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久しぶりの1

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マリアは軍服の襟のボタンを両手で外し
片手でお尻を支えながら、ホークは首筋に舌を這わせ背後にあるドレスのファスナーを下ろす
ファスナーが下りる度に首元、肩が露わになり首から下の白い肌に赤い印が花のように散りばめられ映える

マリアはホークのYシャツのボタンをこれからの行為を想い震えた指先で外すと、隙間から覗く筋肉が付いた胸板に手を伸ばし触れる

お互い交差する腕が邪魔をし思い通りに動かない手を、もどかしく思うが触りたい欲が強すぎてそのもどかしさも溢れる欲望のスイッチになる

目を細め堪能するホークに、マリアは余裕があるのが悔しくて彼の首筋に顔を近づけちゅうちゅうと吸い舌を這わす
ホークの胸板に触れていた手を取り自分の首に回すと、腕で見えなかったマリアの胸元から腰まであるパット付きのコルセットの谷間に人差し指を掛けると勢いよく下ろした
ぷるんっと乳房が重力に反して揺れ、ピンク色の粒がツンと上を向く
下から掬うように揉み親指の背で粒を押し付け潰すとホークの首筋から顔を上げ、肩に頬を付け「あっ…っん」と甘い声が零れた
マリアのお尻を両手で掴み上げると、歩き出すホークはベッドへと向かう

パフっと寝かせられたベッドに上半身裸のマリアはドレスのスカートを脱ぎ捨てコルセットも横にパサリと落とした
多分ベッドの下の床に落ちたとは思うが、ベッドの側で軍服を脱ぎズボンを脱いでいるホークをうっとりと見つめているため気にならない
マリアを見つめながら下着を脱いで落とすと、ベッドの上でホークに全身に熱い視線を注ぐマリアにホークの喉が鳴る
マリアは黒の下着だけを履いて、この後の展開に期待をして下着が蜜で濡れていたのがわかった

散々馬車内で焦らされたホークの肉棒は天を仰ぎはち切れそうなくらい太く、先端からツユが溢れていて片手で掴み彼女の元へ覆いかぶさる
首に腕を回し噛み付くようなキスをされ一生懸命応える
足を伸ばしホークに巻き付けると下着越しにゴリゴリと擦り付けられ無意識に揺れる腰

「…っ欲しいっ…欲しいのっ」
月のモノで1週間愛されていない身体は、馬車でのキスから我慢が出来なくなっていた
「…っ…慣らさないとっ」
マリアの痴態に焦るホークも早く1週間振りのマリアの中に入りたいが故に葛藤する
「っ大丈夫っ…だか…ら…欲しい…欲しっっ」
マリアはイヤイヤする様に頭を横に振る、わがままな願いを叶えて欲しくて彼の肉棒を湿った下着でぐりぐりと押し付けると
ぐっと唸るホークは理性を飛ばしマリアの下着をズラし肉棒の先端を蜜壺の入り口に当てる
はっ、と発した低い声と同時にミチミチっと蜜壺の中をジワジワと広げ、ホークの先端が入って見えなくなる

「っ…っはっ…」
圧迫され苦しくて背が仰け反り足が空を蹴るが、がっしり掴まれた手が離れる事を拒む
久しぶりの蜜壺の中は熱く狭い
己の限界を感じたホークは、蜜壺の半分を肉棒で埋めた頃、一気に貫き蜜壺の中に熱い証を注ぐ
唸り小刻みに震えるホークはマリアの首筋に顔を埋め肩に噛み付く
ピクピクっと動くマリアは蜜壺の中の熱い証にきゅうきゅうと締め付けるように蠢く
彼の赤い髪に指を絡め蜜壺がホークに馴染むまでしばらく抱き合っていた
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