
きっと今までは、泣く元気も出なかっただけなんだ。
「クゥーン……」
ガロが「だいじょうぶ? かなしい?」という顔でルナに寄りそう。
「おいで」
俺はルナに向かって両手をひろげた。
「う、うわあああああん!」
抱き着いてきたルナの背中をさする。
「よしよし」
頭を撫でてあげながら、俺はルナの気が済むまで胸を貸してあげた。
ガロが邪魔にならないように近くで見守ってくれている。
「ルナ、お疲れ様」
「あっ、タカシ」
ルナがこっちを見て笑った。
ガロも尻尾を振ってくれてる。
「手伝うよ」
「ありがと、です」
物干し竿の高さはルナに合わせてあるので、俺は少し屈みながら洗濯物をかごの中に放り込んでいった。
「よし、終わったね」
「おつ、かれ、さま、です」
「うん、お疲れ様!」
またお疲れループが始まるかなと思いきや、ルナはもじもじしていた。
「マキナ、怒ってる、ますか?」
ああ、まださっきのことを気にしてたんだ。
『いいえ、ルナさん。私は何も気にしていません。だから、ルナさんも気に病まないでくださいね。』
「――ってマキナは言ってるよ」
「でも、まほう、できない、役に、立たない、です」
うつむくルナと目線を合わせるためにしゃがみこんだ。
「そんなことないよ。ルナは洗濯物を取りこんでくれたし、火の番もできるし、ごはんも作れるようになった。すごく助かってる。これからもルナにできることを少しずつ増やしていけば、それでいいんだよ」
「わたし、できる、こと……」
「そ! 別に最初は失敗したっていいんだよ。少しずつできるようになればいい。だから、何か不安があるなら遠慮しないで、いつでも話してね。もしかしたら、ちょっとは心が楽になるかもしれないし」
俺もブラック時代はマキナにさんざん愚痴を聞いてもらってたしね……。
「あ、もちろん話したくないなら話さなくてもいいから」
ルナとジッと見つめ合った。
とってもきれいな赤色の瞳がゆらゆら揺れている。
「タカシ」
ちょっとおびえるように身を縮めたけど、ルナは目をそらさなかった。
「タカシに、話す、ます。話したい、です」
……やっぱり。
ルナは、とっても勇気のある子なんだな。
「うん。じゃあ、ご飯の支度をしながらお話ししよっか」
「……あいっ」
きっと抱えてることがいっぱいあるんだろうけど。
こうやってひとつひとつ、いっしょに乗り越えていこうね。
◇
「……それで、魔法を暴走させちゃったんだね?」
すべてを話し終えたルナがコクン、とうなずく。
「たくさん、ケガさせて、物を、こわし、ますた」
聞いた話を整理すると、こんな感じだ。
ルナは幼いころから簡単な魔法を使うことできたらしい。
だけど、父親と母親が行方不明になった挙句、叔母のダリアに「お前の両親は死んだ」と言われたショックで魔法を使えなくなってしまった。
あるとき村の子供たちにいじめられて、魔法を使ってみろと脅された。
ルナは仕方なく魔法を発動しようとしたけど、まったく制御できなくって、子供たちに怪我をさせてしまったらしい。
その後ダリアからはひどい折檻を受けて、他の村人はもちろん、それまでは仲良くしてくれてた友達からも距離を取られてしまったという。
「そんなことがあったんだね……」
はっきり言ってルナには何の責任もない話だと思う。
だけど、俺の正直な感想を言ったところで慰めにはならないだろう。
「タカシ……」
俺の手が伸びてくるのを見て、ルナはきゅっと目をつぶった。
もしかしたら怒られると思っているのかもしれない。
「つらかったね」
「えっ……?」
俺に撫でられたルナが信じられないという顔で俺を見つめる。
「話してくれて、ありがとう」
「なんで、おれい、なの……?」
「だって、こんな話をするのは嫌だったでしょ? それでも、ルナは勇気を出してちゃんと魔法が使えない理由を話してくれた。だからお礼」
「わたし、悪いこと、した、ですよ……?」
「うん、そうだね。誰かを傷つけたり、物を壊したりするのは悪いことだ。だけど、ルナはちゃーんと反省してる。二度とそんなことしないって考えてるんでしょ?」
ルナが小さくうなずいた。
「だったら、それでいい。そういうふうに考えられるルナは立派だと、俺は思うな」
ぶっちゃけ俺が同じ目に遭ったら、魔法を使っていじめっ子たちに仕返ししたと思う。
ダリアのことだってギャフンと言わせてたはずだ。
だけど、ルナはそうしなかった。
できなかった。
とっても優しいから。
「タカシぃ……」
あれだけ辛い目に遭ってきて、それでも滅多に涙を見せないルナが涙を流してる。
……いいや、違うか。
きっと今までは、泣く元気も出なかっただけなんだ。
「クゥーン……」
ガロが「だいじょうぶ? かなしい?」という顔でルナに寄りそう。
「おいで」
俺はルナに向かって両手をひろげた。
「う、うわあああああん!」
抱き着いてきたルナの背中をさする。
「よしよし」
頭を撫でてあげながら、俺はルナの気が済むまで胸を貸してあげた。
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