26 / 41
デート2
しおりを挟む
映画中も手を繋ぎ出る映画館を出る
2人でぶらぶらしながら歩くとご飯どこにしようか相談しながら歩く
3階のフード専門店が並ぶ通りに着くとよくテレビで取り上げられるオムライス専門店があったので、ココにした
ランチ時間を過ぎたためか、すぐに案内され2人用のテーブルの角にソファー席を譲ってくれたので奥に座る
メニューを2人で見て私はチーズたっぷりソースのオムライスとアイスティーサラダのセットで、真央はハンバーグオムライスと烏龍茶サラダセットを頼んだ
映画の感想を話していると、靴同士がぶっかっている事に気が付き頬が赤くなる
真央はそんな事きにしてないように私の話を聞いてくれる
ーー真央ってすごくスキンシップ多い
最近やはり思う、触れる手が優しくていつもどこか触れている
幸せで胸がキュンキュンとしてしまう
「どうした?」
分かっているのに敢えて聞いてくるのはずるいが、声も好きだなぁと感じてしまう
「別に」と照れ隠しで素っ気なく言ってしまうが、しょうがない
頬杖をついて拗ねたように真央を見るとほんのりと、少しだけ笑っている…気がした
ご飯を食べ終わってお店を出ると指を絡め歩く
「この後どこか行きたいところある?」
「…別にないな…ゆいかは?」
一応行きたいところあるか聞いてみるが、ないと言われずっと、したかったことを口にするため真央の手を引き通路の端へ移動した
「どうした?」と言われたが無視して真央の肩に頬をつけ見上げる
「……イチャイチャしたい」
と呟くとぴくっと動いた真央は私の背に腕を回し抱き寄せた
胸に手を置くと上から重なる真央の手が指に絡む
「…行くか」
そう言って真央は私の手を引いて2人っきりになれる場所へと向かった
****************
向かった先は個室もある、漫画喫茶"ネットカフェ24"だ
指定された場所は、真央くらいの高さの壁が迷路の様に続くフロアで、広さ4畳くらいの大画面のテレビとソファーが設置されている半個室で仕切りを動かせばソファーに立つと頭と足元が見えるが個室になる
荷物を置き、ドリンクバーの飲み物を個室にある机に置くと、奥のソファーに座った真央の横に座る
腰に回った手が私を引き寄せピッタリとくっつく
私も真央の身体に腕を回して胸に頬をつけ抱きしめる
ドクンドクンと鳴る真央の心の音が心地よくて目を閉じる
しばらくお互い無言だったが、真央の手が腰から肩に移動する
動いた事で、目を開け真央を見上げると優しく触れる唇に幸せな吐息が出る
「…好き」
そう囁くと顎を上げられ上唇を喰まれ、ちゅうと吸い離れる
また触れた唇に私も唇を喰む
お互いちゅう、ちゅうと唇を喰み、薄く開いた口内に舌がぬるっと入る
優しく口内を撫でる様に動く舌に、真央の頬に手を添え応えるように舌を追いかける
何度も何度も喰むようにお互いの舌を求め、さらに身体もくっつき腰が浮く
額がくっついたまま「…こっち」と言われ膝の上に移動する
真央を跨ぐように座る格好は恥ずかしかったけど、すぐにやってきた真央の唇に夢中になりどうでもよくなった
お互い顔の角度を変え、求め合う舌
じゅるっと溜まった唾液を吸われ、お返しに真央の口内の唾液を吸いゴクンと飲み込む
しばらくすると、息の荒いまま休憩してまた始まるキスに夢中になる
何度か繰り返して真央の肩に顔を埋める
背後に回った腕が私を抱きしめて、真央も私の首筋に顔を埋めた
ちゅっちゅっと私の肩に触れる唇がくすぐったくて肩をすくめる
「…もうすぐ付き合い始めて1ヶ月だね…再会して2ヶ月くらいかな」
半個室とはいえ、声を潜めて真央の首に向かって話す
「…ああ」
会話が途切れまた抱きしめ合う
「…………ゆいか…好きだ…ちゃんと考えてるから」
と掠れた声が囁くように耳元に聞こえる
「……考えてるって…?」
肩に顔をつけたまま真央を見ると、照れた様に目元が赤い真央が
「…その」
と言って私の腰を撫でる
「!」
言おうとしている事に気が付き赤面する
「……あの…真央…私…その…初めてで」
起き上がり真央と視線を合わせたまましどろもどろに言うと、「そうじゃないと相手を許さない」と不機嫌な声が聞こえる
やきもち妬いてるのが嬉しくて「好き」そう言って、真央の唇にキスをした
2人でぶらぶらしながら歩くとご飯どこにしようか相談しながら歩く
3階のフード専門店が並ぶ通りに着くとよくテレビで取り上げられるオムライス専門店があったので、ココにした
ランチ時間を過ぎたためか、すぐに案内され2人用のテーブルの角にソファー席を譲ってくれたので奥に座る
メニューを2人で見て私はチーズたっぷりソースのオムライスとアイスティーサラダのセットで、真央はハンバーグオムライスと烏龍茶サラダセットを頼んだ
映画の感想を話していると、靴同士がぶっかっている事に気が付き頬が赤くなる
真央はそんな事きにしてないように私の話を聞いてくれる
ーー真央ってすごくスキンシップ多い
最近やはり思う、触れる手が優しくていつもどこか触れている
幸せで胸がキュンキュンとしてしまう
「どうした?」
分かっているのに敢えて聞いてくるのはずるいが、声も好きだなぁと感じてしまう
「別に」と照れ隠しで素っ気なく言ってしまうが、しょうがない
頬杖をついて拗ねたように真央を見るとほんのりと、少しだけ笑っている…気がした
ご飯を食べ終わってお店を出ると指を絡め歩く
「この後どこか行きたいところある?」
「…別にないな…ゆいかは?」
一応行きたいところあるか聞いてみるが、ないと言われずっと、したかったことを口にするため真央の手を引き通路の端へ移動した
「どうした?」と言われたが無視して真央の肩に頬をつけ見上げる
「……イチャイチャしたい」
と呟くとぴくっと動いた真央は私の背に腕を回し抱き寄せた
胸に手を置くと上から重なる真央の手が指に絡む
「…行くか」
そう言って真央は私の手を引いて2人っきりになれる場所へと向かった
****************
向かった先は個室もある、漫画喫茶"ネットカフェ24"だ
指定された場所は、真央くらいの高さの壁が迷路の様に続くフロアで、広さ4畳くらいの大画面のテレビとソファーが設置されている半個室で仕切りを動かせばソファーに立つと頭と足元が見えるが個室になる
荷物を置き、ドリンクバーの飲み物を個室にある机に置くと、奥のソファーに座った真央の横に座る
腰に回った手が私を引き寄せピッタリとくっつく
私も真央の身体に腕を回して胸に頬をつけ抱きしめる
ドクンドクンと鳴る真央の心の音が心地よくて目を閉じる
しばらくお互い無言だったが、真央の手が腰から肩に移動する
動いた事で、目を開け真央を見上げると優しく触れる唇に幸せな吐息が出る
「…好き」
そう囁くと顎を上げられ上唇を喰まれ、ちゅうと吸い離れる
また触れた唇に私も唇を喰む
お互いちゅう、ちゅうと唇を喰み、薄く開いた口内に舌がぬるっと入る
優しく口内を撫でる様に動く舌に、真央の頬に手を添え応えるように舌を追いかける
何度も何度も喰むようにお互いの舌を求め、さらに身体もくっつき腰が浮く
額がくっついたまま「…こっち」と言われ膝の上に移動する
真央を跨ぐように座る格好は恥ずかしかったけど、すぐにやってきた真央の唇に夢中になりどうでもよくなった
お互い顔の角度を変え、求め合う舌
じゅるっと溜まった唾液を吸われ、お返しに真央の口内の唾液を吸いゴクンと飲み込む
しばらくすると、息の荒いまま休憩してまた始まるキスに夢中になる
何度か繰り返して真央の肩に顔を埋める
背後に回った腕が私を抱きしめて、真央も私の首筋に顔を埋めた
ちゅっちゅっと私の肩に触れる唇がくすぐったくて肩をすくめる
「…もうすぐ付き合い始めて1ヶ月だね…再会して2ヶ月くらいかな」
半個室とはいえ、声を潜めて真央の首に向かって話す
「…ああ」
会話が途切れまた抱きしめ合う
「…………ゆいか…好きだ…ちゃんと考えてるから」
と掠れた声が囁くように耳元に聞こえる
「……考えてるって…?」
肩に顔をつけたまま真央を見ると、照れた様に目元が赤い真央が
「…その」
と言って私の腰を撫でる
「!」
言おうとしている事に気が付き赤面する
「……あの…真央…私…その…初めてで」
起き上がり真央と視線を合わせたまましどろもどろに言うと、「そうじゃないと相手を許さない」と不機嫌な声が聞こえる
やきもち妬いてるのが嬉しくて「好き」そう言って、真央の唇にキスをした
11
お気に入りに追加
128
あなたにおすすめの小説
同居離婚はじめました
仲村來夢
恋愛
大好きだった夫の優斗と離婚した。それなのに、世間体を保つためにあたし達はまだ一緒にいる。このことは、親にさえ内緒。
なりゆきで一夜を過ごした職場の後輩の佐伯悠登に「離婚して俺と再婚してくれ」と猛アタックされて…!?
二人の「ゆうと」に悩まされ、更に職場のイケメン上司にも迫られてしまった未央の恋の行方は…
性描写はありますが、R指定を付けるほど多くはありません。性描写があるところは※を付けています。
溺愛ダーリンと逆シークレットベビー
葉月とに
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。
立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。
優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
極上の一夜で懐妊したらエリートパイロットの溺愛新婚生活がはじまりました
白妙スイ@書籍&電子書籍発刊!
恋愛
早瀬 果歩はごく普通のOL。
あるとき、元カレに酷く振られて、1人でハワイへ傷心旅行をすることに。
そこで逢見 翔というパイロットと知り合った。
翔は果歩に素敵な時間をくれて、やがて2人は一夜を過ごす。
しかし翌朝、翔は果歩の前から消えてしまって……。
**********
●早瀬 果歩(はやせ かほ)
25歳、OL
元カレに酷く振られた傷心旅行先のハワイで、翔と運命的に出会う。
●逢見 翔(おうみ しょう)
28歳、パイロット
世界を飛び回るエリートパイロット。
ハワイへのフライト後、果歩と出会い、一夜を過ごすがその後、消えてしまう。
翌朝いなくなってしまったことには、なにか理由があるようで……?
●航(わたる)
1歳半
果歩と翔の息子。飛行機が好き。
※表記年齢は初登場です
**********
webコンテンツ大賞【恋愛小説大賞】にエントリー中です!
完結しました!
ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥
えっちめシーンの話には♥マークを付けています。
ミックスド★バスの第5弾です。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~
菱沼あゆ
恋愛
念願のランプのショップを開いた鞠宮あかり。
だが、開店早々、植え込みに猫とおばあさんを避けた車が突っ込んでくる。
車に乗っていたイケメン、木南青葉はインテリアや雑貨などを輸入している会社の社長で、あかりの店に出入りするようになるが。
あかりには実は、年の離れた弟ということになっている息子がいて――。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる