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嫉妬と… 1
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颯人を見かける度に、目で追いかけていた。
(俺、名前も女々しいが性格も相当だな…)
裕汰が颯人の身体を触る度に、汚い感情が出てくる。
(…颯人、何で裕汰の手を振り払わないんだ)
されるがままの颯人が、何を考えているのかわからない。
また、幾度となく身体を合わせて颯人の全身を余すことなく舐め尽くした。
しかし茉莉は恋人ではないし、この事に関して直接話す事が出来なかった。
颯人は向上力がありすぎて、遂に茉莉の性器を舐めると言い出した。
「颯人!ちょっと」
「フェラ上手くなったら、飽きられないでしょ?」
「っ!」
颯人の口の中に、茉莉の性器が入る。
ヌルッとした中は思っていた以上に気持ち良く、茉莉の性器は喜んで大きく膨らんだ。
「…っ、大き、い」
「悪いっ!…っ…」
くわえている姿に、優越感を感じる。
「んっ、んっ」
苦しそうに舐める颯人の髪を撫でる。
「んっ、ふ…」
それが嬉しかったのか、颯人は更に舌使いを激しくした。
「っ…、っつ!」
ぎこちない動きだが、同じ男なので自分の気持ち良い場所を攻めているようだった。
「もう…出るからっ颯人、離せ!」
我慢の限界になり言うが、颯人は深く口にくわえ込んだ。
「…っ!」
颯人の口の中に、自分の精液をなんべんなく流し込んでしまった。
「ふぁっ」
苦しさで、やっと颯人が離すと口の中からタラッと茉莉の精液が溢れた。
「颯人、飲まなくていいから出せ!」
慌ててティッシュを取り出して、颯人の口にさし出す。
が、その言葉に颯人はゴクッと飲む。
「~~~っ、颯人!」
「…茉莉も、俺の飲んだ」
「いや!俺はいいの」
「じゃあ、俺もいいの」
「颯人は駄目だろ!」
「何で?」
「な、何でって…」
『気持ちの違い』だと、言いたかった。
(俺は颯人が好きだから)
好きでもないのに、ここまでやるのかと思うぐらい颯人はすごく頑張っていた。
「とにかく!颯人は、次から駄目だからな」
「…」
返事は聞こえなかった。
その代わりに言う。
「…茉莉、ご褒美を頂戴?」
颯人は、茉莉の身体の上に乗り跨ぐ。
「…颯人?」
「この体位、好き」
そう言いながら、颯人は茉莉の性器に刺激を与えるために、指を這わせた。
「っ!」
茉莉が教えた手の動きで、茉莉の性器を喜ばせる。
「…茉莉の、おっきくなってきた」
息づかいが荒くなって、茉莉の中心は熱を帯びてきた。
「茉莉」
颯人の腰が、茉莉の性器に向かう。
「っ…ゴム、着けてから」
手を伸ばし、ゴムの袋を破く。
興奮している性器に覆い被せる。
颯人の顔を見ると、色っぽく茉莉を見下ろしていた。
(俺のモノに…したい)
すぐさま颯人の腰を抱き、猛々しく反り上がった性器をひくついている颯人の後孔にあてがった。
「あぁっ!」
奥深く入り込んだモノが、一気に締めつけられる。
「っ!」
気持ち良すぎる感覚に、野性的に颯人を下から攻め上げた。
「あっ、茉莉のすごい!いい、んっ…ふぁっ!」
喘ぐ颯人をもっと見たくて、腰を高速で動かす。
部屋の中に、颯人の喘ぎ声が響いた。
もっと聞いていたいが、颯人の唇を塞いだ。
恋人のように、抱き合っていられる事が嬉しい。
気づかなければならないことを、茉莉は忘れていた。
(俺、名前も女々しいが性格も相当だな…)
裕汰が颯人の身体を触る度に、汚い感情が出てくる。
(…颯人、何で裕汰の手を振り払わないんだ)
されるがままの颯人が、何を考えているのかわからない。
また、幾度となく身体を合わせて颯人の全身を余すことなく舐め尽くした。
しかし茉莉は恋人ではないし、この事に関して直接話す事が出来なかった。
颯人は向上力がありすぎて、遂に茉莉の性器を舐めると言い出した。
「颯人!ちょっと」
「フェラ上手くなったら、飽きられないでしょ?」
「っ!」
颯人の口の中に、茉莉の性器が入る。
ヌルッとした中は思っていた以上に気持ち良く、茉莉の性器は喜んで大きく膨らんだ。
「…っ、大き、い」
「悪いっ!…っ…」
くわえている姿に、優越感を感じる。
「んっ、んっ」
苦しそうに舐める颯人の髪を撫でる。
「んっ、ふ…」
それが嬉しかったのか、颯人は更に舌使いを激しくした。
「っ…、っつ!」
ぎこちない動きだが、同じ男なので自分の気持ち良い場所を攻めているようだった。
「もう…出るからっ颯人、離せ!」
我慢の限界になり言うが、颯人は深く口にくわえ込んだ。
「…っ!」
颯人の口の中に、自分の精液をなんべんなく流し込んでしまった。
「ふぁっ」
苦しさで、やっと颯人が離すと口の中からタラッと茉莉の精液が溢れた。
「颯人、飲まなくていいから出せ!」
慌ててティッシュを取り出して、颯人の口にさし出す。
が、その言葉に颯人はゴクッと飲む。
「~~~っ、颯人!」
「…茉莉も、俺の飲んだ」
「いや!俺はいいの」
「じゃあ、俺もいいの」
「颯人は駄目だろ!」
「何で?」
「な、何でって…」
『気持ちの違い』だと、言いたかった。
(俺は颯人が好きだから)
好きでもないのに、ここまでやるのかと思うぐらい颯人はすごく頑張っていた。
「とにかく!颯人は、次から駄目だからな」
「…」
返事は聞こえなかった。
その代わりに言う。
「…茉莉、ご褒美を頂戴?」
颯人は、茉莉の身体の上に乗り跨ぐ。
「…颯人?」
「この体位、好き」
そう言いながら、颯人は茉莉の性器に刺激を与えるために、指を這わせた。
「っ!」
茉莉が教えた手の動きで、茉莉の性器を喜ばせる。
「…茉莉の、おっきくなってきた」
息づかいが荒くなって、茉莉の中心は熱を帯びてきた。
「茉莉」
颯人の腰が、茉莉の性器に向かう。
「っ…ゴム、着けてから」
手を伸ばし、ゴムの袋を破く。
興奮している性器に覆い被せる。
颯人の顔を見ると、色っぽく茉莉を見下ろしていた。
(俺のモノに…したい)
すぐさま颯人の腰を抱き、猛々しく反り上がった性器をひくついている颯人の後孔にあてがった。
「あぁっ!」
奥深く入り込んだモノが、一気に締めつけられる。
「っ!」
気持ち良すぎる感覚に、野性的に颯人を下から攻め上げた。
「あっ、茉莉のすごい!いい、んっ…ふぁっ!」
喘ぐ颯人をもっと見たくて、腰を高速で動かす。
部屋の中に、颯人の喘ぎ声が響いた。
もっと聞いていたいが、颯人の唇を塞いだ。
恋人のように、抱き合っていられる事が嬉しい。
気づかなければならないことを、茉莉は忘れていた。
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