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架空小説あらすじ
勝手に妄想、無生物カップリング あらすじ
しおりを挟む勝手に妄想、無生物カップリング
無生物にもカップリングは存在する。
そういう界隈があるくらいには浸透している。
だから仕方ない。仕方ないんだ。
生活していて目についた無機物を無意識にカップリングしてしまっても。
どんなシチュエーションか想像してしまうのも。
仕方のないことなのだ。
鉛筆と消しゴムでも、スマホとスマホカバーでも、思いついてしまうのは仕方がないのだ。
だから俺は悪くない。
悪くないのだ。
出会いから関係性、告白の仕方から同棲をしたらどんな感じかまで、様々なシチュエーションを妄想する。
楽しくて仕方がない。
楽しいのがいけないのだ。
妄想しやすい関係なのが悪いのだ。
そんな、日常の中でいろんなカップリングを思いついてしまう、少年の日常を描いた物語。
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