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第1章 出会い
第4話 魔族の娘にコロッケをあげたら。
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歩く。長居しすぎたか、そろそろ日が暮れようかとしていた。おばちゃんのコロッケ屋も店仕舞いをしていた。声をかけようかと思ったが、わざわざ手を止めさせてまで挨拶する必要もないだろう。
彼女は魔法を扱えていた。俺に角やしっぽを晒したのは偶然だろうが、他人の認識を阻害するくらい容易いだろう。姿形を人族に模する等造作もないのだ。
視界も悪くなり、行きかう人の数も減りつつある。
コツコツと道路に響くのは……二人分の足音。
「なあ」
「何かしら」
「何してるんだ」
「歩いてるわ」
「奇遇だな、俺も歩いてる」
コツコツ、コツコツ。
「なあ」
「何かしら」
「どこに向かってるんだ」
「さあ、分からないわ」
「……」
コツコツ、コツ……。
「?」
「なぁ」
「何かしら」
俺が止まったのに気づいて、ラケナリアも足を止める。
「何してるんだ」
「だから歩いて」
「いや、さっき聞いたわ、違う。なんで俺を付けてるんだ」
「言っている意味が分からないわ、同伴してるのよ。付けるとは意味が違うわ」
「……なるほど、母国語じゃない分、理解が不十分なようだから言っておく。同伴ってのは、同伴者の承諾があって初めて同伴と呼ぶんだ。俺がいつ承諾した?」
「はあ、会った時よ。それがどうかしたかしら」
何を当たり前のことを、とくだらない話に付き合わされて嘆く彼女に俺の笑顔が固まる。
「えっと、何を言ってる?」
「私お父様から聞いたことがあるわ。オモチカエリ、というのでしょう? 男が女を持ち帰るのは当然の流れだと言っていたわ」
「おい、そのくそ親父をだれか早くぶっとばしてやってくれ。それか病院に連れていけ」
「ぶっとばすために冒険者は日々戦っているのでしょう?」
ああ、それもそうか。
これまでで感覚が麻痺していたが、魔族と人族は敵同士なのだ。
彼女の父親は、これまで実際に人を殺めた事のある強大な魔人かもしれない。
「一応聞くが、泊まる宛はあるのか」
「あの、一応言うけど私は昨日野宿だったの」
くそっ、そういう事か。
「つまり、お前は俺に泊めろと言いたい訳だ」
「もし、私が魔族と知れば、普通の人はどんな顔をするかしら」
手を口に当て、眦に涙を浮かべる。素晴らしい、鬼気迫る名演技だ。
「はぁ、分かった。野暮用があるから少し待っとけよ。あ、あと必ずローブは取るなよ。隠せるなら絶対に隠せよ」
「勿論よ。やろうとすれば、魔法で隠せるから」
じゃあどうやって判別できるんだよ人族っ、とツッコミを抑え俺は冒険者ギルドに戻った。
「お疲れ様です、グラジオラスさん。依頼主さんがお見えになってますよ」
受付嬢、交代制で酒場と切り盛りするリーリアが俺を案内した。
「よかった、ようやく戻った。あれから気になって仕方なくて。どうして昨日この目で確認しなかったんだろうって後悔していたところなんだ」
酒場の椅子に座り俺を手招く男は、やはり酔っていた。少なくとも夕日の影響ではないだろう赤面した顔の男の前に渋々座る。
「で、結局何だったんだよあれは」
男は一向に引く気が無いので俺は仮面を被る事にした。演技の仮面、正しく俺がそこで実体験した事を赤裸々に話す様に。
「実はあれはな」
興味を惹く為に勿体ぶる。男は前のみりになって唇を舐めた。
俺は息を吸い、ある事実を告げた。
「コロッケ屋のおばちゃんのシルエットだったんだ」
「なんだって」
「俺が目立った収穫が無くて帰ろうとした矢先だった。丁度最後の客にコロッケを振る舞う現場を見たんだ」
「ほう、それで」
「まず角に見えたのはおばちゃんが頭に纏う三角巾、羽は背中でリボン結びした紐だった」
「……なるほど、なら尻尾はなんだ。俺は明確に揺れるのを見たぞ」
「あれは、おそらくコロッケじゃないかな」
「コロッケだと……は、そうか竹串か!」
「そう。おばちゃんは揚げたてのコロッケに竹串を刺し、一、二回振る癖がある。影は日が沈む刻が近づくにつれて長く朧げに映る。遠くに映ったおばちゃんの影が、偶然魔族に見えたんじゃないか?」
「ふむ、確かにそれなら、あり得る話か。そう、だな……分かった、依頼達成だ」
よし、と俺は陰ながらガッツポーズを取る。適当に嘯いたが、なんとか納得してもらえた。
あとは受付嬢のリーリアへと話を通し、依頼は正式に達成された事を告げられる。
「これで96連続クリアですね、快挙ですよっ」
「あーそりゃどうも」
「あの、早く昇格試験受けてくださいね? Eランクになる為には、上級冒険者と一対一の戦闘する見極め試験がありますが、昇格さえすれば討伐依頼なども出ますから」
「そうですね、えぇ、いつかそうします」
俺の常套句にリーリアは顔を曇らせた。しかし、それから僅かに顔を赤らめて。
「あの、私必ず力になりますから。なんでも、言ってくださいねっ」
純真無垢な性格は、常に俺を助けるとは限らない。
世の中はそれ程単純ではないのだ。
お辞儀をしてようやく冒険者ギルドを出る。
ローブを目深に被った少女が俺を出迎えた。
「さあて、行くわよ。夕飯が待っているわ!」
「はいはい」
俺はげんなりしながら、ある場所へと足を進めた。
「あ、そういえば貴方。名前を聞いていなかったわね」
「あぁ? あーそうか。グラジオラス=ベルリオスだ」
「ふぅん、グラスね、いい名前よ。で、グラスっ、家はこっちかしら」
「違う、今日の食材が家にない。あるのはキュウリが一本クーラーボックスに入ってるくらいだ」
「じゃあ買い出しね、楽しみだわ~っ」
「あんまり、はしゃぐなよ、目立つから。あと、くれぐれも……」
たった、と駆け足気味に先を行くラケナリアに俺は注意を呼び掛ける。
「分かってる、決して正体は明かさない。今日から私は、人族のリアちゃんよ♪」
彼女の能天気さ、いや天性の明るさが俺の人生にどう影響するのか。
危険因子であると頭では分かっていて、彼女いるとどこか人生が楽しくなるのではないかという根拠のない仮定が俺の思考を揺らしている。
「ラケナリア……花言葉は、好奇心。引く程ぴったりな名前だ」
「どうしたの、グラス! 置いていくわよ?」
「行先も知らない奴が先導するな、迷子になるだろうが~!」
これは魔族の娘にコロッケをあげたら、居候になった話である。
彼女は魔法を扱えていた。俺に角やしっぽを晒したのは偶然だろうが、他人の認識を阻害するくらい容易いだろう。姿形を人族に模する等造作もないのだ。
視界も悪くなり、行きかう人の数も減りつつある。
コツコツと道路に響くのは……二人分の足音。
「なあ」
「何かしら」
「何してるんだ」
「歩いてるわ」
「奇遇だな、俺も歩いてる」
コツコツ、コツコツ。
「なあ」
「何かしら」
「どこに向かってるんだ」
「さあ、分からないわ」
「……」
コツコツ、コツ……。
「?」
「なぁ」
「何かしら」
俺が止まったのに気づいて、ラケナリアも足を止める。
「何してるんだ」
「だから歩いて」
「いや、さっき聞いたわ、違う。なんで俺を付けてるんだ」
「言っている意味が分からないわ、同伴してるのよ。付けるとは意味が違うわ」
「……なるほど、母国語じゃない分、理解が不十分なようだから言っておく。同伴ってのは、同伴者の承諾があって初めて同伴と呼ぶんだ。俺がいつ承諾した?」
「はあ、会った時よ。それがどうかしたかしら」
何を当たり前のことを、とくだらない話に付き合わされて嘆く彼女に俺の笑顔が固まる。
「えっと、何を言ってる?」
「私お父様から聞いたことがあるわ。オモチカエリ、というのでしょう? 男が女を持ち帰るのは当然の流れだと言っていたわ」
「おい、そのくそ親父をだれか早くぶっとばしてやってくれ。それか病院に連れていけ」
「ぶっとばすために冒険者は日々戦っているのでしょう?」
ああ、それもそうか。
これまでで感覚が麻痺していたが、魔族と人族は敵同士なのだ。
彼女の父親は、これまで実際に人を殺めた事のある強大な魔人かもしれない。
「一応聞くが、泊まる宛はあるのか」
「あの、一応言うけど私は昨日野宿だったの」
くそっ、そういう事か。
「つまり、お前は俺に泊めろと言いたい訳だ」
「もし、私が魔族と知れば、普通の人はどんな顔をするかしら」
手を口に当て、眦に涙を浮かべる。素晴らしい、鬼気迫る名演技だ。
「はぁ、分かった。野暮用があるから少し待っとけよ。あ、あと必ずローブは取るなよ。隠せるなら絶対に隠せよ」
「勿論よ。やろうとすれば、魔法で隠せるから」
じゃあどうやって判別できるんだよ人族っ、とツッコミを抑え俺は冒険者ギルドに戻った。
「お疲れ様です、グラジオラスさん。依頼主さんがお見えになってますよ」
受付嬢、交代制で酒場と切り盛りするリーリアが俺を案内した。
「よかった、ようやく戻った。あれから気になって仕方なくて。どうして昨日この目で確認しなかったんだろうって後悔していたところなんだ」
酒場の椅子に座り俺を手招く男は、やはり酔っていた。少なくとも夕日の影響ではないだろう赤面した顔の男の前に渋々座る。
「で、結局何だったんだよあれは」
男は一向に引く気が無いので俺は仮面を被る事にした。演技の仮面、正しく俺がそこで実体験した事を赤裸々に話す様に。
「実はあれはな」
興味を惹く為に勿体ぶる。男は前のみりになって唇を舐めた。
俺は息を吸い、ある事実を告げた。
「コロッケ屋のおばちゃんのシルエットだったんだ」
「なんだって」
「俺が目立った収穫が無くて帰ろうとした矢先だった。丁度最後の客にコロッケを振る舞う現場を見たんだ」
「ほう、それで」
「まず角に見えたのはおばちゃんが頭に纏う三角巾、羽は背中でリボン結びした紐だった」
「……なるほど、なら尻尾はなんだ。俺は明確に揺れるのを見たぞ」
「あれは、おそらくコロッケじゃないかな」
「コロッケだと……は、そうか竹串か!」
「そう。おばちゃんは揚げたてのコロッケに竹串を刺し、一、二回振る癖がある。影は日が沈む刻が近づくにつれて長く朧げに映る。遠くに映ったおばちゃんの影が、偶然魔族に見えたんじゃないか?」
「ふむ、確かにそれなら、あり得る話か。そう、だな……分かった、依頼達成だ」
よし、と俺は陰ながらガッツポーズを取る。適当に嘯いたが、なんとか納得してもらえた。
あとは受付嬢のリーリアへと話を通し、依頼は正式に達成された事を告げられる。
「これで96連続クリアですね、快挙ですよっ」
「あーそりゃどうも」
「あの、早く昇格試験受けてくださいね? Eランクになる為には、上級冒険者と一対一の戦闘する見極め試験がありますが、昇格さえすれば討伐依頼なども出ますから」
「そうですね、えぇ、いつかそうします」
俺の常套句にリーリアは顔を曇らせた。しかし、それから僅かに顔を赤らめて。
「あの、私必ず力になりますから。なんでも、言ってくださいねっ」
純真無垢な性格は、常に俺を助けるとは限らない。
世の中はそれ程単純ではないのだ。
お辞儀をしてようやく冒険者ギルドを出る。
ローブを目深に被った少女が俺を出迎えた。
「さあて、行くわよ。夕飯が待っているわ!」
「はいはい」
俺はげんなりしながら、ある場所へと足を進めた。
「あ、そういえば貴方。名前を聞いていなかったわね」
「あぁ? あーそうか。グラジオラス=ベルリオスだ」
「ふぅん、グラスね、いい名前よ。で、グラスっ、家はこっちかしら」
「違う、今日の食材が家にない。あるのはキュウリが一本クーラーボックスに入ってるくらいだ」
「じゃあ買い出しね、楽しみだわ~っ」
「あんまり、はしゃぐなよ、目立つから。あと、くれぐれも……」
たった、と駆け足気味に先を行くラケナリアに俺は注意を呼び掛ける。
「分かってる、決して正体は明かさない。今日から私は、人族のリアちゃんよ♪」
彼女の能天気さ、いや天性の明るさが俺の人生にどう影響するのか。
危険因子であると頭では分かっていて、彼女いるとどこか人生が楽しくなるのではないかという根拠のない仮定が俺の思考を揺らしている。
「ラケナリア……花言葉は、好奇心。引く程ぴったりな名前だ」
「どうしたの、グラス! 置いていくわよ?」
「行先も知らない奴が先導するな、迷子になるだろうが~!」
これは魔族の娘にコロッケをあげたら、居候になった話である。
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