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僕らは泥を這い蹲るものー2
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「今回の特別訓練は今までの特別訓練とは一味も二味も違うよ~。スペシャルゲストがいるんだから~。ではスペシャルゲストさん、どうぞ!」
それを合図に、体育館の扉を開けて一人の人物が入ってきた。
「大日本ユニゾン訓練兵団関東支部支部長、五反田佰年さんです~!」
佰年の入場に合わせて、花子はまたクラッカーを取り出して鳴らす。今度は湿気っていてちゃんと鳴らなかった。
「お前、このクラッカーのゴミ、後でちゃんと片付けるんじゃぞ」
大きめのバッグを持った佰年が花子に釘を刺す。
「大雑把な訓練内容は先ほど阿玉が説明した通り、ユニゾンの使用を許可した鬼ごっこのようなものじゃ」
佰年が部隊の面々に説明を開始する。
「二人一組になり、木製のナイフを持った者と、それを追いかける鬼に別れて訓練を行う。制限時間は30分。鬼はナイフを取り上げれば勝ちじゃ。訓練の舞台はこの支部の屋内の、訓練生の立ち入りが許可されている場所であればどこに行こうと構わん。逃げる者も鬼も、ユニゾンの使用は許可されており、この訓練と関係ない者に迷惑をかけなければ、基本物品や建物への被害も気にせんでよい。一棟倒壊みたいな被害にならなければ、基本一晩で直せるからな」
一通りルール説明を終えると、佰年は持ってきたバッグから諸々の物品を取り出した。
「全員このバッジを着けること。これでわしのパソコンで全員の位置が把握できる。全身が屋外に出た時点でブザーが鳴り、失格を知らせる役割もある」
次に取り出したのは、14本の割り箸が入った箱だった。
「この割り箸には、1~7の数字が記載された赤、青のビニールテープが巻かれておる。同じ番号同士でペアを組み、赤を引いた者が鬼、青を引いた者がナイフを持って逃げる役じゃ。ちなみに、足りない一人は阿玉にやってもらうからな」
その言葉に花子がドヤ顔をし、一部の者が嫌そうな顔をする。
一同は早速くじを引き、ペアと自分の役割を決める。遊大が引いたのは赤の6番だった。
それを合図に、体育館の扉を開けて一人の人物が入ってきた。
「大日本ユニゾン訓練兵団関東支部支部長、五反田佰年さんです~!」
佰年の入場に合わせて、花子はまたクラッカーを取り出して鳴らす。今度は湿気っていてちゃんと鳴らなかった。
「お前、このクラッカーのゴミ、後でちゃんと片付けるんじゃぞ」
大きめのバッグを持った佰年が花子に釘を刺す。
「大雑把な訓練内容は先ほど阿玉が説明した通り、ユニゾンの使用を許可した鬼ごっこのようなものじゃ」
佰年が部隊の面々に説明を開始する。
「二人一組になり、木製のナイフを持った者と、それを追いかける鬼に別れて訓練を行う。制限時間は30分。鬼はナイフを取り上げれば勝ちじゃ。訓練の舞台はこの支部の屋内の、訓練生の立ち入りが許可されている場所であればどこに行こうと構わん。逃げる者も鬼も、ユニゾンの使用は許可されており、この訓練と関係ない者に迷惑をかけなければ、基本物品や建物への被害も気にせんでよい。一棟倒壊みたいな被害にならなければ、基本一晩で直せるからな」
一通りルール説明を終えると、佰年は持ってきたバッグから諸々の物品を取り出した。
「全員このバッジを着けること。これでわしのパソコンで全員の位置が把握できる。全身が屋外に出た時点でブザーが鳴り、失格を知らせる役割もある」
次に取り出したのは、14本の割り箸が入った箱だった。
「この割り箸には、1~7の数字が記載された赤、青のビニールテープが巻かれておる。同じ番号同士でペアを組み、赤を引いた者が鬼、青を引いた者がナイフを持って逃げる役じゃ。ちなみに、足りない一人は阿玉にやってもらうからな」
その言葉に花子がドヤ顔をし、一部の者が嫌そうな顔をする。
一同は早速くじを引き、ペアと自分の役割を決める。遊大が引いたのは赤の6番だった。
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