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オマケ
オマケ 2
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生徒会室のドアを開けると、茉莉と颯人と天がいた。
「お疲れ様~って…どうした、愁!」
愁の姿に、茉莉が驚いていた。
「いえ…食堂の御三方に、からかわれまして…」
(からかわれたの?)
咲には、全くわからない。
「からかわれた?」
「スタミナ料理を出すって話ですよね?」
咲が言うと、茉莉は勘づいた。
「あ~!そっち系ね。愁、ゴムとローションはちゃんと支給されるから安心しろ」
(ごむ?ろーしょん?支給??)
咲の頭は、この単語が変換する事をできないでいた。
「はあ~!!そっち系って、そっちかよ!」
天が怒った。
「天、まだしないからっ」
愁が慌てて言う。
「『まだ』って言うことは、する気があるんだろうが!!」
天は何故か愁には、敬語を話す気はないらしい。
「セックスしない恋人は、いないだろ?」
颯人が淡々と言う。
「颯人、頼むからオブラートに包んでくれ…」
愁は言いながら、肩の力が抜けていた。
(せっ…セッ?!!)
「颯人先輩!咲には、まだ早…」
天が颯人に抗議をしている瞬間に、咲は絶叫した。
「ふあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!」
咲の尋常じゃない声に、愁が慌てる。
「咲!今日は、本当にしないからっ」
急に変換が出来た単語に、咲は驚いた。
(ゴム!ローション!!…セッ!!!!!!!!!!)
咲の頭はキャパ越えをして、ショート寸前だった。
後ろによろけて、愁に抱きかかえられた。
咲の顔も真っ赤っかになる。
「いつセックスしたって、同じだろ?」
淡々と話す颯人に、天が声をあげた。
「俺は、そんなの許してない!」
「颯人、頼むからもう何も言わないでくれ…」
愁が頭を抱えていた。
「颯人、俺達も今夜ベッドで頑張ろうな!!」
茉莉が言うとバシッと、颯人に叩かれていた。
自分の事になると、颯人は照れるらしい。
相変わらずの茉莉の発言に、天が矛先を変えた。
「教師が教育上良くないことを、言わないで下さい!」
咲は、4人のやりとりを聞いて安心した。
(これからこういう風に、この学校で過ごしていくんだね)
そう思い、決断した。
「愁」
顔を上げて愁を見た。
「ん?」
「僕、頑張るね!愁とセッ…」
さすがに恥ずかしすぎてハッキリと言えず、声が小さくなる。
「「「「っ!!!!!!!!!!!!!!」」」」
4人はそんな咲の言葉に、顔を赤くした。
「さ、咲がそれ言ったらダメだ」
「すまない、悪ふざけが過ぎた…」
「無理しなくていいからっ」
「本当に、ごめん!!俺が悪かった!」
混乱した4人の姿が面白くて、咲は笑った。
つられるように4人も笑いだした。
今日は、愁と同じベッドで寝る…。
ドキドキしてしまうが、早く一緒の部屋になりたいと思っていると、愁が微笑みながら手を握ってくれた。
胸が満たされていくのを感じながら咲もまた、愁に微笑んで手を握り返した…。
「お疲れ様~って…どうした、愁!」
愁の姿に、茉莉が驚いていた。
「いえ…食堂の御三方に、からかわれまして…」
(からかわれたの?)
咲には、全くわからない。
「からかわれた?」
「スタミナ料理を出すって話ですよね?」
咲が言うと、茉莉は勘づいた。
「あ~!そっち系ね。愁、ゴムとローションはちゃんと支給されるから安心しろ」
(ごむ?ろーしょん?支給??)
咲の頭は、この単語が変換する事をできないでいた。
「はあ~!!そっち系って、そっちかよ!」
天が怒った。
「天、まだしないからっ」
愁が慌てて言う。
「『まだ』って言うことは、する気があるんだろうが!!」
天は何故か愁には、敬語を話す気はないらしい。
「セックスしない恋人は、いないだろ?」
颯人が淡々と言う。
「颯人、頼むからオブラートに包んでくれ…」
愁は言いながら、肩の力が抜けていた。
(せっ…セッ?!!)
「颯人先輩!咲には、まだ早…」
天が颯人に抗議をしている瞬間に、咲は絶叫した。
「ふあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!」
咲の尋常じゃない声に、愁が慌てる。
「咲!今日は、本当にしないからっ」
急に変換が出来た単語に、咲は驚いた。
(ゴム!ローション!!…セッ!!!!!!!!!!)
咲の頭はキャパ越えをして、ショート寸前だった。
後ろによろけて、愁に抱きかかえられた。
咲の顔も真っ赤っかになる。
「いつセックスしたって、同じだろ?」
淡々と話す颯人に、天が声をあげた。
「俺は、そんなの許してない!」
「颯人、頼むからもう何も言わないでくれ…」
愁が頭を抱えていた。
「颯人、俺達も今夜ベッドで頑張ろうな!!」
茉莉が言うとバシッと、颯人に叩かれていた。
自分の事になると、颯人は照れるらしい。
相変わらずの茉莉の発言に、天が矛先を変えた。
「教師が教育上良くないことを、言わないで下さい!」
咲は、4人のやりとりを聞いて安心した。
(これからこういう風に、この学校で過ごしていくんだね)
そう思い、決断した。
「愁」
顔を上げて愁を見た。
「ん?」
「僕、頑張るね!愁とセッ…」
さすがに恥ずかしすぎてハッキリと言えず、声が小さくなる。
「「「「っ!!!!!!!!!!!!!!」」」」
4人はそんな咲の言葉に、顔を赤くした。
「さ、咲がそれ言ったらダメだ」
「すまない、悪ふざけが過ぎた…」
「無理しなくていいからっ」
「本当に、ごめん!!俺が悪かった!」
混乱した4人の姿が面白くて、咲は笑った。
つられるように4人も笑いだした。
今日は、愁と同じベッドで寝る…。
ドキドキしてしまうが、早く一緒の部屋になりたいと思っていると、愁が微笑みながら手を握ってくれた。
胸が満たされていくのを感じながら咲もまた、愁に微笑んで手を握り返した…。
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