導かされしバカたち

ヒロチキ、

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第3笑

異世界を探索せし者たち

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~前回のあらすじ~そこは出口~~~~

そんなこんなで街に入る事が出来た刄蘭ばらんたち四人
まだどこに何が有るのか全く分からないから近くの人に尋ねてみた
「ヘヘへ~~」ニチャ~
「衛兵さんこの人です」
~異世界の旅・完~ご愛読ありがとうございました

「ちょっと待って、まだ何もやってないよ。せめてやってから判断して」
「じゃあどうぞ」
「この街に来たばかりなのですが。案内所みたいな所ってありませんか?」「無料の?」
「ちょっと黙ってろ」
「それならギルドに行くのが手っ取り早いですよ」
「ありがとうございます、お礼に一発ギャグを…」
「止めろ。通報されるぞ」
「公序良俗に反する事は恐らくしないであろうという思いを重ねて生きていければ良いのになぁ」
「わけわからん」
「良いから行くぞ」
ギャグをやりたがる遊子ゆうしを捻り上げながら俺らはギルドに向かった
「で、どこにギルドあるの?」
「知らん聞くの忘れた」
「お前そういう所あるよな」
「じゃあ私が聞いてきます」
「ゴメンね」「ありがとね」「お願い」
「え~っと…あっあの子良いかも」
ハイジはなぜか近くにる人では無く店先にいる女児に近付いて行った
「お嬢さんお姉ちゃんとお話ししよ~?」
「衛兵呼ばれるから止めろ」
「五人中二人が犯罪者になったら大変だぞ」
「まだこっちの世界の法律を全然知らないんだから下手な事やって重い罪になるかも知れないんだから」
「さっき詰所で説明受けてなかったっけ?」
「入国の説明と税金の話だけだよ。一から聞いてたら怪しまれるだろ」
「聞いとけよ。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だろうが」
「正論かましやがって、じゃあお前が聞いてこいよ」
「やだよ一時でも一生でも恥かきたく無いもん」
「クズ野郎か?」
「俺は他人が傷付いてるのを見て喜びたいんだ」
「やっぱりクズ野郎じゃねぇか」
「聞いて来ましたよ」
俺らが言い争ってる間にハイジがギルドの場所を聞いて来てくれた様だった
「ありがとね。にしてもよく女児に触らなかったね」
「頭だけで我慢しました」
そう言うハイジは血の涙を流していた
「ギルドはもうちょい先にあるみたいですよ」
「じゃあさっさと行くか」
「ちょっと腹減ったから屋台で何か買ってこ」
「そんな時間ないしマンガだとギルドって食堂と併設してて冒険者用に安くなってたりもするからそっちで食ってみない?屋台は明日以降にして」
「確かにこのままだと路頭に迷う事になりそうですもんね」
「それじゃあギルドへレッツラゴー」
「歳を感じざるを得ないな」
※作者は30代中頃です
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