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変化
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お腹が大きくなるにつれ、増える警備兵
室内で編み物したり、軽いストレッチをしてあまり出歩かない私にお母様やお父様は毎日、お兄様達は1週間に一度は会いに来てくれていた
夜になればアーサー様が来たり、来なかったり
しかし警備兵は私のいる部屋の中ではなく部屋の外の扉の前、外の窓の前だったりと気配もあまりしないのでたまに窓から頭が見えるとびっくりした
アーサー様も早く帰ってくる事が増え、一度お昼過ぎてから帰ってきた時は、ライサム様に申し訳ない思いでいっぱいだった
ーーその時は馬車に書類がいっぱい入っていて同じ空間にいながらも仕事をしていたわ
それから定期的に早めの帰宅が増えたから事務処理のために部屋の隅に机と椅子を用意したけど
…帰宅って……一緒に住んでいるみたい!
とひとりで照れる
****************
ーーある夜
「くっ…ミズナっ」
「んっ…あつ…い」
ベッドの上で腰の下に枕を入れ高くなった脚と蜜壺の間に挟んだ彼自身を何度も前後に動かし擦り付ける
お腹が揺れないようにねっとりと擦り付けられ、焦ったくて熱い息が零れる
「…ミズナ…愛してる…愛してる」
「アーサー様…んっ…愛してます」
片手を私の顔の横に置き、もう片方の手で私の腰を掴んだアーサー様は早くなるスライドで限界を迎える
ぐっと一度ゴリっと押しつけると、腰から離れお腹に掛かる
白い証
はぁはぁと息を荒げたアーサーは彼女に噛み付くキスをし、彼女も応える
ミズナが濡れた瞳で、見つめればむくむくと大きくなるアーサーの熱を彼女の手を取り自身に置き、自分の手を重ね上から一緒に握る
目を合わせたまま彼女の手を一緒に擦ればさらに大きくなるアーサー自身
拙いながらも指を動かし彼を無意識に煽り、ぅゔっと唸るアーサーにキスを仕掛け濃厚な時間がまた始まる
ーー本当に偶然だった
お風呂から上がり濡れた髪を乾かしながら部屋に戻るとアーサーが慌てて立ち上がり、入れ替えでお風呂に入ろうとする
慌てる姿に好奇心ですれ違い様に横から抱き締めれば、私の腕に当たる彼の熱く固いモノに驚いて彼を見上げた
バツの悪そうな顔をして視線を合わせてくれない
「…こっこれは…っその…」
気まずい感じの声で言い訳をするアーサーに
ーーそうだ…先月の娼館に行っているかもと疑った時に彼の欲望をどうやって解消しているのか分からず仕舞いだったけど、娼館に行っていないのが分かってホッとしてそのままにしちゃっていたわ
すっかり忘れていたけどアーサーはほぼ毎日求められていた程の情熱的な人だった
「…もしかして…我慢している…のですか…?」
頭に浮かぶ疑問が口から出る
「…そ…それは…………そうだ………いや我慢というか」
と観念してしょんぼりとするアーサーが何故か可愛くて
「…普段はどうしてるんですか?」
また疑問が口から出る
「……普段は…その…適当に1人の時に自分で…」
と真っ赤になったアーサーは勘弁してくれっと低い声で手で顔を隠す
確かお医者様は………
「…なら私が…私が…そのお手伝いいたしますわ」
私もアーサー様の赤面が移って顔が真っ赤になる
「えっしかし…負担が」
赤くなった顔から青くなる顔に大丈夫です、と告げる
「その…中に入れなくても…愛を確かめる方法は…ありますからっ」
とまた彼の熱くなった頬に手を添え抱きついた
それからはほぼ毎日私の体調を見て胸や口、手や足に挟み彼の熱を解消した
彼の熱の篭った瞳で見られると嬉しくて彼の熱を触る手も積極的に触った
彼も私の胸を揉み濃厚なキスで応えてくれる
「…早く…ミズナの中へ入りたい」
と告げて
室内で編み物したり、軽いストレッチをしてあまり出歩かない私にお母様やお父様は毎日、お兄様達は1週間に一度は会いに来てくれていた
夜になればアーサー様が来たり、来なかったり
しかし警備兵は私のいる部屋の中ではなく部屋の外の扉の前、外の窓の前だったりと気配もあまりしないのでたまに窓から頭が見えるとびっくりした
アーサー様も早く帰ってくる事が増え、一度お昼過ぎてから帰ってきた時は、ライサム様に申し訳ない思いでいっぱいだった
ーーその時は馬車に書類がいっぱい入っていて同じ空間にいながらも仕事をしていたわ
それから定期的に早めの帰宅が増えたから事務処理のために部屋の隅に机と椅子を用意したけど
…帰宅って……一緒に住んでいるみたい!
とひとりで照れる
****************
ーーある夜
「くっ…ミズナっ」
「んっ…あつ…い」
ベッドの上で腰の下に枕を入れ高くなった脚と蜜壺の間に挟んだ彼自身を何度も前後に動かし擦り付ける
お腹が揺れないようにねっとりと擦り付けられ、焦ったくて熱い息が零れる
「…ミズナ…愛してる…愛してる」
「アーサー様…んっ…愛してます」
片手を私の顔の横に置き、もう片方の手で私の腰を掴んだアーサー様は早くなるスライドで限界を迎える
ぐっと一度ゴリっと押しつけると、腰から離れお腹に掛かる
白い証
はぁはぁと息を荒げたアーサーは彼女に噛み付くキスをし、彼女も応える
ミズナが濡れた瞳で、見つめればむくむくと大きくなるアーサーの熱を彼女の手を取り自身に置き、自分の手を重ね上から一緒に握る
目を合わせたまま彼女の手を一緒に擦ればさらに大きくなるアーサー自身
拙いながらも指を動かし彼を無意識に煽り、ぅゔっと唸るアーサーにキスを仕掛け濃厚な時間がまた始まる
ーー本当に偶然だった
お風呂から上がり濡れた髪を乾かしながら部屋に戻るとアーサーが慌てて立ち上がり、入れ替えでお風呂に入ろうとする
慌てる姿に好奇心ですれ違い様に横から抱き締めれば、私の腕に当たる彼の熱く固いモノに驚いて彼を見上げた
バツの悪そうな顔をして視線を合わせてくれない
「…こっこれは…っその…」
気まずい感じの声で言い訳をするアーサーに
ーーそうだ…先月の娼館に行っているかもと疑った時に彼の欲望をどうやって解消しているのか分からず仕舞いだったけど、娼館に行っていないのが分かってホッとしてそのままにしちゃっていたわ
すっかり忘れていたけどアーサーはほぼ毎日求められていた程の情熱的な人だった
「…もしかして…我慢している…のですか…?」
頭に浮かぶ疑問が口から出る
「…そ…それは…………そうだ………いや我慢というか」
と観念してしょんぼりとするアーサーが何故か可愛くて
「…普段はどうしてるんですか?」
また疑問が口から出る
「……普段は…その…適当に1人の時に自分で…」
と真っ赤になったアーサーは勘弁してくれっと低い声で手で顔を隠す
確かお医者様は………
「…なら私が…私が…そのお手伝いいたしますわ」
私もアーサー様の赤面が移って顔が真っ赤になる
「えっしかし…負担が」
赤くなった顔から青くなる顔に大丈夫です、と告げる
「その…中に入れなくても…愛を確かめる方法は…ありますからっ」
とまた彼の熱くなった頬に手を添え抱きついた
それからはほぼ毎日私の体調を見て胸や口、手や足に挟み彼の熱を解消した
彼の熱の篭った瞳で見られると嬉しくて彼の熱を触る手も積極的に触った
彼も私の胸を揉み濃厚なキスで応えてくれる
「…早く…ミズナの中へ入りたい」
と告げて
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