98 / 147
10月5日 レジ袋ゼロデー 盛況
しおりを挟む
今日はどんな雑談かな?
楽しい雑談かな?
盛り上がる雑談かな?
為になる雑談かな?
簡単な雑談かな?
ワクワクしながら、テンション高く、俺は『雑談部屋』に向かっていく。
どんな話題かな?
どんなシチュエーションかな?
興味とワクワクが溢れてくる。
楽しい雑談にしたいな。
みんなと楽しく雑談がしたいな。
ポジティブなことだけ考えながら、俺は『雑談部屋』に入っていった。
今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。
”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”
やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
そう考えると、意味があるのかなぁ?
意味、あったのかな…
このルーティーンやめようかな?
どうしよう。
でも、これをやめて、調子崩したら辛いから、続けるかぁ。
再びアナウンスが鳴った。
”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『スーパーマーケットの荷詰め場』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『村山様』『関様』『中川様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『レジ袋』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”
アナウンスがやんで、光に包まれた。
レジ袋か。
レジ袋かぁ…
難しそうだなぁ。
ハードそうな話題だなぁ。
これは、大変そうだな。
レジ袋で話すことってあるかな?
とりあえず持って行くテーマを考えるか。
テーマ…レジ袋……テーマ…テーマ……レジ袋…テーマ…レジ袋…レジ袋………
”買い物をするとき、レジ袋を貰うのか”これしかないかな。
これしか思いつかないや。
まぁ、そこそこいい感じのテーマだし、これで行こう。
よし!後は気合を入れたら準備万端だ!!!!
気合がきれいに入ったところで、光が収まった。
今日、先陣を切ったのは、村山だった。
強もまたハイテンポな雑談だ。
「今日の話題は、『レジ袋』だと思う。皆は、有料のレジ袋って買うのかな?」
「私は、コンビニとかだと買っちゃいます、はい。後ろに人がいたりすると、自分の荷詰めに時間がかかって、後ろの人に迷惑がかかるんじゃないかって思うので、すぐにレジから離れたくて、レジ袋を買っちゃいますね、はい」
「俺は、全然買わないな。レジに並んでる後ろの人のことなんて気にしたこともなかったな」
「うちは、基本全然買わない。5円とかでも全然いらないものを買うのは、お金がもったいないし」
「僕は、関さんと同じで、後ろを気にして買っちゃうと思う。スーパーとかの完全なセルフレジなら、レジに並んでいる人の圧力が低いから、レジ袋を買わなくて済むことが多いと思う」
「みなさんは、無料の弱めのレジ袋はもらいますか?はい。私は、さっき言った理由と同じで、もらっちゃいます。レジで荷詰めをしたくないから、はい」
「俺ももらうな。ただの物はもらっておけって気持ちになるしな。それにレジ袋って軽いゴミ袋とかに使えるから汎用性高いしな!」
「僕ももらっちゃうと思う。レジで、荷詰めしたくないから、もらっちゃうと思うな」
「うちも全然もらっちゃう。いろんなものを入れたりできるから、ただなら、あって全然困るものじゃないし」
それからも、結構な盛り上がりを見せた。
レジ袋トークでここまで盛り上がるとは思っていなかった。
五十嵐が、思ってたよりきっちりしていることを知れてよかった。
関と村山が意気投合していて、楽しそうだった。
割とポジティブな反省を終えたら、アナウンスが鳴った。
”30分04秒39が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。
レジ袋って、有料だとためらいますよね。
でも無料のところは遠慮なくもらっちゃいますよね。
というか、無料のところって、何も言わなくてもレジ袋に商品が入っていますよね。
だから、もらう気がなくてももらってしまいますよね。
まぁ、私はもらう気が合ってもらっているんですが。
今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”
アナウンスが止んだ。
教室に戻ってきた。
今日も、アナウンスさんは饒舌だな。
レジ袋っていう身近だけど、話を広げるのが難しそうな話題を無事に切り抜けることができて良かった。
俺もだんだん成長してきてるのかな?
楽しい雑談かな?
盛り上がる雑談かな?
為になる雑談かな?
簡単な雑談かな?
ワクワクしながら、テンション高く、俺は『雑談部屋』に向かっていく。
どんな話題かな?
どんなシチュエーションかな?
興味とワクワクが溢れてくる。
楽しい雑談にしたいな。
みんなと楽しく雑談がしたいな。
ポジティブなことだけ考えながら、俺は『雑談部屋』に入っていった。
今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。
”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”
やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
そう考えると、意味があるのかなぁ?
意味、あったのかな…
このルーティーンやめようかな?
どうしよう。
でも、これをやめて、調子崩したら辛いから、続けるかぁ。
再びアナウンスが鳴った。
”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『スーパーマーケットの荷詰め場』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『村山様』『関様』『中川様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『レジ袋』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”
アナウンスがやんで、光に包まれた。
レジ袋か。
レジ袋かぁ…
難しそうだなぁ。
ハードそうな話題だなぁ。
これは、大変そうだな。
レジ袋で話すことってあるかな?
とりあえず持って行くテーマを考えるか。
テーマ…レジ袋……テーマ…テーマ……レジ袋…テーマ…レジ袋…レジ袋………
”買い物をするとき、レジ袋を貰うのか”これしかないかな。
これしか思いつかないや。
まぁ、そこそこいい感じのテーマだし、これで行こう。
よし!後は気合を入れたら準備万端だ!!!!
気合がきれいに入ったところで、光が収まった。
今日、先陣を切ったのは、村山だった。
強もまたハイテンポな雑談だ。
「今日の話題は、『レジ袋』だと思う。皆は、有料のレジ袋って買うのかな?」
「私は、コンビニとかだと買っちゃいます、はい。後ろに人がいたりすると、自分の荷詰めに時間がかかって、後ろの人に迷惑がかかるんじゃないかって思うので、すぐにレジから離れたくて、レジ袋を買っちゃいますね、はい」
「俺は、全然買わないな。レジに並んでる後ろの人のことなんて気にしたこともなかったな」
「うちは、基本全然買わない。5円とかでも全然いらないものを買うのは、お金がもったいないし」
「僕は、関さんと同じで、後ろを気にして買っちゃうと思う。スーパーとかの完全なセルフレジなら、レジに並んでいる人の圧力が低いから、レジ袋を買わなくて済むことが多いと思う」
「みなさんは、無料の弱めのレジ袋はもらいますか?はい。私は、さっき言った理由と同じで、もらっちゃいます。レジで荷詰めをしたくないから、はい」
「俺ももらうな。ただの物はもらっておけって気持ちになるしな。それにレジ袋って軽いゴミ袋とかに使えるから汎用性高いしな!」
「僕ももらっちゃうと思う。レジで、荷詰めしたくないから、もらっちゃうと思うな」
「うちも全然もらっちゃう。いろんなものを入れたりできるから、ただなら、あって全然困るものじゃないし」
それからも、結構な盛り上がりを見せた。
レジ袋トークでここまで盛り上がるとは思っていなかった。
五十嵐が、思ってたよりきっちりしていることを知れてよかった。
関と村山が意気投合していて、楽しそうだった。
割とポジティブな反省を終えたら、アナウンスが鳴った。
”30分04秒39が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。
レジ袋って、有料だとためらいますよね。
でも無料のところは遠慮なくもらっちゃいますよね。
というか、無料のところって、何も言わなくてもレジ袋に商品が入っていますよね。
だから、もらう気がなくてももらってしまいますよね。
まぁ、私はもらう気が合ってもらっているんですが。
今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”
アナウンスが止んだ。
教室に戻ってきた。
今日も、アナウンスさんは饒舌だな。
レジ袋っていう身近だけど、話を広げるのが難しそうな話題を無事に切り抜けることができて良かった。
俺もだんだん成長してきてるのかな?
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる