ベスティエンⅢ【改訂版】

#21：A lily of the valley

〆

禮　「ねぇハッカちゃん。何でハッちゃんの名前〝渋撥〟にしたん？」

撥香「字面みたらズバリやけど、イッキ君の〝渋〟とウチの〝撥〟やよー」

禮　「他に名前の候補はあれへんかったの？」

撥香「だってハッちゃんはウチとイッキ君の愛の子やもん❤　他に名前なんて思い付けへんかったわ～」

禮　「ハッカちゃんとハッちゃんのお父はんはほんまにラブラブやったんやね✨」

鶴榮「愛の子！　愛の子やて！　良かったなァ撥、お前めちゃめちゃ愛されてるやんけ！　ギャハハハハッ」

渋撥「じゃかしぃんじゃこのボケが」

鶴榮「こっこっ、このツラで愛の子ォ……っ破壊神みたぁなツラしよって！　痛ッアイタタタ！　腹が、腹がよじれるー！　ヨシ、お前今日から破壊と再生の神、シヴァを名乗ることを許す」

渋撥「要らん💢」



Tschüss.