26 / 54
第21話 実はDIYって憧れてたんだよなー!
しおりを挟む
「まずは整地をするよ」
「せーち?」
「ワォン?」
ルナとガロが仲良く首をかしげた。
「小屋を建てる場所に穴を掘って平らにするんだ」
穴を掘るために石と木の棒を荒縄で結んで作った簡易シャベルを用意してある。
たぶんすぐに壊れるけど、予備はたくさん用意した!
「うおおおおっ!」
頭の中の設計図どおりのスペースを四角く区切ってから、範囲内の土を掘り返していく。
「ふぅ、とりあえず掘れたけど……」
「タカシ、すごい、はやい、です」
ルナが目を輝かせながらパチパチと手を叩く。ガロも呼応するように尻尾を振っていた。
「拍手ありがとう! でも、課題もあるよ」
「かだい?」
「ほら、これ見てみて」
ルナに石シャベルを見せる。
「ぼろぼろ、なってる、ます」
「しかもこれ、八本目なんだ」
「ホント、です」
ルナが石シャベルの残骸の山を見た。
「うーん、これは完全に高ステータスの弊害だなぁ」
確かに作業時間は数分で済んだ。
だけど、俺の筋力と素早さに石シャベルが耐えられなくて、用意してた分はほとんど壊れてしまった。
これは武器を使ったりするときにも同じことが起きそうだな。
「でも、道具の問題は後回し。次は地面を平らに固めよう」
「どう、やって?」
「河原で集めた砂利を敷き詰めようと思ってる」
袋に詰めておいた砂利を穴の中にじゃらじゃらーっと敷き詰めていく。
でも、このままだともちろん平らじゃないので。
「よーし……オーラララララララ!」
超高速踏みつけで無理やり固める!
「よっし、いい感じ!」
思った以上に完璧にできた。
筋力200だけじゃなくて技術250の恩恵も相当あるな、これ。
「タカシ。それ、おとなに、なったら、わたしも、できる?」
「うーん、鍛えればできるようになるかも?」
たぶんできないけど、ルナがワクワクしてるからいっか!
「今度は土台を作るぞ!」
「どだい?」
「山小屋を支える足のことだね」
ルナに説明しながら適当な木材を手に持って、空中に放り投げる。
「よっと!」
俺が腕を何度か振るうと、木材がバラバラに分かれて地面にボトボトと落ちてきた。
そのすべてを綺麗にキャッチして地面に置く。
「わあ、すごーい」
「ははは、ありがとう!」
この空中で切るやつ一度やってみたかったんだよねー!
「あ、そうだ! ルナ、小さくて軽い木材だけでいいから穴の中に運んでおいてもらえる?」
「やるーっ」
こまごまとした小さな木材を運ぶのは面倒だから助かる。
ガロも主人が動き出したのを見て木材をくわえて運び始めた。
この間に土台用の石材の切り出しでもしておこうかな。
◇
こんな調子で梁と柱を組み立てた。
壁組と屋組の製作に取り掛かる手前でお昼休憩に入る。
いつものおかゆを食べながらルナとの雑談に興じる。
「ルナ、おかげで助かったよ。ありがとう」
「ホント? じゃま、してない……?」
ルナは自信なさげだ。
「そんなことないって。道具を持ってきてもらったり、細やかなものを運んでもらったりしてるし。ちゃんと役に立ってたよ」
「そっか……」
ルナがほっとしてる。
たぶん、あのイジワルおばさんに「役立たず!」とか言われてきたんだろうなぁ……。
「ルナはやる気もあるし、自分から動こうとしてる。とってもえらいよ」
「そんなの、初めて、言われた、です」
なんだか複雑そうな顔だ。
この表情は……役立たずじゃないことに安心したけど、褒められても素直に喜べないって感じかな。
「わたし、ちから、よわい、です」
「それはしょうがないよ。女の子なんだから」
「グズって、おばさんに、言われ、ますた」
「あんなおばさんの言うこと気にしなくっていいって!」
どれだけ話してもルナは自信なさげだ。
うーん、口で説明しても実感しづらいのかな。
毎日小さなことを褒め続けてあげるほうがいいかも?
「クーン……」
ガロがルナのほっぺをペロペロ舐めた。
「ほら、ガロも気にするなってさ」
「……ありがと、ガロ」
「おかわりいる?」
「あいっ」
ルナが嬉しそうにお皿を差し出してくる。
「ふーっ、ふーっ。はふはふ」
美味しそうにおかゆを食べるルナを見てると俺まで幸せな気分になってくる。
たぶん、そういう話をしてもこの子はまだピンと来ないだろう。
「……役に立ってないなんて、絶対そんなことないんだよなぁ」
「タカシ、なにか、言った、です?」
「ううん、なんでもないよ」
いつか君にも伝わりますように。
「せーち?」
「ワォン?」
ルナとガロが仲良く首をかしげた。
「小屋を建てる場所に穴を掘って平らにするんだ」
穴を掘るために石と木の棒を荒縄で結んで作った簡易シャベルを用意してある。
たぶんすぐに壊れるけど、予備はたくさん用意した!
「うおおおおっ!」
頭の中の設計図どおりのスペースを四角く区切ってから、範囲内の土を掘り返していく。
「ふぅ、とりあえず掘れたけど……」
「タカシ、すごい、はやい、です」
ルナが目を輝かせながらパチパチと手を叩く。ガロも呼応するように尻尾を振っていた。
「拍手ありがとう! でも、課題もあるよ」
「かだい?」
「ほら、これ見てみて」
ルナに石シャベルを見せる。
「ぼろぼろ、なってる、ます」
「しかもこれ、八本目なんだ」
「ホント、です」
ルナが石シャベルの残骸の山を見た。
「うーん、これは完全に高ステータスの弊害だなぁ」
確かに作業時間は数分で済んだ。
だけど、俺の筋力と素早さに石シャベルが耐えられなくて、用意してた分はほとんど壊れてしまった。
これは武器を使ったりするときにも同じことが起きそうだな。
「でも、道具の問題は後回し。次は地面を平らに固めよう」
「どう、やって?」
「河原で集めた砂利を敷き詰めようと思ってる」
袋に詰めておいた砂利を穴の中にじゃらじゃらーっと敷き詰めていく。
でも、このままだともちろん平らじゃないので。
「よーし……オーラララララララ!」
超高速踏みつけで無理やり固める!
「よっし、いい感じ!」
思った以上に完璧にできた。
筋力200だけじゃなくて技術250の恩恵も相当あるな、これ。
「タカシ。それ、おとなに、なったら、わたしも、できる?」
「うーん、鍛えればできるようになるかも?」
たぶんできないけど、ルナがワクワクしてるからいっか!
「今度は土台を作るぞ!」
「どだい?」
「山小屋を支える足のことだね」
ルナに説明しながら適当な木材を手に持って、空中に放り投げる。
「よっと!」
俺が腕を何度か振るうと、木材がバラバラに分かれて地面にボトボトと落ちてきた。
そのすべてを綺麗にキャッチして地面に置く。
「わあ、すごーい」
「ははは、ありがとう!」
この空中で切るやつ一度やってみたかったんだよねー!
「あ、そうだ! ルナ、小さくて軽い木材だけでいいから穴の中に運んでおいてもらえる?」
「やるーっ」
こまごまとした小さな木材を運ぶのは面倒だから助かる。
ガロも主人が動き出したのを見て木材をくわえて運び始めた。
この間に土台用の石材の切り出しでもしておこうかな。
◇
こんな調子で梁と柱を組み立てた。
壁組と屋組の製作に取り掛かる手前でお昼休憩に入る。
いつものおかゆを食べながらルナとの雑談に興じる。
「ルナ、おかげで助かったよ。ありがとう」
「ホント? じゃま、してない……?」
ルナは自信なさげだ。
「そんなことないって。道具を持ってきてもらったり、細やかなものを運んでもらったりしてるし。ちゃんと役に立ってたよ」
「そっか……」
ルナがほっとしてる。
たぶん、あのイジワルおばさんに「役立たず!」とか言われてきたんだろうなぁ……。
「ルナはやる気もあるし、自分から動こうとしてる。とってもえらいよ」
「そんなの、初めて、言われた、です」
なんだか複雑そうな顔だ。
この表情は……役立たずじゃないことに安心したけど、褒められても素直に喜べないって感じかな。
「わたし、ちから、よわい、です」
「それはしょうがないよ。女の子なんだから」
「グズって、おばさんに、言われ、ますた」
「あんなおばさんの言うこと気にしなくっていいって!」
どれだけ話してもルナは自信なさげだ。
うーん、口で説明しても実感しづらいのかな。
毎日小さなことを褒め続けてあげるほうがいいかも?
「クーン……」
ガロがルナのほっぺをペロペロ舐めた。
「ほら、ガロも気にするなってさ」
「……ありがと、ガロ」
「おかわりいる?」
「あいっ」
ルナが嬉しそうにお皿を差し出してくる。
「ふーっ、ふーっ。はふはふ」
美味しそうにおかゆを食べるルナを見てると俺まで幸せな気分になってくる。
たぶん、そういう話をしてもこの子はまだピンと来ないだろう。
「……役に立ってないなんて、絶対そんなことないんだよなぁ」
「タカシ、なにか、言った、です?」
「ううん、なんでもないよ」
いつか君にも伝わりますように。
20
お気に入りに追加
430
あなたにおすすめの小説
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!
町島航太
ファンタジー
ひょんな事から異世界に召喚された木村哲郎は、救世主として期待されたが、手に入れたスキルはまさかの「買取」。
ハズレと看做され、城を追い出された哲郎だったが、スキル「買取」は他人のスキルを買い取れるという優れ物であった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる