セフレはバツイチ上司

狭山雪菜

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会議室1

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久しぶりに週末ゆっくりと過ごせ生理も終わった

まさか係長が金曜日の夜に来て一緒に映画を観たり、料理を作ったり、身体を繋げないが腕の中で寝たりと普通のカップルみたいに過ごし照れ臭かった


火曜日に生理が終わったので、メッセージでの報告よりも直接言おうと思っていた
「町田さん、これ総務部へお願い」
「はい」
係長とは部署内でも普段喋らないため、話しかけるのも変に思われるので中々伝える事が出来なくて、今日は諦めて仕事に集中した
総務部から出て来た道を戻る

「きゃっ…!」
急に腕を引かれ、押し込められた
振り返るとそこにいたのは
「係長っ」
押し込められた部屋を見渡すと、そこは電気がついていない会議室でコの字の長机とローラーのついた背もたれのある椅子が並んでいた、カチャッと鍵を締めた係長が私を抱きしめた
「…少しだけ」
そう言って抱きしめる腕の力が強くなる
私も背に腕を回して応える

「…係長…昨日で、終わりましたので」
シンと静まり返る会議室にいるのが気まずくて、なんか喋らなきゃと出た言葉がまさかの生理終了の報告で、恥ずかしくなり係長の胸板に顔を埋めた
「…本当?」
ぐっと低くなった声が私の肩を掴み身体を離し、視線が絡まる
「…はい」
真剣な瞳に吸い込まれ、無意識に声が出た

顔が近づきキスされそうになるのを両手で係長の口を塞ぎ、止めた

「…なんで」
少し不機嫌な声に
「化粧道具は私のデスクにあるので、今メイク崩れたら困ります」
ふっと笑った係長は、私の手を口から外すと首筋に顔を埋め舌を這わす
「…顔以外だったらいいの?」
そう言ってちゅっちゅっと触れるキスと舌でねっとりと上下になぞる
手がお尻を揉み、下半身を押し付けられる

すでに昂って固い彼自身が黒いプリーツスカートを押し上げる
彼のジャケットのボタンを外して、下のズボンに手を掛け、ベルトをカチャカチャと外しチャックを下げた
係長も私の白のブラウスのボタンを半分程外し、大きく開いた胸元の隙間から手を入れキャミソールとブラの上から胸を揉む
「んっ」
久しぶりの愛撫に足がガクガクと震え、彼に体重を掛けると、彼は私の腰を抱き会議室にある長机まで連れて行き、長机に腰かけた
少しズリ下がっている、ズボンからボクサーパンツの腰に指をかけ下ろすとぷるんと彼の昂りが現れ、勃ち上がっていた
「腰っ…上げて」
と余裕のない声が私のスカートの裾から手を入れ、アンダーショーツを両手で脱がす
片脚が外れたショーツは、太ももに巻きついて残った
片脚を上げ長机に膝を立てると、持ち上がるスカートの裾から蜜壺が露わになる
吸い込まれるように、顔を近づけた係長の舌が、ぴちゃっと蜜壺の縁を舐める

後ろ手で身体を支え、全身を巡る快感に耐える
縁をなぞり、蜜壺の中へと入る舌がぴちゃっぴちゃっと音を出し刺激し、私にも聞こえる

「んっ…んっ」

溢れる蜜を吸い、蜜壺から出た粒を舌で転がすと

「っ…つぁ」

呆気なく達してしまい、ピクピクッと動く
「…優奈っ」
立ち上がる係長が私の名を呼び、ぴたりと蜜壺の縁に昂りを当てた

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