12 / 88
キス、から 2
しおりを挟む
親指で颯人の性器の先端を弄った。
「ふぁっ!」
強い刺激に、颯人は喘いだ。
「颯人っ」
堪らずにキスをした。
身体がビクビクと震えているが、握っている性器は離さずに茉莉が颯人にしている様に触ってくる。
「はっ、あ…」
「んぁっ、あぁっ」
お互いが夢中になって、キスをして触りあう。
恋人同士がよくすることを今、してはいるが…。
(恋人では…ない)
それでも、目の前の快楽に勝てず颯人の足の間に身体を入れて、茉莉は颯人の性器に自分の性器を合わせた。
「颯人、両方とも持って」
「んっ…」
颯人が、自身のと茉莉のを握る。
その上から、茉莉は手を重ねた。
お互いの先走りで擦っても痛くなく、むしろ気持ち良すぎる状態になっていた。
「はぁっ!…ぁっ」
「あっ、あ…んっ」
手の中でクチュックチュッと音が聞こえ、耳元で颯人の喘ぎ声が聞こえる。
「ふぁっ、あっ!んんっ」
ぎこちない颯人の動きに、容赦なく茉莉は擦り続けた。
颯人の身体が小刻みに揺れる。
(可愛いっ…)
茉莉は首を傾けて、颯人のうなじや首にキスをしていった。
颯人が快楽で身体に力が入らなくなっていて、茉莉の身体にもたれかかってきたが、向かい合った形で座ったお陰でお互いの性器が擦りやすい。
(すごく気持ち良さそうな顔をしているのに…声を時々我慢してるのが、たまらない!)
さっきから、茉莉は颯人がいとおしく感じていた。
自分の好きな人が自分の腕の中で、気持ち良くなっている姿に興奮が収まらない。
(ヤバイな…もう、イきそう)
颯人も余裕がなさそうにしている。
茉莉は少し腰を浮かせて、颯人の身体に向かって小刻みに動かした。
中に入れてはいないが手の擦りよりも激しく擦られて、颯人はその刺激に耐えられなかった。
「っ!先…せ、やぁっ!」
「颯人、イきそう?」
「あっ、あっ!」
「いい…よ、出して」
「ふぁっ、ああっっ」
「っ…!」
ほぼ同時に、お互いの性器から勢いよく溢れ出る。
手の中にも手の甲にも、へその上にまで茉莉と颯人が出した体液が混ざりながら身体を汚した。
(気持ち良すぎるっ)
茉莉は颯人にキスを促した。
颯人は肩で息をしながら、茉莉のキスに答えた。
少ししてから、颯人が言った。
「…自分でするよりも、良かった」
茉莉は、颯人の顔全体にキスを落としながら聞いた。
「颯人…自慰してるのか?」
「溜まったら…するけど、あまりしない」
「…あまり、しないのか」
心の中で、ガッツポーズをしてしまった。
「…気持ち良かった?」
駄目な大人は、再度確認してしまう。
「…うん、気持ち良かった」
颯人は煽り上手なのかもしれない。
律儀に答える颯人に、しつこいくらいキスをしたのは言うまでもない。
「ふぁっ!」
強い刺激に、颯人は喘いだ。
「颯人っ」
堪らずにキスをした。
身体がビクビクと震えているが、握っている性器は離さずに茉莉が颯人にしている様に触ってくる。
「はっ、あ…」
「んぁっ、あぁっ」
お互いが夢中になって、キスをして触りあう。
恋人同士がよくすることを今、してはいるが…。
(恋人では…ない)
それでも、目の前の快楽に勝てず颯人の足の間に身体を入れて、茉莉は颯人の性器に自分の性器を合わせた。
「颯人、両方とも持って」
「んっ…」
颯人が、自身のと茉莉のを握る。
その上から、茉莉は手を重ねた。
お互いの先走りで擦っても痛くなく、むしろ気持ち良すぎる状態になっていた。
「はぁっ!…ぁっ」
「あっ、あ…んっ」
手の中でクチュックチュッと音が聞こえ、耳元で颯人の喘ぎ声が聞こえる。
「ふぁっ、あっ!んんっ」
ぎこちない颯人の動きに、容赦なく茉莉は擦り続けた。
颯人の身体が小刻みに揺れる。
(可愛いっ…)
茉莉は首を傾けて、颯人のうなじや首にキスをしていった。
颯人が快楽で身体に力が入らなくなっていて、茉莉の身体にもたれかかってきたが、向かい合った形で座ったお陰でお互いの性器が擦りやすい。
(すごく気持ち良さそうな顔をしているのに…声を時々我慢してるのが、たまらない!)
さっきから、茉莉は颯人がいとおしく感じていた。
自分の好きな人が自分の腕の中で、気持ち良くなっている姿に興奮が収まらない。
(ヤバイな…もう、イきそう)
颯人も余裕がなさそうにしている。
茉莉は少し腰を浮かせて、颯人の身体に向かって小刻みに動かした。
中に入れてはいないが手の擦りよりも激しく擦られて、颯人はその刺激に耐えられなかった。
「っ!先…せ、やぁっ!」
「颯人、イきそう?」
「あっ、あっ!」
「いい…よ、出して」
「ふぁっ、ああっっ」
「っ…!」
ほぼ同時に、お互いの性器から勢いよく溢れ出る。
手の中にも手の甲にも、へその上にまで茉莉と颯人が出した体液が混ざりながら身体を汚した。
(気持ち良すぎるっ)
茉莉は颯人にキスを促した。
颯人は肩で息をしながら、茉莉のキスに答えた。
少ししてから、颯人が言った。
「…自分でするよりも、良かった」
茉莉は、颯人の顔全体にキスを落としながら聞いた。
「颯人…自慰してるのか?」
「溜まったら…するけど、あまりしない」
「…あまり、しないのか」
心の中で、ガッツポーズをしてしまった。
「…気持ち良かった?」
駄目な大人は、再度確認してしまう。
「…うん、気持ち良かった」
颯人は煽り上手なのかもしれない。
律儀に答える颯人に、しつこいくらいキスをしたのは言うまでもない。
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
反抗期真っ只中のヤンキー中学生君が、トイレのない課外授業でお漏らしするよ
こじらせた処女
BL
3時間目のホームルームが学校外だということを聞いていなかった矢場健。2時間目の数学の延長で休み時間も爆睡をかまし、終わり側担任の斉藤に叩き起こされる形で公園に連れてこられてしまう。トイレに行きたかった(それもかなり)彼は、バックれるフリをして案内板に行き、トイレの場所を探すも、見つからず…?
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
わかんない
こじらせた処女
BL
運動も勉強も人並み以上にできる、保田穂志(やすだほし)は、小学校でも優等生扱いを受けていた。しかし、彼は気づいてしまう。先生は、真面目にやっている生徒よりも、問題のある生徒につきっきりであるという事実に。
同じクラスの与田は、頭も運動神経も悪く、おまけに人ともまともに喋れない。家庭環境の悪さのせいだと噂になっているが、穂志の家庭も人ごとに出来ないくらいには悪かった。経済的には困窮していない。父親も母親もいる。しかし、父親は単身赴任中で、それを良いことに母親は不倫三昧。そこに穂志の話を聞いてもらえる環境はない。まだ10歳の子供には寂しすぎたのである。
ある日の放課後、与田と先生の補習を見て羨ましいと思ってしまう。自分も与田のようにバカになったら、もっと先生は構ってくれるだろうか。そんな考えのもと、次の日の授業で当てられた際、分からないと連呼したが…?
SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」
ryuuza
BL
ゲイ向けヒーロー凌辱小説。男の乳首フェチに特化した妄想エロ小説です。ゲイ向けですが、女性の読者も大歓迎です。ただし、話が進むにつれて表現が過激になっていきます。スカトロ、フィストあり。要注意です。基本、毎日19時に投稿しています。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
貢がせて、ハニー!
わこ
BL
隣の部屋のサラリーマンがしょっちゅう貢ぎにやって来る。
隣人のストレートな求愛活動に困惑する男子学生の話。
社会人×大学生の日常系年の差ラブコメ。
※現時点で小説の公開対象範囲は全年齢となっております。しばらくはこのまま指定なしで更新を続ける予定ですが、アルファポリスさんのガイドラインに合わせて今後変更する場合があります。(2020.11.8)
■2024.03.09 2月2日にわざわざサイトの方へ誤変換のお知らせをくださった方、どうもありがとうございました。瀬名さんの名前が僧侶みたいになっていたのに全く気付いていなかったので助かりました!
■2024.03.09 195話/196話のタイトルを変更しました。
■2020.10.25 25話目「帰り道」追加(差し込み)しました。話の流れに変更はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる